札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『洋画』タグの付いた投稿

映画 『恋するベーカリー』



メリル・ストリープ主演で、『恋愛適齢期』『ホリデイ』 の
ナンシー・マイヤーズが監督がということで、美味しそうな
パンが沢山出てくる大人のラブコメを期待して試写会へ。

笑える大人のラブコメですが、邦題とフライヤーにやられた。
美味しそうなベーカリーのシーンが少ないっ。

そう原題は「It's Complicated(複雑)」ですから。

ラブコメといっても、下ネタ満載、『SATC』 を彷彿させる
赤裸々トークが多いので、ある程度の年齢や経験を重ねて
いないと笑えないと思う。

メリル・ストリープは揺れる熟女女心をチャーミングに
熱演。 珍しく?きわどいシーンも多いのに、いやらしく
ないのは大女優の貫禄?
巻物好きとしては、さらりと巻いたストール(特にmatta)
に目が釘付け。 大人のファッションが素敵です。

共演は、第82回アカデミー賞授賞式でW司会を務める
アレック・ボールドウィンスティーブ・マーティン
対照的なオヤジ男性を演じる2人にも注目です。

(ちなみにメリルは『ジュリー&ジュリア』で主演女優賞に
ノミネート! 今回で通算15回のノミネートってスゴすぎっ!)

邦題はイマイチですが、あまり深く考えずに楽しんじゃいましょう。

恋するベーカリー   「公式サイト」
3人の子供を立派に育て上げたシングルマザーのジェーンは、ニューヨークの
有名ベーカリーの経営者。仕事もプライベートも充実しているが、なにか心が満た
されない日々を送っている。そんなある時、ジェーンは10年前に別れた元夫の
弁護士ジェイクと再会し...。


原題:It's Complicated
監督・脚本:ナンシー・マイヤーズ
出演:メリル・ストリープ/アレック・ボールドウィン/スティーブ・マーティン/
    ジョン・クラシンスキー/リタ・ウィルソン ほか
上映時間:2時間   <R-15>

■2010年2月19日(金)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 


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映画 『インビクタス/負けざる者たち』



巨匠 クリント・イーストウッド の記念すべき
監督30作目は、実話を基に描いた 『インビクタス』 。
一足お先に試写会観賞。

昨年も 『チェンジリング』 『グラン・トリノ』 とハズレなしの
イーストウッド監督が、モーガン・フリーマン
マット・デイモンとタッグを組んだオスカー受賞者
揃い組み。 これは期待しちゃうでしょう。

南アフリカ初の黒人大統領に就任したネルソン・マンデラが
自国の弱小ラグビーチームを立て直し、人種差別や
経済格差を乗り越え国を一つにまとめていく奇跡の物語。

印象としては、イーストウッドらしからぬ? ストレートで
爽やかな作品に少々物足りなさも感じましたが、迫力の
ラグビーシーンやマンデラ氏の人間的な魅力など、
最後まで見応えがあり素直に感動しました。

ノーサイドの精神(試合が終われば敵味方はない)は
万国共通。 勇気が沸いてくる映画です。

インビクタス 負けざる者たち】   「公式サイト」
南アフリカ初の黒人大統領となったネルソン・マンデラは、アパルトヘイトによる
人種差別や経済格差をなくすためラグビーチームの再建を計画。自国で開催
されるW杯に向け、チーム主将ピナールをお茶に招待する。


原題:Invictus
監督:クリント・イーストウッド
原作:ジョン・カーリン音楽:カイル・イーストウッド
出演:モーガン・フリーマン/マット・デイモン/トニー・キゴロギ/
    ジュリアン・ルイス・ジョーンズ/スコット・イーストウッド ほか
上映時間:2時間14分

■2月5日(金)より
スガイシネプレックス札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道でロードショー 


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映画 『Dr.パルナサスの鏡』



ダークナイト』 でオスカーを受賞したヒース・レジャー
遺作となった作品 『Dr.パルナサスの鏡』を鑑賞。

物語は、人々の欲望を具現化する不思議な鏡「イマジ
ナリウム」をめぐる摩訶不思議なファンタジー。

鬼才 テリー・ギリアム監督らしい独特の世界観や、
圧倒的な映像美は健在。
ヒースへの追悼の想いがつまった作品です。

撮影中に亡くなったヒース・レジャーの役(鏡の中の主人公)を
ジョニー・デップジュード・ロウコリン・ファレル
3人が演じ分けているのですが、三者三様の魅力に釘付け。 

ヒースとの強い絆を感じる奇跡の共演に感謝感激!

