『イギリス』タグの付いた投稿
映画 『エリックを探して』
Posted by bluestar on 2011年2月11日(金) 22:04
『マイ・ネーム・イズ・ジョー』や『麦の穂をゆらす風』などで
知られるイギリスの巨匠ケン・ローチといえば、移民や
労働者階級の人々の 厳しい現実を描く社会派の監督。
(前作の 『この自由な世界で』 も手厳しい作品だったっけ...)
そんなケン・ローチ監督の新作は、イエローカード
続きのダメおやじが、カントナからの美しいパスに
よって再生するハートフル・コメディ。
心がほっこり、予想以上に面白かった~!
正直、ケン・ローチがこんなチャーミングな作品を
撮るなんて驚きですが、友情・家族愛・サッカー愛に
満ちたステキな作品です。
本人役で出演している、サッカー界のお騒がせ男
「キング」 こと、エリック・カントナがカッコイイ!
なんといっても、カントナ大作戦が痛快!
仲間ってイイよねぇ...一緒に参加したくなっちゃたもん。
UKサッカーファンはもちろんのこと、サッカーを
知らない人も楽しめること間違いなし。
元気と勇気をもらえますよっ。
【エリックを探して】
何をやってもうまくいかず不満だらけの毎日を送っていた郵便局員エリック。
そんな彼の前に、憧れの存在だったサッカー選手エリック・カントナが突然
現われた。それ以来、カントナはエリックに様々なアドバイスをするようになり...。
原題:Looking for Eric
監督:ケン・ローチ
出演:スティーヴ・エヴェッツ/エリック・カントナ/ジョン・ヘンショウ
ステファニー・ビショップ ほか
上映時間:1時間57分 <PG12>
「公式サイト」
■シアターキノ にて上映中
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映画 『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』
Posted by bluestar on 2010年11月12日(金) 12:42
今年は、ジョン・レノンの生誕70年にして没後30年の
アニバーサリーイヤー。
誰もが知っているジョン・レノンの知られざる青春時代を
描いた本作。 ジョンの生い立ちや複雑な家庭環境を
知らなかったので、思春期の葛藤と苦悩を興味深く鑑賞。
映画では、奔放な母ジュリア(アンヌ=マリー・ダフ)から
音楽の素晴らしさを、厳格な叔母ミミ(クリスティン・スコット・
トーマス)から人としての生き方を学ぶジョン。
対照的な2人の母親から愛情を受けた多感な時期の経験や
環境が、その後の楽曲作りに大きく関わったんでしょうね。
前編を彩るロック・ナンバーや50年代のファッションも楽しめるし、
ジョンがポールやジョージと出会うあたりからワクワクしながら
観ていたのですが、童顔すぎるポールに違和感あり。
ジョンの複雑な心の動きを繊細に演じたアーロン・ジョンソンくんって、
『幻影師アイゼンハイム』で少年時代のアイゼンハイム演じたり、
『ジョージアの日記』 のイケメン転校生を演じていた子なのね。
全然気が付かなかったんだけど、雰囲気変わったんじゃない?
プライベートでは、本作のサム・テイラー=ウッド監督と
婚約してベビーも誕生したっていうから、これまたビックリ。
ちなみに監督とアーロンは23歳年の差カップル...末永くお幸せに!
【ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ】
1950年代のリバプール。厳格な伯母ミミに育てられているジョンは、近所に実の母親
ジュリアが住んでいることを知り、ミミに内緒で会いに行く。自由奔放なジュリアから
ロックミュージックを聞かされたジョンは音楽活動にのめりこんでいくが、17歳の
誕生日にある事件が起こる。
原題:Nowhere Boy
監督:サム・テイラー=ウッド
脚本:マット・グリーンハルシュ
出演:アーロン・ジョンソン/クリスティン・スコット・トーマス
アンヌ=マリー・ダフ ほか
上映時間:1時間38分 <R-15>
「公式サイト」
■ユナイテッド・シネマ札幌 ほかで上映中
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カテゴリー: 映画 '10|タグ: アーロン・ジョンソン, イギリス, クリスティン・スコット・トーマス, サム・テイラー=ウッド, ジョン・レノン, ノーウェアボーイ, ビートルズ, ユナイテッド・シネマ札幌, 映画, 札幌, 札幌市, 洋画
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映画 『17歳の肖像』
Posted by bluestar on 2010年4月28日(水) 00:09
本年度アカデミー賞にノミネートされた作品が
続々公開されるなか、少々地味な印象の
『17歳の肖像』 を100マイルさん枠で観賞。
1961年のロンドンを舞台に、女子高生が
年上の男性との恋を通して成長していく姿を
描くビターな青春映画。
主演のキャリー・マリガンの魅力も含めた、
良い作品です。
多感な年頃の瑞々しさとヒリヒリとした感じを
繊細なタッチで描いた本作を観ていると、
しみじみ懐かしさを感じました。
特別なストーリーではないけれど、(ワタシを含め)
かつて17歳だった女性なら少なからず主人公に
共感できるのではないでしょうか?
注目は、少女から大人の女性へ成長していく
主人公ジェニーを見事に演じ、アカデミー賞主演
女優賞にノミネートされた キャリー・マリガン。
一見どこにでもいそうな(失礼っ)普通っぽい顔立ち
なのに、表情が豊かでチャーミング。 髪をアップにした
姿は、ヘップバーンの再来というのも頷けます。
当時のキュートなファッションやカルチャーも見逃せません。
【17歳の肖像】 「公式サイト」
1961年、16歳のジェニーは、ロンドン郊外の街で平凡で退屈な日々を送っていた。
父は成績優秀な娘をオックスフォード大学に進学させようと躍起になり、彼女はその
ことに反発を覚えていた。そんなある日、彼女はデイヴィッドという年上の男性と出会う。
原題:An Education
監督:ロネ・シェルフィグ
原作:リン・バーバー (回想録「An Education」)
出演:キャリー・マリガン/ピーター・サースガード/アルフレッド・モリーナ
ドミニク・クーパー/ロザムンド・パイク/オリヴィア・ウィリアムズ
エマ・トンプソン ほか
上映時間:1時間40分
■札幌は 5月8日(土)より ユナイテッド・シネマ札幌にてロードショー
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カテゴリー: 映画 '10|タグ: 17歳の肖像, アカデミー賞, イギリス, キャリー・マリガン, ピーター・サースガード, ユナイテッド・シネマ札幌, 中央区, 映画, 札幌, 洋画, 試写会, 17歳の肖像
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映画 『ヴィクトリア女王 世紀の愛』
Posted by bluestar on 2010年1月11日(月) 22:14
18歳で女王に即位し、ヴィクトリア朝と呼ばれるイギリスの
黄金時代を築いたヴィクトリア女王の若き日々を描いた物語。
英国王室を描いた映画といえば、ケイト・ブランシェット主演の
『エリザベス』 シリーズや 『ブーリン家の姉妹』 などのドロドロ系を
想像してしまうのですが、本作はロマンティック・ラブストーリー。
少々物足りなさも感じましたが、純愛秘話にウットリ(笑)。
豪華絢爛な宮殿や衣装も見応え十分。
主演のエミリー・ブラントは現代モノのイメージが強い
のですが、女王様役もなかなかお似合いで美しいっ。
『プラダを着た悪魔』や『サンシャイン・クリーニング』とは別人。
