札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『洋画』タグの付いた投稿

映画 『リトル・ランボーズ』

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映画作りの虜になった2人の少年の友情と絆を
『ランボー』 へのオマージュを交えながらユーモラス
に描くハートフルなヒューマンドラマ。

とにかくキュートでチャーミングな映画!

映画 『ランボー』 に衝撃を受けて、映画作りに
夢中になる少年達の姿が微笑ましく、子供たちの
イマジネーションの世界が美しく表現されている
のが素晴らしい。

環境も性格も正反対のウィルとカーターの
キャラは、『スタンド・バイ・ミー』 のゴードンと
クリストファーを観ているよう。

...最後はホロリとさせられちゃったなぁ(涙)

リトル・ランボーズ
1982年のイギリスが舞台。11歳のウィルは、教会の厳しい規律のもと、音楽や
映画などの娯楽を一切禁止されて育つ。ある日、学校一の問題児カーターと
出会い、彼の家で生まれて初めて映画「ランボー」を見る。大きな衝撃を受けた
ウィルは、カーターと友情を育みながら、映画作りを始める。


原題:Son of Rambow
監督・脚本:ガース・ジェニングス
出演:ビル・ミルナー/ウィル・ポールター/エド・ウェストウィック
    ジュール・シトリュク/ゾフィア・ブルックス/ニール・ダッジェオン
    タルラー・エバンス  ほか
上映時間:1時間34分    <PG-12>
「公式サイト」

■シアターキノ にて上映中


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映画 『バーレスク』



世界の歌姫 クリスティーナ・アギレラと、7年ぶりに
スクリーン復帰したオスカー女優・シェールの共演
というだけでドキドキワクワク、楽しみにしていた作品です。

映画は、歌手を夢見るヒロインがロサンゼルスの
クラブで働き始め、次第にその才能を開花させていく...
ありがちなサクセス・ストーリーですが、華やかで
ゴージャスな歌や踊りと、ディーヴァ2人の圧倒的な
パフォーマンスに魅了されっぱなし。

パワフルな歌声のアギレラと貫禄十分なシェール
歌声は鳥肌もの! もうコレだけで大満足。

それにしても64歳とは思えないシェールはスゴすぎ。
できればもっと歌声を聞きたかったなぁ。

アギレラ扮するアリにメロメロになるジャックを演じた
カム・ジガンデイがキュートだったし、『プラダを着た悪魔』と
キャラがかぶってるスタンリー・トゥッチも笑えた。

ショーを観ているような音楽重視の王道ストーリーなので、
音響のイイ、大スクリーンがおすすめ!

バーレスク
歌手になる夢を追い掛けているアリは、セクシーなダンサーたちが毎夜ゴージャスな
ショーを繰り広げているロサンゼルスのバーレスク・クラブで働くことに。オーナーの
テスのもと、たぐいまれな歌唱力と傑出したダンスの才能を花開かせていく。


原題:Burlesque
監督・脚本:スティーブ・アンティン
出演:シェール/クリスティーナ・アギレラ/エリック・デイン
    カム・ジガンデイ/ジュリアン・ハフ/アラン・カミング
    ピーター・ギャラガー/クリステン・ベル/スタンリー・トゥッチ  ほか
上映時間:1時間40分
「公式サイト」

■ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道で上映中 


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映画 『トロン:レガシー』



1982年に世界初のCGを導入したジェフ・ブリッジス
主演作 『トロン』 の続編。

父親が創造し「トロン」と呼ばれるコンピューターの
世界へ導かれた若者が、命を狙われながらも人類の
存亡を賭けた死闘に挑むSFアクション大作。



オリジナル版 『トロン』 は未見。

3D元年の去年(2009年)、『アバター』 に
衝撃を受けてから早1年...
ドキドキワクワクの
初・IMAX3Dで鑑賞。


まぁ、ストーリーは置いといて(苦笑)...
CGと3Dのクオリティーが高い! 改めて3Dの進化を実感っ。

2Dと3Dの使い分けが絶妙で、近未来の映像美に釘付け。
必要な武器を創りだす「バトン型ツール」が欲し~っ。 

注目は、ケヴィン・フリン役のジェフ・ブリッジスが、35歳
当時の顔で自然に演技していること。 このCGは、『ベンジャミン・
バトン 数奇な人生』のブラピ以上のクオリティー。

サイバーな世界観を彩る音楽も◎
劇中にもチラッと登場するダフト・パンクのクールな
サウンドもカッコイイのですが、ゲームセンターで流れた
ジャーニーの「Seperate ways」と、ユーリズミックス
Sweet Dreams」にしびれた~っ!(分かる人は分かるよねぇ♪)
サントラにこの2曲は入っていないのが悲しい。

さて、IMAX3Dについて少々。
座席は後方ではなく、スタッフさんおすすめのセンターを選択。
はじめはスクリーンが近すぎる気もしたのですが、
スクリーンに包まれるような臨場感を味わうことができました。
メガネもフィット感が良く、掛け心地が良かったです。
しかしメガネonメガネの相方は、フィット感が悪く不評...。
映画を見る本数が多い人間には、料金も少々ネック。

大画面で観る価値のある作品ですが、過度の期待はしないように!