BOY A』 のアンドリュー・ガーフィールド に注目して
いたのですが、ヒースの影にかすんじゃったかなぁ。

クセがあるので好みが分かれそうですが、断然 スクリーン
向きの作品です。  ヒース・レジャーの勇姿をお見逃しなく。

Dr.パルナサスの鏡   「公式サイト」
旅芸人一座の座長・パルナサス博士は悪魔に唆され、16歳になる娘・ヴァレンティナを
彼に差し出すという契約をしてしまう。16歳の誕生日を目前にしたある日、ヴァレンティナは
記憶を無くした青年・トニーと出会う。彼の助けを得て、博士はヴァレンティナを守ろうと
するのだが...。


原題:The Imaginarium of Doctor Parnassus
監督:テリー・ギリアム
出演:ヒース・レジャー/クリストファー・プラマー/ヴァーン・トロイヤー/
    アンドリュー・ガーフィールド/リリー・コール/トム・ウェイツ/
    ジョニー・デップ/コリン・ファレル/ジュード・ロウ ほか
上映時間:2時間4分   <PG-12>
  
■ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道で上映中 


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映画 『ラブリーボーン』



アリス・シーボルトのベストセラー小説 『ラブリーボーン』 を、
製作総指揮 スティーブン・スピルバーグ、監督は
『ロード・オブ・ザ・リング』 シリーズのピーター・ジャクソン
が映画化。 一足お先に試写会観賞。

殺害された14歳の少女(スージー)の目線や気持ちを
通して描いた斬新かつ繊細な作品なのですが、
スピリチュアル・ファンタジー? サスペンス?
好みが分かれそうな作品です。

主人公・スージーを演じるのは、『つぐない』 でキーラの
妹を演じ、13歳ながらアカデミー賞助演女優賞にノミネート
された シアーシャ・ローナンちゃん。 大人になったねぇ(笑)
美しさと演技に磨きがかかって、これからが楽しみ。

スージーの両親を演じるのは、マーク・ウォルバーグ
レイチェル・ワイズ、おばあちゃん役がスーザン・
サランドンと、超豪華なのに見所がいまひとつ。
スタンリー・トゥッチの怪演は印象的。

キャストも良いし映像も美しいのですが、アレもコレも
詰め込みすぎ。 終わり方もスッキリしないし、
感動的な宣伝に期待しすぎました。

ラブリーボーン   「公式サイト」
学校帰りに事件に巻き込まれ命を落とした14歳の少女スージー。少女は天国から
愛する家族を見守り続け、殺人者に対する家族の復讐心が癒えることを祈るが…。


原題:The Lovely Bones
監督:ピーター・ジャクソン
原作:アリス・シーボルト
脚本:フラン・ウォルシュ/フィリッパ・ボウエン/ピーター・ジャクソン
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ
出演:シアーシャ・ローナン/マーク・ウォールバーグ/レイチェル・ワイズ
    スーザン・サランドン/スタンリー・トゥッチ ほか
上映時間:2時間15分

1月29日(金)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 


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映画 『キャピタリズム ~マネーは踊る~』



『ボウリング・フォー・コロンバイン』で銃社会を、
『華氏911』ではイラク戦争を起こしたブッシュ政権、
『シッコ』では医療問題と、アメリカ社会の闇を
ズバズバと斬ってきたマイケル・ムーア監督。

本作のテーマはタイトル通り、キャピタリズム(資本主義)。
アメリカ経済のカラクリをムーア流にユーモアを交えて
分かりやすく暴いていく。

テンポが良くて面白く、経済の勉強にもなった
のですが、ドキュメンタリーの2時間越えは長い。

M・ムーアの名が知れ渡ったせいか、アポなし
突撃取材シーンが減ったような気がする。

次回作も期待しているので頑張ってね、M・ムーア!

キャピタリズム ~マネーは踊る~   「公式サイト」
2008年9月15日、リーマン・ブラザーズの経営破綻は大規模な金融危機を
引き起こし、世界経済は100年に一度と言われる同時大不況に陥った。
アメリカでは住宅市場の大暴落と企業や銀行の倒産で、自宅や職を失う
人々が続出。本作を撮影中だったムーア監督は、$マークのついた大袋を
手にウォール街へと突入して行く。


原題:Capitalism: A Love Story
監督:マイケル・ムーア
出演:マイケル・ムーア ほか
上映時間:2時間7分

■スガイシネプレックス札幌劇場 にて上映中


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