札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『スガイシネプレックス札幌劇場』タグの付いた投稿

映画 『渇き』



先月の 『霜花店(サンファジョム)』 に続き、またまた衝撃の
韓国映画を観てきました。

ストーリーはソン・ガンホ演じる信仰心あつい神父が
ワクチン開発の実験によってバンパイアになり、人妻との
愛に墜ちていくというもので、シリアスなホラーものを想像
していたら、あ~らビックリ。 これって、コメディ?

渇き=欲望 丸出しな姿は滑稽なのに、ラストは切ない。
そして流血やグロテスクなシーンはハンパない...。
※この手の作品が苦手な人にはおすすめできません!

やっぱりこんな映画を作る、『JSA』や復讐三部作
( 『復讐者に憐れみを』 『オールド・ボーイ』 『親切なクムジャさん』)
パク・チャヌク監督は只者じゃない!

いわゆるバンパイアには見えないけれど、役作りのために
10㎏減量し、スッキリ・セクシー?な牧師を体当たりで
演じるソン・ガンホも良いのですが、本作の魅力は
ヒロインを演じるキム・オクビンの美しさ!
はじめは冴えない感じの人妻が妖艶な女性へと変貌する
様は見事の一言。 これだから女は怖い...。
義母役キム・ヘスクの目の演技も見逃せません。怖っ。

渇き   「公式サイト」
アフリカで行われたワクチン開発の実験台となり、その際に輸血された血液のせいで
バンパイアとなってしまった神父サンヒョン。幼なじみの妻であるテジュと恋に落ちた
彼は、テジュから夫を殺害して欲しいと頼まれるが...。


原題:Bak-Jwi
監督:パク・チャヌク
出演:ソン・ガンホ/キム・オクビン/シン・ハギュン/キム・ヘスク ほか
上映時間: 2時間13分   <R-15>

■スガイシネプレックス札幌劇場 ほか全道で上映中


過去の映画レポはこちら★

映画 『シャーロック・ホームズ』



楽しみにしていた 『シャーロック・ホームズ』 を観賞。

シャーロック・ホームズといえば...
鳥打帽にパイプをくわえた温厚で知的な英国紳士を
イメージしちゃうのですが、映画のホームズは
やんちゃでマッチョな武闘派。 これはかなり斬新っ。

そんなホームズを演じるのが、ロバート・ダウニー・Jr.
見た目から濃いっ(笑) でもジュード・ロウ扮する
クールでカッコイイ医師・ワトソンとコンビを組むと
しっくりくるから不思議。  軽妙な2人の掛け合いは
ずっと観ていたくらい楽しかったなぁ。

映画は、探偵ものらしいスリリングな謎解きを期待
していたのですが、派手なアクションが見どころの
エンタメ作品...。

ガイ・リッチーらしいスピーディーな展開や演出は
カッコイイのですが、爽快感が足りなかったなぁ。

映画の見どころが、予告映像シーンだったのも
新鮮味に欠けたかも...アレは見せすぎです。

シャーロック・ホームズ 
19世紀のロンドン。イギリス・ロンドンを舞台に、ホームズとワトソンは、怪しい
黒魔術の儀式を行い、若い女性を次々と殺害するブラッドウッド卿を逮捕する。
しかし、やがて処刑されたはずのブラックウッドが蘇り、また殺人事件が起きる。


原題:Sherlock Holmes
監督:ガイ・リッチー
原作:アーサー・コナン・ドイル
出演:ロバート・ダウニー・Jr./ジュード・ロウ/レイチェル・マクアダムス/
   マーク・ストロング/エディ・マーサン/ケリー・ライリー
上映時間:2時間9分
公式サイト

■3月12日(金)より
スガイシネプレックス札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌,
札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 

映画 『狙った恋の落とし方。』

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中国で北海道ブームを巻き起こした中国映画史上
最大級のヒット作 『非誠勿擾狙った恋の落とし方。

日本での配給権利を獲得したのは、♪ お値段以上~ ♪
ニトリさんの子会社「ニトリパブリック」さん。
道産子にうれしい北海道先行ロードショー!
期待と北海道応援の意味を込めて初日鑑賞です。

ダイレクトな邦題が印象的な本作は、婚活中の男性と
彼が出会った運命の女性との旅を描いたラブコメ。

主人公の婚活を通して現代の中国事情(恋愛、財テク、
インターネットなど)が描かれているのは興味深く、
プチ北海道雑学や中国人の日本人観なども面白い。

さてさて、道産子お待ちかねの北海道映像ですが...
アレレ、いつでてくるの? ハイ、後半以降です(笑)

気になるロケ地は道東(釧路、網走、摩周湖、知床)。
北海道といえば千歳空港シーンから始まるのが定番ですが、
いきなりローカル感たっぷりな北浜駅って新鮮。

他にも能取岬や大空町の町道・朝日南10号線など
美しく雄大な自然が好印象。まさに「でっかいどう北海道」。
スー・チーの浴衣姿が可愛かったあかん鶴雅別荘
ワタシも泊まってみたいわぁ。

