札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『洋画』タグの付いた投稿

映画 『2012』



マヤ暦による2012年終末説を題材に、『インデペンデンス・デイ』や
『デイ・アフター・トゥモロー』のローランド・エメリッヒ監督が手掛ける
超大作映画試写会へ行ってきました。


全米公開前ということで入場前に
セキュリティチェックがあり、
録音・録画機器の持込禁止。
携帯電話を受付に預け、
持ち物検査、金属探知機による
ボディチェックと厳戒態勢。

←これが携帯電話預り袋です。

地球滅亡を目前にした人々が必死に逃げまどう、いわゆる
パニック・ディザスター(自然災害)映画。

人類滅亡やディザスターものって、気になっちゃって
ちょいちょい観てしまうですが、トレーラーが一番面白かったり
するじゃないですか? 
でも本作は、いろいろな意味で本編の方が面白い!

超大作だけあって、これまで観たこともないような迫力の
映像にハラハラドキドキ。 正直、映像以外はどこかで観た
ような設定・内容だったり、ツッコミどころ満載のため、ワタシ
には全体がチープに見えてしまったのですが、一般受けする
作品だと思います。(デートムービーにもおすすめっ)

余談ですが、キャストに「さかなクン」似の青年がいます!?
ワタシはツボに入ってしまいました(笑) 探してみてねっ。

2012   「公式サイト」
2009年、リムジン運転手のジャクソン・カーティスは、子どもたちとの旅行を楽しんでいた。
ところが、偶然湖底に沈む巨大な研究施設を発見し、地球が滅亡に向かっていることを
知る。この危機から逃れる手はないものかと模索するジャクソンだったが、すでに天災は
地球上の至るところで起こり始めていた。


監督・脚本・製作総指揮: ローランド・エメリッヒ
出演:ジョン・キューザック/アマンダ・ピート/ダニー・グローヴァー/
    オリヴァー・プラット/タンディ・ニュートン/キウェテル・イジョフォー/
    ウディ・ハレルソン/トム・マッカーシー  ほか
上映時間:2時間38分

11月20日(金)前夜祭11月21日(土)より
スガイシネプレックス札幌劇場,ディノスシネマ,ユナイテッド・シネマ札幌
札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 


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映画 『湖のほとりで』



『ニュー・シネマ・パラダイス』『ライフ・イズ・ビューティフル』
を抜いて、イタリアのアカデミー賞といわれる「ダヴィッド・
ディ・ドナテッロ賞」で史上最多の10部門受賞した話題作
『湖のほとりで』を鑑賞。2作に比べると、華やかさに欠ける
静かな作品ですが、なかなかの秀作でした。

小さな村を舞台に湖のほとりで、美しい少女アンナの
死体が発見されたことから、事件を追う刑事サンツィオの
捜査を通して、人々の苦悩が露となる物語。

犯人探しをするミステリーというより、家族をテーマに
人間心理ついたドラマ性が強い。

ストーリーは淡々と進むのですが、演出が匠。
意味深でミステリアスな冒頭から惹き込まれ、
登場人物が全員怪しく見えてくるから不思議。
北イタリアの森や湖の景色がただただ美しい。

湖のほとりで   「公式サイト」
イタリアの田舎町の湖のほとりで美しい少女アンナの死体が発見される。
刑事は争った形跡がないことから顔見知りの犯行と推測。捜査を進めるうちに、
住民たちの複雑な人間関係や、知られざる家族の問題が明らかになっていく。


原題:La ragazza del lago
監督:アンドレア・モライヨーリ
原作:カリン・フォッスム
出演:トニー・セルヴィッロ/ヴァレリア・ゴリノ/オメロ・アントヌッティ
    ファブリツィオ・ジフーニ  ほか
上映時間:1時間35分

■シアターキノにて上映中


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映画 『正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官』



ハリソン・フォードが主演とくれば、お気軽ヒーロー映画と
思いがちですが...イイ意味で裏切られました。

ロサンゼルスを舞台に不法入国問題にスポットを当て、
移民達の様々なエピソードが展開する見応え十分の
社会派・現像劇。

9・11以降のアメリカがリアルに描かれていて胸が痛い。
「不自由の国」...考えさせられる映画でした。

ハリソン・フォードがヒーローイメージを封印した、
抑えめ演技が良かった。 歳相応?な役柄と、
出演シーンが控えめだったのも◎。 
ハリソン以外のキャストも地味に豪華で見応えあり。
個人的には、『アクロス・ザ・ユニバース』や
『ラスベガスをぶっとばせ』『ブーリン家の姉妹』に出演していた
ジム・スタージェスの爽やかな笑顔と歌声を聞けたのがうれしい。
パイレーツ・ロック』 に続き、英国俳優LOVEです(笑)

