札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『洋画』タグの付いた投稿

映画 『パリより愛をこめて』



前作 『96時間』 に引き続き、製作リュック・ベッソン
ピエール・モレル監督の黄金コンビがまたまた
やってくれました。 

ジョナサン・リース・マイヤーズジョン・トラボルタ
パリを舞台にド派手な銃撃戦やカー・アクションを繰り
広げる痛快アクション。 

パリの米大使館員で、裏の顔はCIAの見習い捜査官・
リースを演じる男前なジョナサンがかすんでしまうくらい、
相棒の捜査官・ワックス演じるトラちゃんの存在感がスゴイ!
 
破天荒でスキンヘッドの見た目から反則ですが(笑)
アクションにキレがあって、めちゃめちゃカッコイイの。

ガンアクションも見応えがありますが、アウディの
カーチェイスシーンは必見。 トラちゃんのバズーカ
持って箱乗りは笑えるし、ドライバーさんのキャラも◎。

このタイトルって?と思ったら 『007/ロシアより愛をこめて』 に
オマージュを捧げているんですねぇ。
他にも、『ベスト・キッド』 や 『パルプ・フィクション』
などのオマージュが盛り込まれていて思わずニヤリ。

パリより愛をこめて   「公式サイト」
パリのアメリカ大使館に勤務し、人も羨む生活を送っているリースだったが、
彼の裏の顔はCIAの下級職員で、夢は正真正銘のエージェントになることだった。
そんなある日、CIAからリースにある事件の捜査指令が下り、ワックスというスキン
ヘッドの男とコンビを組むことになる。


原題:From Paris with Love
監督:ピエール・モレル
製作:リュック・ベッソン、インディア・オズボーン
出演:ジョン・トラヴォルタ/ジョナサン・リス=マイヤーズ
    カシア・アナ・スムートニアック/リチャード・ダーデン  ほか
上映時間:1時間35分   <R-15>

■ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道で上映中 


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映画 『運命のボタン』



う~ん、久しぶりに訳の分からない映画だった。

ボタンを押せば大金が手に入るが、代わりに見知らぬ
誰かが死ぬという究極の選択を迫られた夫婦の物語。

予告を観た感じでは、シンプルで面白そうなサスペンス
だなぁと思っていたのですが、アレレレ? そっち?

無駄に複雑なストーリー展開に疑問だらけ...。
あ~不完全燃焼っ。

シリアスな役柄のキャメロン・ディアスも良いけれど
元気でキュートな役の方がイイなぁ。

運命のボタン   「公式サイト」
郊外の町に暮らすノーマとアーサーの夫婦のもとに、奇妙な赤いボタンが付いた箱が
届く。その日の夕方、謎の男がノーマを訪れ、「24時間以内にボタンを押せば1億円
が手に入るが、代わりに見知らぬ誰かが死ぬ」という究極の選択を提示する。苦しい
生活から、夫婦はボタンを押すべきか否か悩むのだが...。


原題:The Box
監督・脚本:リチャード・ケリー
原作:リチャード・マシスン
出演:キャメロン・ディアス/ジェームズ・マースデン/フランク・ランジェラ  ほか
上映時間:1時間55分

■ディノスシネマズ札幌劇場 にて上映中


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映画 『アリス・イン・ワンダーランド』



遅ればせながら、やっとこ バートン流アリスを 「3D」 で観てきました。

「3D」 を観るなら東宝プラザさんのドルビー3Dと決めて
いたのですが、こんな時に限って、「ものもらい」でメガネ着用中。
まさかの メガネ on 眼鏡...(汗)



しか~し、
ドルビー3Dメガネは軽~いっ!
鼻が痛くない、目が疲れにくい!
そしてなんといっても、
映像が美しい!
音も良くなってるっ!

アバター』 2回と 『タイタンの戦い』 の3Dは何だったんだろう?
ドルビー3Dで見直したいくらい。 
7月10日~公開の 『トイ・ストーリー3』 もドルビー3Dに決定かもっ。

さて、肝心のバートン流アリスですが...