トロン:レガシー
デジタル業界のカリスマ、ケヴィン・フリンが謎の失踪を遂げてから20年たった
ある日、27歳に成長した息子サムに父ケヴィンからのメッセージが届く。サムは、
父ケヴィンの消息を追って父のオフィスに足を踏み入れるが、そこには衝撃的な
真実が待ち受けていた。


原題:Tron: Legacy
監督:ジョセフ・コジンスキー
音楽:ダフト・パンク
出演:ジェフ・ブリッジス/ギャレット・ヘドランド/オリビア・ワイルド
    マイケル・シーン/ブルース・ボックスレイトナー ほか
上映時間:2時間17分
「公式サイト」

■札幌東宝プラザ,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
 ほかで上映中 


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映画 『わたしの可愛い人-シェリ』



-上映は終了しましたが、備忘録として-

フランスの女性作家コレットの同名の原作を映画化。
1906年のパリを舞台に、元ココット(高級娼婦)と
親子ほども年の離れた青年との恋を描いたラブストーリー。

一番の見どころは、レアを演じるミシェル・ファイファー
豪華な衣装と50代とは思えない美貌とスタイル。
なぜかレアの元ライバル・コレットがキャシー・ベイツ(笑)で
その息子シェリが 『プライドと偏見』『縞模様のパジャマの少年
ヴィクトリア女王 世紀の愛』 のルパート・フレンド

プライドの高いレアが、シェリと別れて初めて知る苦しみや
老いの不安は切ないのですが、年下男シェリの魅力が
感じられず、いまひとつ入り込めなかったなぁ。

わたしの可愛い人-シェリ
1906年パリ、名うてのココット(高級娼婦)のレアは恋に落ちる危機を何度も切り抜け、
今は優雅な引退生活を送っていた。一方、彼女の元同業の友人はある打算を秘めて、
問題児の一人息子シェリをレアに託す。数週間で別れるつもりが6年も二人は共に
暮らすが、年ごろになったシェリに結婚話が持ち上がり、レアは動揺する。


原題:Cheri
監督:スティーヴン・フリアーズ
原作:コレット
出演:ミシェル・ファイファー/ルパート・フレンド/フェリシティ・ジョーンズ
    キャシー・ベイツ/イーベン・ヤイレ/アニタ・パレンバーグ ほか
上映時間:1時間30分  <R-15>
「公式サイト」


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映画 『彼女が消えた浜辺』



浜辺にバカンスに訪れた若い女性の事件をきっかけに、
人間の複雑な内面が暴かれるヒューマン・ミステリー。

2009年ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を
受賞したイラン映画。

イラン映画といえば、『運動靴と赤い金魚』 や
アッバス・キアロスタミ監督の『友だちのうちはどこ?』
など、子供を主人公にした素朴な作品のイメージが強い
のですが、本作は中流階級の男女がバカンス先で事件に
巻き込まれる心理サスペンス。

タイトルから期待した、ミステリー要素は物足りない
ですが、登場人物の心理描写は秀逸。
イランの文化や習慣、価値観なども興味深い。

それにしても、セピデー役のゴルシフテェ・ファラハニーや、
エリを演じたタラネ・アリシュスティが本当に美しい。
レバノン映画の 『キャラメル』 といい、アラブ系は美女が
多いですねぇ。

彼女が消えた浜辺
テヘラン近郊の海辺のリゾート地にバカンスに訪れた男女の中に、セピデーが
誘ったエリもいた。トラブルに見舞われながらも初日は楽しく過ぎ、2日目に
事件が起きる。海で幼い子どもがおぼれ、何とか助かったものの、エリの姿が
こつ然と消えてしまっていた...。


英題:About Elly
監督・脚本:アスガー・ファルハディ
出演:ゴルシフテェ・ファラハニー/タラネ・アリシュスティ
    シャハブ・ホセイニ/メリッラ・ザレイ ほか
上映時間:1時間56分
「公式サイト」

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