ロケ地ガイドはコチラコチラを参考にどうぞ 。

全体的に粗さは目立ちますが、それも魅力の1つかと(笑)
新たな北海道の魅力を映像化してくれたことに謝謝(シェイシェイ)

狙った恋の落とし方。   「公式サイト」
インターネットで「婚活」を始めた秦奮(チン・フェン)は、さまざまな女性と会い、
美女の梁笑笑(リョウ・シャオシャオ)と知り合う。彼女はそれまで続けてきた不倫を
清算するため、秦奮と北海道に旅立ち、やがて心を通わせていく。


中国原題:非誠勿擾(フェイチェンウーラオ)
監督・脚本:馮小剛(フォン・シャオガン)
出演:葛優(グォ・ヨウ)/舒淇(スー・チー)/徐 若瑄(ビビアン・スー)/
    宇崎逸聡 ほか
上映時間:2時間1分

■スガイシネプレックス札幌劇場,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 
特別料金】一般・大高生1,500円/中学生以下1,000円


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映画 『霜花店(サンファジョム)-運命、その愛』



友人に誘われ、韓流シネマフェスティバルの中から、
何かと話題の作品 『霜花店(サンファジョム)』 を鑑賞。
予想通り?自分も含めた客層はオバチャン率が高いです(笑)

物語は、高麗時代末期の王宮を舞台にした歴史ロマン
なのですが、一筋縄ではいかないのが韓国映画の
面白いところ。

ザックリいうと「三角関係」で、高麗王と近衛部隊の隊長、
そして王妃の男女三人が絡み合うドロドロの愛憎劇。 

歴史モノだけに、絢爛豪華な宮廷シーンは見応えがあり
美しい衣装や調度品にうっとり。 フリルの立ち襟がツボ。
近衛部隊の制服がステキで、カッコ良さ2倍増しっ。
優雅な音楽や迫力のアクションシーンも美しい。

ストーリーはありがちなのですが、禁断の同性愛&異性愛を
描いているので、『ラストコーション』 並みに激しく、
生々しい絡みにビックリ。 大事なシーンではあるけれど、
そこまでやらなくてもねぇ...。チョ・インソンの背中と
お尻はキレイだったけど、ソン・ジヒョちゃんの
体当たり演技は、「宮」を見ていたオバチャンには衝撃的。

必見は、メインキャスト3人の目の演技。
無駄に多い絡みを除けば、一途な愛が切なく、痛い...
なかなか良い作品でした。

霜花店(サンファジョム)-運命、その愛】  「公式サイト
高麗王に幼い頃から仕えてきた近衛部隊のホンニムは、王が最も信頼する部下だった。
王は、元から迎え入れた王妃との間に世継ぎが生まれないのであれば、元の王族
を次期国王にするよう迫られていた。女性を愛することが出来ない王は、ホンニムに
王妃を身ごもらせるように命ずる。


原題:霜花店(サンファジョム)
英題:Frozen Flower
監督:ユ・ハ
出演:チョ・インソン/チュ・ジンモ/ソン・ジヒョ ほか
上映時間:2時間13分 <R-18>

スガイシネプレックス札幌劇場 にて上映中 


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映画 『インビクタス/負けざる者たち』



巨匠 クリント・イーストウッド の記念すべき
監督30作目は、実話を基に描いた 『インビクタス』 。
一足お先に試写会観賞。

昨年も 『チェンジリング』 『グラン・トリノ』 とハズレなしの
イーストウッド監督が、モーガン・フリーマン
マット・デイモンとタッグを組んだオスカー受賞者
揃い組み。 これは期待しちゃうでしょう。

南アフリカ初の黒人大統領に就任したネルソン・マンデラが
自国の弱小ラグビーチームを立て直し、人種差別や
経済格差を乗り越え国を一つにまとめていく奇跡の物語。

印象としては、イーストウッドらしからぬ? ストレートで
爽やかな作品に少々物足りなさも感じましたが、迫力の
ラグビーシーンやマンデラ氏の人間的な魅力など、
最後まで見応えがあり素直に感動しました。

ノーサイドの精神(試合が終われば敵味方はない)は
万国共通。 勇気が沸いてくる映画です。

インビクタス 負けざる者たち】   「公式サイト」
南アフリカ初の黒人大統領となったネルソン・マンデラは、アパルトヘイトによる
人種差別や経済格差をなくすためラグビーチームの再建を計画。自国で開催
されるW杯に向け、チーム主将ピナールをお茶に招待する。


原題:Invictus
監督:クリント・イーストウッド
原作:ジョン・カーリン音楽:カイル・イーストウッド
出演:モーガン・フリーマン/マット・デイモン/トニー・キゴロギ/
    ジュリアン・ルイス・ジョーンズ/スコット・イーストウッド ほか
上映時間:2時間14分

■2月5日(金)より
スガイシネプレックス札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道でロードショー 


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