札幌100マイル

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自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『スガイシネプレックス札幌劇場』タグの付いた投稿

映画 『ターミネーター4』 100マイル試写会



ターミネーター4
2018年。人類の滅亡を狙う機械軍(スカイネット)が起した核戦争「審判の日」から10年が
経った。ジョン・コナーは生き残った人間たちによる抵抗軍の指導者を引き受け、スカイネット
との戦いを決意する。ある日、ジョンは謎の男マーカス・ライトと出会う。彼の体は半分が
人間で、半分ターミネーターだった。敵か見方か、マーカスは記憶を失くしていた。


新たな3部作として再始動することになった『ターミネーター』。
新シリーズの幕開けは、「審判の日」以降、人類の存亡をかけて
スカイネットと戦うジョン・コナーの運命を描いた人間ドラマ。

見所は、マーカスと呼ばれる謎めいた新キャラクターの登場や、
『トランスフォーマー』なみにスケールアップした様々なターミネーターが
見られること。 お気に入りは、バイク型の「モトターミネーター」。

ジョン・コナー役は『ダークナイト』のクリスチャン・ベイル
演技派だけど、華に欠けるというか...今作も「引き立て役」になっています。
「I will be Back!」のセリフもなんだかなぁ。
期待していたシュワちゃん(カナダ人ボディービルダー、ローランド・
キッキンジャーの体にシリーズ1作目のシュワちゃんの顔をCG合成)の
登場シーン同様、ちょっと残念...。

大注目は、謎の男 マーカス・ライトを演じた新星サム・ワーシントン
ジェームズ・キャメロン監督の次回作『Avatar』の主演が決まっている注目株。
『L.A.コンフィデンシャル』でラッセル・クロウを見たときのような、
男臭くて、ちょっと無骨な感じにときめきました。カッコイイ~。

そしてもう一人、1984年の『ターミネーター』ではマイケル・ビーンが
演じていたカイル・リース役のアントン・イェルチン
スター・トレック』では、ロシア訛りの愛すべきキャラ・チェコフを演じていた彼。
同一人物とは思えない顔つき、演技の違いに驚くはず。今後も要チェック。
スター役のジェイダグレイスちゃんは瞳が印象的で可愛い。

ターミネーターシリーズを予習してからの鑑賞をおすすめします。
(私は映画観賞後に改めて復習したのですが、それもまた楽しかったです)

今年は洋画が元気。これから公開の『トランスフォーマー リベンジ』も気になりますが、
デートムービーには、分かり易いストーリーの『スター・トレック』の方がおすすめかも。
もし、J.J.エイブラムスがターミネーターを監督したら、もっと面白いと思うのですが...。

※6月5日(金)・6日(土)・7日(日)先行上映!

原題:Terminator Salvation
監督:マックG (『チャーリーズ・エンジェル』シリーズ)
脚本:ポール・ハギス/ジョナサン・ノーラン
出演:クリスチャン・ベイル/サム・ワーシントン/アントン・イェルチン
    ブライス・ダラス・ハワード/ヘレナ・ボナム・カーター ほか
上映時間:1時間55分
「公式サイト」

6月13日(土)より
スガイシネプレックス札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道でロードショー 


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映画 『レスラー』 100マイル試写会

wrestler

レスラー
かつて人気プロレスラーだったランディは50代になった今でもスーパーでアルバイトをしながら、
かろうじてプロレスを続けている。ある日、試合直後に心臓発作を起こし、医者から引退を勧告
されてしまう。妻とは離婚し、一人娘のステファニーとも疎遠。好意を持っていたストリッパー・
キャシディにも振られる始末。失意の中、ランディは人生の再起をかけ、再びリングに上がることに...。


かつては人気を極めたが、今や落ち目の50代レスラーの生き様を、
ドキュメンタリータッチで描いた人間ドラマ。 
主演のミッキー・ロークが、栄光と挫折を味わった自らの俳優人生と
重ね合わせて不器用に生きるプロレスラー役を熱演。

