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映画 『ツーリスト』
Posted by bluestar on 2011年3月10日(木) 01:54
アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップが初共演し、
フランス映画 『アントニー・ジマー』 をリメイクした話題作。
2大スターの共演にワクワクしながら観てみると...
アレっ?本当に 『善き人のためのソナタ』 のフロリアン・
ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督の作品なのかしら?
って思うくらい、雑でベタなんですけど...。
見どころは、主演の2人とヴェニスやパリの美しい映像かも。
アンジー姐さんは、文句なく美しい!
エレガントなファッションやしぐさにうっとり。
ジョニデは、パジャマ姿が可愛かったのですが、平凡な
普通の役すぎて、他の俳優でもよかったような...。
う~ん、『食べて、祈って、恋をして』 同様に観光映画と
しては楽しめました。
【ツーリスト】
イタリアへ傷心旅行にやって来たアメリカ人のフランクは、ナゾの美女エリーズと
運命的な出会いを果たす。しかし、彼女と恋に落ちたフランクは、いつしか巨大な
陰謀に巻き込まれていく。
原題:The Tourist
監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
出演:アンジェリーナ・ジョリー/ジョニー・デップ/ポール・ベタニー/
ティモシー・ダルトン/スティーブン・バーコフ/ルーファス・シーウェル ほか
上映時間:1時間43分
「公式サイト」 http://tourist-movie.jp/
■ディノスシネマズ札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌,
札幌シネマフロンティア ほか全道で上映中
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映画 『ウォール・ストリート』
Posted by bluestar on 2011年3月10日(木) 01:27
レビュー放置していたら、今週で上映終了です。
オリバー・ストーン監督&マイケル・ダグラス主演による
『ウォール街』から約23年ぶりの続編。
前作でインサイダー取引で逮捕されたゴードン・ゲッコー
(マイケル・ダグラス)が、刑期を終えてシャバに出てくる
ところから幕を開け、自らの復讐を果たすために彼に
近づく若く有能な金融トレーダー・ジェイコブ(シャイア・
ラブーフ)を中心に、新たなマネーゲームを描く。
圧倒的な存在感ののマイケル・ダグラスは、ゲッコーが
ハマり役だし、シャイア・ラブーフも頑張っていたし、
キャリー・マリガンちゃんも可愛いのですが、前作の
ようなスリリングなマネーゲームを期待していただけに
...少々期待はずれ。
ゲッコーも普通の人間なんだと思わせるあのラストも
なんだかなぁ...。
パーティーシーンに登場するバド(チャーリー・シーン)に
テンションUP。 前作を観た人なら、ニヤリとしちゃうはず。
それにしても、チャーリー・シーン老けたなぁ。
そんなわけで、前作 『ウォール街』 を観た方が、本作を
楽しめると思います。
【ウォール・ストリート】
前作の最後に逮捕され収監されたウォール街のカリスマ投資家ゴードン・ゲッコーが
長い刑期を終えてニューヨークに帰ってきた。疎遠になっていた娘ウィニーとの
関係修復にとりかかるゲッコーだったが、ウィニーは強欲な犯罪者の父親を毛嫌い
していた。そんな中、ゲッコーはウィニーの婚約者でウォール街で一旗揚げようと
している野心家の青年ジェイコブと出会う。
原題:Wall Street: Money Never Sleeps
監督:オリバー・ストーン
出演:マイケル・ダグラス/シャイア・ラブーフ/ジョシュ・ブローリン
キャリー・マリガン/イーライ・ウォラック/スーザン・サランドン
フランク・ランジェラ ほか
上映時間:2時間13分
「公式サイト」
■札幌東宝プラザ,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー
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映画 『クリスマス・ストーリー』
Posted by bluestar on 2011年3月10日(木) 01:23
-上映は終了しましたが、備忘録として-
フランス映画界を代表する豪華キャストが出演し、2008年
のセザール賞で9部門にノミネートされた家族ドラマ。
とあるクリスマス、カトリーヌ・ドヌーヴ演じる母ジュノンの
病気をきっかけに、長女のエリザベート(アンヌ・コンシニ)、
三男イヴォン(メルヴィル・プポー)がそれぞれの家族を伴って
やって来る。そして絶縁状態だった問題児の次男アンリ(マチュー・
アマルリック)もガールフレンド(エマニュエル・ドゥヴォス)を
連れ登場する...といったストーリー。
キャストや全体の雰囲気は良いのですが、おフランスらしい?
