札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『スガイシネプレックス札幌劇場』タグの付いた投稿

映画 『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』



久しぶりに緊張感あふれる重厚な作品を観ました。

スウェーデン発の傑作ミステリー「ミレニアム」3部作の
映画化第1弾。 40年前に孤島で起こった少女失踪
に隠された巨大な謎を追うミステリー。

多少ヘビーな部分もありますが、2時間半という長尺を
感じさせないストーリー展開と魅力的なヒロインに釘付け。

ヒロインといってもパンクロックのようなド派手な外見。
その内面はナイーブで正義感あふれる天才ハッカー・
リスベット(ノオミ・ラパス)。

徐々に解き明かされていくリスベットの暗い過去や、
ジャーナリスト・ミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)との
異色かつ絶妙なコンビネーションも気になるところ。

完全に 『ミレニアム』 にハマりました。
エンドクレジット後の続編映像をお見逃しなく。
早く続編が観たいよ~っ!

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女】   「公式サイト」
スウェーデン、ストックホルム。大企業ヴァンゲル・グループ一族が住む孤島で、40年前に
ひとりの少女が忽然と姿を消した。グループの前会長ヘンリック・ヴァンゲルが事件の
調査を依頼したのは、裁判で有罪となり失業中の記者ミカエル。調査の過程で彼は、
鼻ピアスと背中にドラゴンのタトゥーを入れた女性調査員リスベットと出会い、互いに協力
することで、さまざまな秘密が明らかになっていく。


原題:Män som hatar kvinnor
監督:ニルス・アーゼン・オプレウ
原作:スティーグ・ラーソン
出演:ノオミ・ラパス/ミカエル・ニクヴィスト/スヴェン・バーティル・トープ/
    ステファン・サウク ほか
上映時間:2時間33分   <R-15>

■スガイシネプレックス札幌劇場 にて上映中

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映画 『キャピタリズム ~マネーは踊る~』



『ボウリング・フォー・コロンバイン』で銃社会を、
『華氏911』ではイラク戦争を起こしたブッシュ政権、
『シッコ』では医療問題と、アメリカ社会の闇を
ズバズバと斬ってきたマイケル・ムーア監督。

本作のテーマはタイトル通り、キャピタリズム(資本主義)。
アメリカ経済のカラクリをムーア流にユーモアを交えて
分かりやすく暴いていく。

テンポが良くて面白く、経済の勉強にもなった
のですが、ドキュメンタリーの2時間越えは長い。

M・ムーアの名が知れ渡ったせいか、アポなし
突撃取材シーンが減ったような気がする。

次回作も期待しているので頑張ってね、M・ムーア!

キャピタリズム ~マネーは踊る~   「公式サイト」
2008年9月15日、リーマン・ブラザーズの経営破綻は大規模な金融危機を
引き起こし、世界経済は100年に一度と言われる同時大不況に陥った。
アメリカでは住宅市場の大暴落と企業や銀行の倒産で、自宅や職を失う
人々が続出。本作を撮影中だったムーア監督は、$マークのついた大袋を
手にウォール街へと突入して行く。


原題:Capitalism: A Love Story
監督:マイケル・ムーア
出演:マイケル・ムーア ほか
上映時間:2時間7分

■スガイシネプレックス札幌劇場 にて上映中


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映画 『かいじゅうたちのいるところ』



モーリス・センダックの名作絵本「かいじゅうたちのいるところ」を
『マルコヴィッチの穴』 『アダプテーション』 の
スパイク・ジョーンズが映画化。

あまり一般受けしない監督!?が ファンタジー?
と思って観てみたら、後からじんわり心に沁みる、
奥が深い作品でした。
※原作は絵本ですが、本作は子供より大人向き。 

家出した少年マックスが不思議な島にいる「かいじゅうたち」
との交流を通して心の成長を描く物語。

自分の子供時代と照らし合わせて観ると、懐かしかったり
切なかったり...マックス&かいじゅうがいとおしい。

マックスくんが可愛いのは勿論のこと、個性的な
「かいじゅうたち」も魅力的。 キモカワで表情豊か。
CG全盛期に着ぐるみなところが温か味があって◎。

映像にぴったりハマった音楽にも注目です。

かいじゅうたちのいるところ   「公式サイト
いたずら好きな7歳の少年マックスは、母親とケンカをして家を飛び出し、気がつくと
船に乗って大海にこぎ出していた。やがてたどりついた島には見たこともないかいじゅう
たちがいて、彼らの王様になったマックスは、かいじゅうたちと一緒に誰もが幸せになれる
世界を築こうとするが...。