プロレスシーンは痛々しいほどリアルで迫力満点。
そしてその裏舞台が見られるのも面白い。 

ミッキー・ローク演じるランディは、ダメ男だけれどレスラー仲間にも
信頼が厚く、子供にも好かれるナイスガイ。 自分の輝ける場所、
生きる意味を求めて、孤独な男の生き様を貫き通す。
寂しい背中、哀愁漂うその姿に胸が熱くなる。
ランディが好意をいだくストリッパーのキャシディも、プライドを持って
体を張って生きている。似たもの同士の2人だから惹かれ合うのかも。

ストリッパーのキャシディを演じたオスカー女優「マリサ・トメイ」は、
その土曜日、7時58分』(現在、「蠍座」にて6/1まで上映中)に引き続き
体当たり演技を魅せる。 オーバー40とは思えないBODYに拍手。

80年代、『ナインハーフ』のヒットにより、セクシー俳優のイメージが
定着していたミッキー・ローク。
(こんな時代もありました。若き日のミッキー・ローク サントリーのCM
その後はボクシングに没頭し、猫パンチで転落人生へ...。
波乱万丈すぎる男の復活劇はとても喜ばしいこと。
これが完全復活であることを願うばかり...。

ミッキー・ロークファンやプロレスファンはもちろんのこと、たぶん絶対
共感できるであろう中年オジサン世代には是非とも観てもらいたい
ミッキー・ロークここにありの感動作です。

原題:THE WRESTLER
監督:ダーレン・アロノフスキー
原作:ダン・ブラウン
出演:ミッキー・ローク/アリサ・トメイ/エヴァン・レイチェル・ウッド ほか
上映時間:1時間49分  R-15
「公式サイト」

6月13日(土)より
スガイシネプレックス札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌 ほか全道でロードショー 


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映画 『守護天使』 100マイル試写会



守護天使
薄給メタボで恐妻家の冴えないサラリーマン・須賀は、一目惚れした
美少女高校生を闇サイトの魔の手から救うべく、幼馴染のチンピラや
ヒキコモリのイケメン青年ら社会のはみ出し者と必死に奔走するのだが...。


数々の映画賞を受賞した傑作 『キサラギ』 の佐藤祐市監督の
最新作とくれば期待度大、観ない訳にはいきません。

お小遣いはワンコイン(500円)、薄給メタボで冴えない中年サラリーマンが
一目惚れした女子高生を、誰も頼んでいないのに勝手に守ろうとする姿を
コミカルに描いた純愛物語。 

主人公・須賀役は、イメージぴったり?のお笑い芸人・カンニング竹山
映画初主演。 主演にしてはビジュアル的に厳しい(ごめんなさい)ですが、
不器用で真面目なサラリーマンを好演。
個人的には某雑誌の撮影シーンがツボ。何気に伏線なので必見(笑) 

雀荘暮らしのチンピラ・村岡を演じる佐々木蔵之介さんはオールバックがステキ。
ヒキコモリのイケメン・大和役の與真司郎くんは、『愛のむきだし』 西島隆弘くんに続く
AAAのメンバー。お目め直しに救われます。

須賀が一目惚れする女子高生役の忽那汐里ちゃんは、ポッキーの
CMで♪おしゃれ番長♪にノッて踊りまくっていた女の子。この子が、まさに
天使って感じでカワイイ~。さすが国民的美少女コンテスト出身。

『赤目四十八瀧心中未遂』や『ヴァイブレータ』の頃から主演作は
全て観ている寺島しのぶさんが、須賀の鬼嫁を怪演?熱演。
意外なハマリっぷりに驚きつつ、オイシイところを持っていく女優魂に拍手。

カッコ悪いけどカッコイイ、中年サラリーマンの姿に
笑いと勇気と希望がもらえるパワームービー。

男子は、須賀=カンニング竹山の一生懸命な姿に共感できるはず。
女子の皆さんは、温かい目で観賞しましょう(笑)

監督:佐藤祐市
原作:上村佑
脚本:橋本裕志
出演:カンニング竹山/佐々木蔵之介/與真司郎/忽那汐里/寺島しのぶ
    柄本佑/日村勇紀/佐野史郎/大杉連 ほか
上映時間:1時間49分
「公式サイト」