自己主張のぶつかり合いなど、複雑な家族関係がなんとも
理解しがたい作品でした。
日本とは違うクリスマスの過ごし方が素敵なのですが、
できれば12月に観たかったなぁ。
【クリスマス・ストーリー】
クリスマス。ヴュイヤール家では、母ジュノンの病気をきっかけに、長女エリザベート、
三男イヴァンら、子どもたちが集まっていた。しかし、絶縁されていた次男アンリの
登場で、穏やかなクリスマスに波風が立ち始める。
原題:Un Conte De Noel
監督・脚本:アルノー・デプレシャン
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ/マチュー・アマルリック/アンヌ・コンシニ
メルヴィル・プポー/ジャン=ポール・ルシヨン/キアラ・マストロヤンニ
イポリット・ジラルド/ローラン・カペリュート/エマニュエル・ドゥヴォス ほか
上映時間:2時間30分
「公式サイト」
■シアターキノ にて鑑賞
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映画 『英国王のスピーチ』
Posted by bluestar on 2011年2月28日(月) 07:54
現エリザベス女王の父親であるジョージ6世が
幼少期からの吃音を克服し、国民から信頼される
王になるまでの実話を描いた人間ドラマ。
本作が第83回アカデミー賞最多ノミネートということで、
授賞式前に観たい!と思った人はワタシだけではない
ようで、シアター激混。
※札幌の上映はディノスシネマズ札幌劇場のみですからねぇ...。
さて、楽しみにしていた本作を観た感想は...
吃音というコンプレックスを抱えた英国王ジョージ6世を
演じるコリン・ファースと風変わりな言語療法士演じる
ジェフリー・ラッシュの演技で魅せる会話劇の素晴ら
しさに尽きます!
2人の身分を越えた友情や、何があっても王を支える
妻エリザベスの愛も良かった。
キワモノ女優の印象が強いヘレナ・ボナム=カーターは
正統派な役の方が魅力的ですね。
弱みや欠点を抱えた一人の人間ドラマとしても見応えの
ある味わい深い作品ですが、淡々と描かれた正統派なので
個人的には 「作品賞」って感じじゃないかなぁ...。
『シングルマン』 に続き、繊細で気品のある演技を魅せる
コリン・ファースのオスカーは堅いのではないでしょうか?
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<追記>
第83回アカデミー賞が発表になり、『英国王のスピーチ』 は
作品賞、監督賞(トム・フーパー)、主演男優賞(コリン・ファース)
脚本賞(デビッド・サイドラー) の4冠を達成しましたねぇ。
個人的には、監督賞は 『ソーシャル・ネットワーク』 の
デヴィッド・フィンチャーにオスカーを取らせてあげたかったなぁ。
※その他、アカデミー賞の結果はコチラをどうぞ。
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【英国王のスピーチ】
幼いころから、ずっと吃音に悩んできたジョージ6世。そのため内気な性格だったが、
厳格な英国王ジョージ5世はそんな息子を許さず、さまざまな式典でスピーチを
命じる。ジョージの妻エリザベスは、スピーチ矯正の専門家ライオネルのもとへ
夫を連れていく。
原題:The King's Speech
監督・脚本:トム・フーパー
出演:コリン・ファース/ジェフリー・ラッシュ/ヘレナ・ボナム=カーター
ガイ・ピアース/デレク・ジャコビ/マイケル・ガンボン
ティモシー・スポール/ジェニファー・イーリー ほか
上映時間:1時間58分
「公式サイト」
■ディノスシネマズ札幌劇場 にて上映中
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映画 『男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW』
Posted by bluestar on 2011年2月27日(日) 23:56
ジョン・ウー監督とチョウ・ユンファの出世作にして
香港ノワールの金字塔 『男たちの挽歌』 が、韓国映画
として24年ぶりにリウェイク=再覚醒。
オリジナルの大ファンなので、ジョン・ウーが製作総指揮
を担当した本作も観ない訳にはいきません。
しっかりオリジナルを復習鑑賞してシアターへ。
さすがにオリジナルを観たときのような衝撃や興奮は
ないものの、兄弟のアツイ絆は良かった。
暗黒街に生きる兄と刑事として兄を追う弟、そして義兄弟
との絆や彼らに執拗に迫る暗黒街のボスといった基本
設定はそのままですが、生き別れの兄弟が脱北者という
設定が韓国版らしい特色。
トレンチコート、サングラス、二丁拳銃、スローモーション
といった 「挽歌」 シリーズのお約束演出が嬉し~っ!
チュ・ジンモ、ソン・スンホンといったイケメン韓流スターが
出演しているので、アクションもスタイリシュでカッコイイし、
ヒロインが出てこないのも良かった。
オリジナル版とは異なる韓国版らしい衝撃のラストシーン
が切なすぎる...。
白いスーツで拳銃をぶっ放す
ソン・スンホンも熱演しているのですが、
オリジナルのチョウ・ユンファは今観ても
最高にカッコイイなぁとしみじみ思う。
(劇団ひとりにソックリですが...)
たまらず 『男たちの挽歌Ⅱ』 も観てニンマリ。
やっぱり挽歌シリーズは名作だわっ。
【男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW】
脱北を目指しながらも生き別れとなってしまったヒョクと弟のチョル。数年後、脱北に
成功したヒョクは、親友ヨンチュンとともに釜山を拠点とする武器密輸組織の大物と
なり、行方不明になっていたチョルと再会を果たす。
原題:무적자/無敵(籍)者
監督:ソン・ヘソン
製作総指揮:ジョン・ウー
出演:チュ・ジンモ/ソン・スンホン/キム・ガンウ/チェ・ハンソン ほか
上映時間:2時間3分 <PG12>
「公式サイト」
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