ちなみに、白いウェディングドレスを初めて着たのが
ヴィクトリア女王なんですって。
素敵なウェディングシーンはスクリーンでご堪能下さい。
その後のヴィクトリアも気になるので、ジュディ・デンチ主演の
『クイーン・ヴィクトリア 至上の恋』をチェックしてみなくっちゃっ。
【ヴィクトリア女王 世紀の愛】 「公式サイト」
19世紀。イギリスのウィリアム国王には世継ぎがいなく、姪のヴィクトリアが王位継承者
とされていた。しかし、これを機に権力を手に入れようとする者たちの策略が彼女の前に
立ちはだかっていた。母親は夫亡き後、深い関係の個人秘書コンロイの言うままに摂政
政治の承認書にサインさせようとしていた。ヴィクトリアのまた別の叔父のベルギー国王
レオポルドは、甥のアルバートを「夫候補」として送り込む。互いに好印象を持つ2人だが...。
原題:The Young Victoria
監督:ジャン=マルク・ヴァレ
出演:エミリー・ブラント/ルパート・フレンド/ポール・ベタニー/
ミランダ・リチャードソン/ジム・ブロードベント ほか
上映時間:1時間42分
■シアターキノ にて上映中
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カテゴリー: 映画 '10|タグ: イギリス, エミリー・ブラント, シアターキノ, ジャン=マルク・ヴァレ, ポール・ベタニー, ルパート・フレンド, ヴィクトリア女王 世紀の愛, 中央区, 札幌, 洋画, 英国
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映画 『パイレーツ・ロック』
Posted by bluestar on 2009年10月28日(水) 23:39
『ラヴ・アクチュアリー』を手掛けたリチャード・カーティス監督が
60年代英国の海賊ラジオ局を描いた映画 『パイレーツ・ロック』。
てっきり主役がジャック・ブッラクだと思い込み、スルーしようと
思っていたら、フィリップ・シーモア・ホフマンじゃないですか!
それは観てみましょうと...。ジャック・ブラックには申し訳ないけど
キャスティングが良くて面白かった~!
実はキャステングをチェックしていなかったのですが、アノ人が
出てる、コノ人も出てる...といった感じでかなり楽しめました。
ノリノリハイテンションなDJのザ・カウントを演じるのは
オスカー俳優 フィリップ・シーモア・ホフマン。
クエンティン役は『パイレーツ・オブ・カリビアン』でおなじみの
ビル・ナイ。 渋くて良いわぁ。 ダンス最高。
カリスマDJ・ギャヴィン役は、『ノッティングヒルの恋人』の
リス・エヴァンス だし、おデブなのにモテモテDJ・デイヴは、
『ホット・ファズ』のニック・フロストじゃないのと思えば、
ケネス・ブラナーも出ていたりと超豪華。
ワタシのお気に入りは、寡黙なモテモテDJ・マーク役の
トム・ウィズダム。 カッコイイ~!
高校を退学になったカール(トム・スターリッツ)の母親役が
あの人だったなんて...気が付かなかった自分にショック。
UKロック好きにはたまらないし、カラフルなファッションも見どころ。
エンドクレジット後もお見逃しなく。
【パイレーツ・ロック】 「公式サイト」
1966年、ロック・ミュージック全盛期のイギリス。BBCラジオは1日に45分しかポピュラー・
ミュージックを放送しない中、24時間年中無休で流行の音楽を流す海賊ラジオ局
「ラジオ・ロック」が存在していた。その局はイギリス国民に圧倒的な支持を受けて
いた。しかしその一方、政府はこの海賊ラジオ局を潰そうと画策していた。
原題:The Boat That Rocked
監督・脚本:リチャード・カーティス
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン/ビル・ナイ/リス・エヴァンス
ニック・フロスト/ケネス・ブラナー/トム・スターリッジ ほか
上映時間:2時間15分 <PG12>
■スガイシネプレックス札幌劇場にて上映中
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カテゴリー: 映画 '09|タグ: イギリス, スガイシネプレックス札幌劇場, パイレーツ・ロック, ビル・ナイ, フィリップ・シーモア・ホフマン, ブリティッシュ, リチャード・カーティス, 中央区, 映画, 札幌, 洋画
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