正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官】   「公式サイト」
ロサンゼルス。移民局I.C.E.に務めるベテラン捜査官のマックスは、不法滞在者の
取り締まりが任務。ある日彼は、同僚の妹とともに殺された男が偽造グリーンカード
を持っていたことを知り、独自に調査を進めて行く。


原題:THE WRESTLER
監督・製作・脚本:ウェイン・クラマー
出演:ハリソン・フォード/レイ・リオッタ/アシュレイ・ジャッド
    ジム・スタージェス/クリフ・カーティス  ほか
上映時間:1時間53分

■シアターキノにて上映中


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映画 『パイレーツ・ロック』

pirates rock

『ラヴ・アクチュアリー』を手掛けたリチャード・カーティス監督が
60年代英国の海賊ラジオ局を描いた映画 『パイレーツ・ロック』。

てっきり主役がジャック・ブッラクだと思い込み、スルーしようと
思っていたら、フィリップ・シーモア・ホフマンじゃないですか!
それは観てみましょうと...。ジャック・ブラックには申し訳ないけど
キャスティングが良くて面白かった~!

実はキャステングをチェックしていなかったのですが、アノ人が
出てる、コノ人も出てる...といった感じでかなり楽しめました。

ノリノリハイテンションなDJのザ・カウントを演じるのは
オスカー俳優 フィリップ・シーモア・ホフマン
クエンティン役は『パイレーツ・オブ・カリビアン』でおなじみの
ビル・ナイ。 渋くて良いわぁ。 ダンス最高。
カリスマDJ・ギャヴィン役は、『ノッティングヒルの恋人』の
リス・エヴァンス だし、おデブなのにモテモテDJ・デイヴは、
ホット・ファズ』のニック・フロストじゃないのと思えば、
ケネス・ブラナーも出ていたりと超豪華。
ワタシのお気に入りは、寡黙なモテモテDJ・マーク役の
トム・ウィズダム。 カッコイイ~!

高校を退学になったカール(トム・スターリッツ)の母親役が
あの人だったなんて...気が付かなかった自分にショック。

UKロック好きにはたまらないし、カラフルなファッションも見どころ。
エンドクレジット後もお見逃しなく。

パイレーツ・ロック   「公式サイト」
1966年、ロック・ミュージック全盛期のイギリス。BBCラジオは1日に45分しかポピュラー・
ミュージックを放送しない中、24時間年中無休で流行の音楽を流す海賊ラジオ局
「ラジオ・ロック」が存在していた。その局はイギリス国民に圧倒的な支持を受けて
いた。しかしその一方、政府はこの海賊ラジオ局を潰そうと画策していた。


原題:The Boat That Rocked
監督・脚本:リチャード・カーティス
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン/ビル・ナイ/リス・エヴァンス
    ニック・フロスト/ケネス・ブラナー/トム・スターリッジ  ほか
上映時間:2時間15分  <PG12>

■スガイシネプレックス札幌劇場にて上映中


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映画 『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』

ososhiki

笑った笑った。これは面白かった~。

実はスルーしようか迷っていたのですが、観て正解!
笑えてホロリとするハートフル・コメディ。
地味に大穴かも(笑)

物語は主人公のダニエルを中心に、父親のお葬式に
集まった訳あり家族による面白おかしいドタバタ劇。
伊丹十三監督の『お葬式』を思い出しちゃった。

メジャーな俳優が出ている訳じゃないのに、キャスティングが
絶妙で上手くまとまっている。 この人、あの映画に出てた人
じゃない?とか考えながら観るのも楽しい(笑)

ブリティッシュ・コメディ好きにおすすめですっ。 

ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式   
父親の葬儀の朝、喪主を務めるハウエルズ家の長男ダニエルは、新居の準備金
のことや、久しぶりに会う小説家の弟・ロバートと顔を合わせることに頭を重くして
いた。ダニエルの従妹マーサは、婚約者のサイモンをどうやって父親に紹介する
かで頭がいっぱい。それぞれの思惑が渦巻く中、ハウエルズ家の葬儀に家族、
親戚、友人たちが集う。


原題:Death at a Funeral
監督:フランク・オズ
出演:マシュー・マクファディン/アラン・テュディック/ピーター・ディンクレイジー
    ルパート・グレイヴス/デイジー・ドノヴァン ほか
上映時間:1時間30分
「公式サイト」

■スガイシネプレックス札幌劇場 にて上映中 

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