原題:Where the Wild Things Are
監督:スパイク・ジョーンズ
原作:モーリス・センダック
出演:マックス・レコーズ/キャサリン・キーナー/マーク・ラファロ ほか
声の出演:ローレン・アンブローズ/クリス・クーパー/ジェームズ・ガンドルフィーニ/
       キャサリン・オハラ/フォレスト・ウィッテカー
上映時間::1時間41分

■1月15日(金)より
スガイシネプレックス札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道でロードショー 


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映画 『(500)日のサマー』



「これはボーイミーツガールの話だが、ラブストーリーじゃない」
と冒頭から宣言しちゃう映画 『(500)日のサマー』。

とっても可愛くて、甘く切ない胸キュン映画! 
顔がニヤけまくりです(笑)
 
運命を信じる草食男子・トムと現実主義のキュート女子・
サマー。 まったく正反対のふたりの500日の恋を
トム目線で描いた物語。

2人の恋模様がリアルに伝わってくるのは、トムと
サマーを演じたジョセフ・ゴートン=レヴィット
ズーイー・デシャネルがとっても良いから。

ジョセフくんはキュートでハマリ役。ベスト姿がツボ。
ズーイーちゃんは、『ハプニング』などでも可愛い子チャン
だなぁと思っていたら、本作はとびきりキュートで
小悪魔的な魅力全開。 惚れてまうやろ~っ!

2人のIKEAのデートシーンが可愛かったなぁ。
(札幌にもIKEAできないかなぁ...。)
公園で、○○○って叫ぶシーンもすきっ(笑)。

トークネタや音楽のセンスが良く、キュートなファッションや
インテリアも見逃せない。

随所に「ニヤリ」としてしまうシーンが満載なのですが
一番はラストシーンかなぁ...。

(500)日のサマー   「公式サイト」
建築家を夢見つつもグリーティング・カード会社で働くトムは、社長秘書として
入社してきたサマーに一目ぼれ。運命の恋を信じるトムは果敢にアタックし、遂に
一夜を共にするのだが、サマーにとってトムは運命の人ではなく、ただの「友だち」
でしかなかった。全く正反対の2人の500日の恋の行方は...?


原題::(500) Days of Summer
監督:マーク・ウェブ
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット/ズーイー・デシャネル/ジェフリー・エアンド  ほか
上映時間:1時間36分   <PG-12>

■スガイシネプレックス札幌劇場 にて上映中


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映画 『パブリック・エネミーズ』

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『ONE PIECE 』は大変なことになっていますが (映画館レポこちら★
ワタシは ゆったり 『パブリック・エネミーズ』 観賞。

伝説の銀行強盗ジョン・デリンジャーと彼の恋人ビリーの恋愛逃亡劇。

大胆不敵な手口で銀行強盗と脱獄を繰り返すジョン・デリンジャー
を演じるのは、ご存じ ジョニー・デップ
デリンジャーの男の美学に惚れ惚れ、ジョニデ 格好良すぎっ!

なんといっても口説き文句にメロメロ(笑)
「好きなものは、野球、映画、高級服、速い車、ウイスキー、そして○○だ」
こんなことジョニデに言われたら、惚れてまうやろぅ!

この他にも羨ましいセリフを言われる運命の恋人ビリー役は
『エディット・ピアフ』のオスカー女優マリオン・コティヤール

作品自体は普通だったのですが、最後まで色気のある
ジョニデの魅力に惹き込まれた感じ。 ラストはグッときた。

パブリック・エネミーズ   「公式サイト」
1933年、大恐慌時代のアメリカで、ジョン・デリンジャーは紳士的な態度と鮮やかな手腕の
銀行強盗として注目を集めていた。ある日、彼はクラブのクローク係として働く美しい
ビリーに目を奪われる。二人はダンスを楽しみ、共に食事を堪能するが、いつの間にか
ビリーは彼の前から姿を消す。


原題:Public Enemies
監督:マイケル・マン
原作:ブライアン・バーロウ
出演:ジョニー・デップ/クリスチャン・ベイル/マリオン・コティヤール ほか
上映時間:2時間21分

■スガイシネプレックス札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道で上映中 


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