札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『クリス・クーパー』タグの付いた投稿

映画 『カンパニー・メン』 100マイル試写会

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リーマン・ショックの影響で会社をリストラされたビジネスマン
たちのを描いた社会派人間ドラマ。

これは多くのサラリーマンが共感できると思うし、経験者
としては非常に身につまされる作品でした。

なんといってもリストラを巡る男たちの心情や人間模様が
リアルで、見栄とプライドが邪魔をして現実を見ようとしない
主人公の姿にイライラ...それに比べ、夫を支える現実的な
妻の姿が印象的。

米国の冷酷なリストラが生々しく、日本のハローワークとは
違う「就職支援センター」などの再就職事情も興味深い。

主人公ボビーを自然に演じるベン・アフレックをはじめ、
トミー・リー・ジョーンズクリス・クーパーケビン・コスナー
オスカー俳優陣の豪華競演に惹かれて鑑賞しても期待を
裏切らない秀作です。

■10月29日(土)より、ディノスシネマズ札幌劇場にてロードショー
カンパニー・メン 
ボストンに本社を構える総合企業の販売部長として必死に働いてきたボビーは、ある日
突然リストラを宣告される。すぐに再就職できると考えていたボビーだったが、現実は
想像以上に厳しく解雇手当は底をつき、車も家も手放すことに。そんな中、工務店を
営む義兄のもとで大工として働き始めた彼は、自身の生き方を見つめ直していく。


原題:The Company Men
製作・監督・脚本:ジョン・ウェルズ
出演:ベン・アフレック/トミー・リー・ジョーンズ/クリス・クーパー
    ケビン・コスナー/ローズマリー・デウィット/マリア・ベロ ほか
上映時間:1時間44分
「公式サイト」 http://companymen-movie.com/

 
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映画 『ザ・タウン』



ベン・アフレックの監督第2作目を試写会鑑賞。

強盗団のリーダーと人質女性の愛を軸に、
犯罪都市に生きる者たちの生きざまを描いた
クライム・サスペンス。

映画として普通に面白い作品ですが、アメリカで
ヒット&大絶賛するほどのモノじゃなかったなぁ。

強盗シーンはハラハラドキドキで楽しめたのですが
全体的にツッコミどころ満載で、どうも感情移入でき
ないし、キレイにまとめようとしたラストも締まりがない。

レベッカ・ホール演じるヒロインの設定がイマイチ
でしたが、「ゴシップ・ガール」でブレイクした
ブレイク・ライヴリーは存在感があって良かった。

ハート・ロッカー』 のジェレミー・レナーは上手いし、
イギリスの名優ピート・ポスルスウェイト氏がイイ。
最近では『インセプション』 にも出演していましたが、
2011年1月2日にガンでお亡くなりになられたそうです。
『父の祈りを』や『ブラス!』 など大好きでした。
64歳...早すぎます。 非常に残念です。
心からご冥福をお祈り申し上げます。

■2月5日(土)より、札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 
ザ・タウン
全米一、銀行強盗発生率の高い街ボストン・チャールズタウン。そこで育った
ダグは当然のように強盗を生業として暮らしていた。だがある日、強盗に入った
銀行の行員クレアに一目惚れをしてしまう。そんなダグにFBIの捜査の手が迫る。


原題:The Town
監督・脚本:ベン・アフレック
脚本::ピーター・クレイグ/アーロン・ストッカード
原作:チャック・ホーガン「強盗こそ、われらが宿命(さだめ)」
出演:ベン・アフレック/レベッカ・ホール/クリス・クーパー
    ジェレミー・レナー/ジョン・ハム/ブレイク・ライブリー ほか
上映時間:2時間3分
「公式サイト」


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