『スガイシネプレックス札幌劇場』タグの付いた投稿
映画 『ワルキューレ』
Posted by bluestar on 2009年4月1日(水) 12:51
【ワルキューレ】
国家に忠誠を誓うもヒトラー政権に絶望していたシュタウフェンベルク大佐は
連合軍の爆撃で左眼を失うが一命をとりとめる。彼はその後、ヒトラー暗殺を
企てるレジスタンスに参加するが上層部と意見が食い違う。
40回以上あったアドルフ・ヒトラー暗殺計画の中でも最も大掛かりだった
「ワルキューレ作戦」をトム・クルーズ主演で、『ユージュアル・サスペクツ』
『スーパーマン リターンズ』などのブライアン・シンガー監督が映画化。
ヒトラーの結末を知っているし、ドイツが舞台の映画なのにセリフは英語で
英米俳優が多数出演していることに違和感を感じながらも、ドキドキハラハラ
楽しめた。良くも悪くもサスペンスやアクションを織り交ぜたハリウッド・エンタメ作品。
トム・クルーズがシュタウンフェンベルグを熱演。アイパッチを付け軍服に身を
包んだ姿はカッコイイが、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』で演じた
ハゲデブのプロデューサーの方が好みかも(笑)
トムの脇を固めるケナス・ブラナー、ビル・ナイ、テレンス・スタンプ、
トム・ウイルキンソンといったイギリス人俳優の渋い演技も見所。
ヒトラー側はほとんど描かれていないが、祖国のために正義感を持って
行動した人々の勇気に心打たれた。
原題:Walküre/VALKYRIE
監督:ブライアン・シンガー
脚本:クリストファー・マッカリー/ネイサン・アレクサンダー
出演:トム・クルーズ/ケネス・ブラナー/ビル・ナイ/トム・ウィルキンソン
カリス・ファン・ハウテン
<公式サイト> 上映時間:2時間
スガイシネプレックス札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道で公開中
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カテゴリー: 映画 '09|タグ: シアター, スガイシネプレックス札幌劇場, トム・クルーズ, ドイツ, ヒトラー, ブライアン・シンガー, ユナイテッド・シネマ札幌, ワルキューレ, 中央区, 映画, 札幌, 札幌シネマフロンティア, 洋画
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映画 『ディファイアンス』
Posted by bluestar on 2009年2月27日(金) 23:52
【ディファイアンス】
1941年のベラルーシを占拠したナチス・ドイツ。ナチスに両親を殺されたユダヤ人の
トゥヴィアとその弟ズシュ、アザエルが森へ逃げ込む。やがて彼らは同じように逃亡中の
多くのユダヤ人たちと合流し、森の中に共同体を築いていく。
第二次大戦中に1200人のユダヤ人の命を救ったビエルスキ兄弟の実話を
6代目ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグ主演で映画化。
ナチスへの抵抗を貫き、飢えや寒さに苦しみながら森の中で身を潜め、
戦わず武器も持たないと言われていたユダヤ人が、人間らしく生きるために
戦う姿が胸を打つ。
実は、この映画を観てビエルスキ兄弟の存在を初めて知りました。
知られざる実話を映画化してくれた 『ラスト サムライ』 『ブラッド・ダイヤモンド』の
エドワード・ズウィック監督に感謝。
長男トゥヴィアを演じるダニエル・クレイグは、ユダヤ人には見えないけど
リーダーとして苦悩、葛藤する姿をみごとに演じている。
007のスーツ姿も良いけど、汚れてひげ面の野性的な姿もステキ。
次男ズシュ役のリーヴ・シュレイバーは、イザというとき頼りがいがあって
男らしくカッコイイ。 控えめながら安定した演技がひかる。
注目は、森で雪の中の結婚式シーンがとても美しかった三男アザエル役の
ジェイミー・ベル。 徐々にたくましくなっていくアザエルを好演。
最近は『ジャンパー』にも出演していましたが、『リトル・ダンサー』では
感動号泣させていただきました。
ビエルスキ兄弟と比べるのはお門違いかも知れないけど、日本のリーダーも
頑張ってもらいたい...。
「ディファイアンス」公式サイト
スガイシネプレックス札幌劇場にて公開中 上映時間:2時間16分
映画 『7つの贈り物』
Posted by bluestar on 2009年2月25日(水) 12:54
【7つの贈り物】
ベン・トーマスは過去に起こった事件により心に深い傷を抱えていた。そんな彼は
見知らぬ7人に自らの正体を明かさずに彼らに近づき、彼らがある条件を満たして
いれば「贈り物」を渡すという計画を実行し始める。
『幸せのちから』のガブリエレ・ムッチーノ監督とウィル・スミスコが
再びタッグを組んだ衝撃作。
タイトルからして感動作と思いきや、ネタバレしそうで感想も難しいヘビーな作品。
前半は主人公が何をしたいのかモヤモヤし、後半に謎が解けラストへ。
前半でストーリーが読めてしまったので、衝撃や感動は低め。
主人公の行動「贈り物」については、選択基準があいまいで、