巷の評判がイマイチなので、期待せずに観たの
ですが(失礼っ)、躊躇していた自分がバカでした。

ティム・バートン作品にしては、ダークさが控えめ
ですが、独特なシュールな世界と色彩美を楽しむ
ことができたて大満足。

ワンダーランドに住んでいるキャラクターたちが
みんなツボだったなぁ(笑)
マッド・ハッターを演じるジョニー・デップもインパクト
があるけど、赤の女王を演じるヘレナ=ボナム・カーター
の存在感は抜群。 何から何までデカすぎっ(笑)
『眺めのいい部屋』 の頃はコス・プレ作品に多く出演
していたのに、今やすっかりキワモノ女優...
バートンの影響力恐るべし。

ストーリーは今ひとつですが、ビジュアルを楽しめ
たので3Dで観た甲斐がありました。
 

アリス・イン・ワンダーランド   「公式サイト」
19歳に成長したアリスは、幼い日に地下世界を冒険したことを忘れていたが、
ある日、洋服を着た白ウサギを目撃し、その後を追って再び地下世界へ。
するとそこは独善的な赤の女王に支配されていた。


原題:Alice in Wonderland
監督:ティム・バートン
原作:ルイス・キャロル
出演:ミア・ワシコウスカ/ジョニー・デップ/ヘレナ・ボナム=カーター
    アン・ハサウェイ  ほか
上映時間:1時間49分

■東宝プラザ,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
 ほか全道で上映中


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映画 『17歳の肖像』



本年度アカデミー賞にノミネートされた作品が
続々公開されるなか、少々地味な印象の
17歳の肖像』 を100マイルさん枠で観賞。

1961年のロンドンを舞台に、女子高生が
年上の男性との恋を通して成長していく姿を
描くビターな青春映画。

主演のキャリー・マリガンの魅力も含めた、
良い作品です。

多感な年頃の瑞々しさとヒリヒリとした感じを
繊細なタッチで描いた本作を観ていると、
しみじみ懐かしさを感じました。

特別なストーリーではないけれど、(ワタシを含め)
かつて17歳だった女性なら少なからず主人公に
共感できるのではないでしょうか?

注目は、少女から大人の女性へ成長していく
主人公ジェニーを見事に演じ、アカデミー賞主演
女優賞にノミネートされた キャリー・マリガン

一見どこにでもいそうな(失礼っ)普通っぽい顔立ち
なのに、表情が豊かでチャーミング。 髪をアップにした
姿は、ヘップバーンの再来というのも頷けます。 

当時のキュートなファッションやカルチャーも見逃せません。

17歳の肖像   「公式サイト」
1961年、16歳のジェニーは、ロンドン郊外の街で平凡で退屈な日々を送っていた。
父は成績優秀な娘をオックスフォード大学に進学させようと躍起になり、彼女はその
ことに反発を覚えていた。そんなある日、彼女はデイヴィッドという年上の男性と出会う。


原題:An Education
監督:ロネ・シェルフィグ
原作:リン・バーバー (回想録「An Education」)
出演:キャリー・マリガン/ピーター・サースガード/アルフレッド・モリーナ
    ドミニク・クーパー/ロザムンド・パイク/オリヴィア・ウィリアムズ
    エマ・トンプソン ほか
上映時間:1時間40分

■札幌は 5月8日(土)より ユナイテッド・シネマ札幌にてロードショー 


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映画 『プレシャス』



第82回アカデミー賞で作品賞含む主要6部門に
ノミネートされ、助演女優賞(モニーク)と脚色賞を
受賞した 『プレシャス』 を観賞。

重いテーマをただのお涙ちょうだいモノに仕上げて
いないのが素晴らしい。

本作の主人公は、容姿がものすごい肥満体型で
読み書きもできず、父親にレイプされ16歳で2度目
の妊娠。母親からは激しい虐待を受けている黒人少女・
プレシャス(ガボレイ・シディベ)。

救いようがないくらい過酷で悲惨な状況のなかで、
「教育」によって前向きにたくましく生きるヒロインの
姿が心を打つ。 ラストシーンは清々しい。

新人とは思えないくらい堂々とヒロイン・プレシャスを
演じるガボちゃんと、鬼母を演じるモニーク
存在感と演技力は圧巻。

完全にスターオーラを消したレニー・クラヴィッツ
スッピンのマライア・キャリーにも注目です。 

プレシャス   「公式サイト」
1987年のニューヨーク・ハーレムで、両親の虐待を受けながら希望のない
日々を生きる黒人少女プレシャス。レイン先生に読み書きを習い、つたない
文章で自分の心情を綴り始めたプレシャスは、ひたむきに人生の希望を
見出していく。


原題:Precious: based on the novel “Push”by Sapphire
監督:リー・ダニエルズ
出演:ガボリー・シディベ/モニーク/マライア・キャリー
    レニー・クラビッツ/ポーラ・パットン ほか
上映時間:1時間49分  <R-15>

ディノスシネマズ札幌劇場 ほか全道でロードショー 


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