6月20日(土)より
スガイシネプレックス札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌 ほか全道でロードショー 

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映画 『天使と悪魔』



天使と悪魔
ロバート・ラングドン教授は謎の秘密結社イルミナティの復活の証拠を発見し
イルミナティが最大の敵とみなすカトリック教会の総本山たるヴァチカンに脅威が
迫っていることを突き止めた。彼はバチカンを救うために現地へ向かう。


ダ・ヴィンチ・コード』 に続く、ロン・ハワード×トム・ハンクスがタッグを組み
宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授の活躍を描いた第2弾。

期待して観た 『ダ・ヴィンチ・コード』 は???でイマイチ楽しめず...
後で原作を読んで理解した苦い経験があるにもかかわらず
『天使と悪魔』も原作未読、イルミナティの予備知識程度で観賞。
こちらは、謎解きというよりアクションを多く取り入れ、『ダ・ヴィンチ・コード』
より分かりやすく、無難に面白いエンターテイメント映画に仕上がっている。

ローマ・ヴァチカンの映像が美しく、町並みや建築物、美術品に目が釘付け。
音楽も素晴らしい。

ラングドン教授が魅力的に描かれていない気もするが、そこはトム・ハンクスの
演技力でカバー。 司祭のカメルレンゴを演じるユアン・マクレガーはハマリ役。
存在感がある演技に注目です。

テンポが良く、二転三転するストーリー。
キャスティングで犯人が読めてしまったのは、ちょっと残念ですが、
原作を読んでいなくても楽しめると思います。

原題:Angel & Demon
監督:ロン・ハワード
原作:ダン・ブラウン
出演:トム・ハンクス/ユアン・マクレガー/アイェレット・ゾラー
    ステラン・スカルスガルド ほか
上映時間:2時間30分
「公式サイト」

札幌シネマフロンティア,ユナイテッド・シネマ札幌,スガイシネプレックス札幌劇場
ほか全道で公開中 


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映画 『リリィ、はちみつ色の秘密』



リリィ、はちみつ色の秘密
1964年の夏、14歳のリリィは10年前に自らの過ちで失った母親の過去を知るべく、
旅立ちを決意する。亡き母の面影を求めてたどり着いた養蜂場のボートライト三姉妹の
もとでひと夏を過ごすことになったリリィ。そこでさまざまな形の愛情を見つけていく。


心に孤独と傷を負った14才の多感な少女リリィが、亡き母の面影を
求めてたどり着いた養蜂家の黒人三姉妹との交流を通じて成長して
いく姿を描いた物語。

女性が魅力的に描かれた、期待以上にイイ映画。 
「愛」がいっぱいで、温かなやさしさに包まれた。

『アイ・アム・サム』 で天才子役としてデビューしたダコタ・ファニング
等身大のリリィを演じる。繊細で健気な演技が涙を誘う。演技上手すぎっ。
安達祐実に似てきたような気もするが、数年後が楽しみな女優さん。

ダコタちゃんを支えるキャストがこれまた素晴らしい。
黒人家政婦のロザリン役に、『ドリーム・ガールズ』のジェニファー・ハドソン
養蜂家ボートライト三姉妹のジューン役を歌姫アリシア・キーズ
メイ役を『ホテル・ルワンダ』のソフィー・オコネドーが好演。
長女オーガスト役を演じたクィーン・ラティファの抜群の存在感と
包容力のある演技は圧巻。

美しい映像の中に、少女の成長と人種差別問題をしっかり描いた作品。
宣伝が少なく単館上映なのは残念ですが、多くに人に観てもらいたい。

原題:The Secret Life of Bees
監督・脚本:ジーナ・プリンス=バイスウッド
原作:スー・モンク・キッド
出演:ダコタ・ファニング/クイーン・ラティファ/アリシア・キーズ
    ジェニファー・ハドソン/ソフィー・オコネドー/ポール・ベタニー
上映時間:1時間50分
「公式サイト」

スガイシネプレックス札幌劇場 ほか全道で公開中 


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