宗教観の違いもあってか共感できず。
「贈り物」によって7人及び、主人公が一番救われたのかも知れない。
ウィル・スミスは謎めいた男を熱演。これまで観た事のないウィルの表情は必見。
親友・ダン役に、悪役イメージの強いバリー・ペッパー。
意外だけど、うれしい起用なのでもうちょっと観たかった。
様々な受け止め方ができる映画だと思います。
観賞した者同士盛り上がりましょう。
「7つの贈り物」公式サイト
札幌シネマフロンティア,ユナイテッド・シネマ札幌,スガイシネプレックス札幌劇場
ほか全道で公開中 上映時間:2時間3分
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カテゴリー: 映画 '09|タグ: 7つの贈り物, ウィル・スミス, ガブリエレ・ムッチーノ, シアター, スガイシネプレックス札幌劇場, ヒューマンドラマ, ユナイテッド・シネマ札幌, 中央区, 映画, 札幌, 札幌シネマフロンティア, 洋画
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北海道オールロケ映画 『ハルフウェイ』
Posted by bluestar on 2009年2月21日(土) 22:57
【ハルフウェイ】 公式サイト
大学受験を控えた女子高校生のヒロは、秘かに想いを寄せるシュウに告白できず
親友のメメに切ない恋心を打ち明けていた。そんなヒロが思いを寄せていたシュウに
ふとした出来事から付き合ってくれと言われてしまう。それは、高校生活の最後に
起きた奇跡。しかし、ふたりの行く手には、卒業が待ち受けていた。
人気脚本家の北川悦吏子の初監督作。 岩井俊二プロデュース、
小林武志が音楽監督を務める青春ラブ・ストーリー。
高校生のピュアな恋物語をアラフォーが観ても大丈夫なものかと
思いつつ、北海道(小樽・石狩)オールロケに惹かれて鑑賞。
石狩川や小樽の坂道などのどかな風景が美しく、リアルな会話が魅力的。
終始、甘酸っぱい恋がいっぱいで、気恥ずかしいんだけど胸キュン。
惹かれ合う高校生ヒロとシュウを演じるのは、北乃きいちゃんと岡田将生くん。
ほぼアドリブという二人のナチュラルな演技と会話が一番の見所。
二人が本当に良くて、ドラマでも共演しているだけあって息もぴったり。
映画のタイトルもアドリブからきているので、お楽しみに。
設定じゃないと思うけど、気の強い女の子とちょっと優柔不断な男の子って
「どさんこ」っぽいなぁと思ったのはワタシだけ?
高校時代を思い出して共感したり、青春をうらやましく思ったり、キラキラした
恋がしたくなったり...大人も十分楽しめます。
スガイシネプレックス札幌劇場にて公開中 上映時間:1時間25分
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映画 『チェンジリング』 試写会
Posted by bluestar on 2009年2月16日(月) 17:54
【チェンジリング】
1928年、ロサンゼルス。ある日突然、クリスティン・コリンズの息子ウォルターが、
姿を消す。5ヶ月後にイリノイ州で発見され、警察が連れてきた少年は別人だった。
息子だと言い張る少年。クリスティンの訴えを聞き入れない警察。いったいウォルターに
なにがあったのか?息子をこの手で抱きしめるまでは、決して諦めないと誓い、様々な
圧力と闘うクリスティンに、恐るべき報せが届く。
母親の愛の強さにただただ圧倒されました。
実話に基づいた重たいテーマですが、見応え充分。
希望を持って最後まで戦うことを止めない女性の姿に胸が熱くなった。
挫折を繰り返しながら、初めと終わりでは別人のようなクリスティン・コリンズ
(アンジェリーナ・ジョリー)の姿が印象的。
シングルマザーのクリスティンを演じたアンジェリーナ・ジョリーは
いつものセクシーさを封印し、母親を熱演。アンジーは強い役が良く似合う。
精神病院に入院させられる姿は、オスカーを受賞した『17歳のカルテ』を
思い出す人も多いはず。
監督作品は「ハズレなし」といっても過言ではない クリント・イーストウッド。
『ミスティック・リバー』 『ミリオンダラー・ベイビー』 『父親たちの星条旗』
に続き、音楽のセンスにも注目。
これが実話だと聞くと胸を締め付けられるくらい辛く悲しいことだけど
すばらしい作品を観ることができて本当に良かった。
「チェンジリング」公式サイト
2009年2月20日(金)より
札幌シネマフロンティア,ユナイテッド・シネマ札幌,スガイシネプレックス札幌劇場
ほか全道で公開 上映時間:2時間22分
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カテゴリー: 映画 '09|タグ: アンジェリーナ・ジョリー, クリント・イーストウッド, シアター, ジョン・マルコヴィッチ, スガイシネプレックス札幌劇場, チェンジリング, ユナイテッド・シネマ札幌, 中央区, 実話, 映画, 札幌シネマフロンティア, 札幌市, 社会派
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