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映画 『ノルウェイの森』
Posted by bluestar on 2010年12月11日(土) 01:53
『青いパパイヤの香り』『夏至』などのトラン・アン・ユン監督が
村上春樹氏の世界的ベストセラー「ノルウェイの森」を映画化。
W村上なんて呼ばれていた時代、村上龍氏派でしたが
赤と緑の装丁が印象的な原作本を読み、涙した一人です。
映画化に不安を抱えつつ、試写会で鑑賞。
映画は トラン・アン・ユン監督らしく映像が美しい。
日本で撮影しているのに、ほかのアジア映画を観ている
ような不思議な雰囲気が印象的なのですが、どうも自分が
イメージしていたものとは違いすぎる...。
原作に忠実なセリフは、文字で読むからこそイイのかなぁ。
ワタナベを演じる松山ケンイチくんは上手かったし、
心配していた直子役の菊池凛子ちゃんも悪くなかった。
一番魅力的だったのは緑を演じた水原希子ちゃん。
演技はイマイチですが、可愛くてハマってます。
それに比べて、レイコさんの設定は残念すぎ。
とはいえ、エンディングに流れるビートルズの
♪ノルウェーの森♪ は心にしみます。
【ノルウェイの森】
ワタナベは唯一の親友であるキズキを自殺で失い、知り合いの誰もいない東京で
大学生活を始める。そんなある日、キズキの恋人だった直子と再会。二人は頻繁に
会うようになるが、心を病んだ直子は京都の病院に入院してしまう。そして、ワタナベ
は大学で出会った緑にも惹かれていく。
監督・脚本:トラン・アン・ユン
原作:村上春樹 『ノルウェイの森』(講談社刊)
音楽:ジョニー・グリーンウッド
主題歌:ザ・ビートルズ「ノルウェーの森」
出演:松山ケンイチ/菊地凛子/水原希子/高良健吾/玉山鉄二
霧島れいか ほか
上映時間:2時間13分 <PG-12>
「公式サイト」
■12月11日(土)より、札幌東宝プラザ,ユナイテッド・シネマ札幌,
札幌シネマフロンティアほか全道でロードショー
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映画 『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』
Posted by bluestar on 2010年11月12日(金) 12:42
今年は、ジョン・レノンの生誕70年にして没後30年の
アニバーサリーイヤー。
誰もが知っているジョン・レノンの知られざる青春時代を
描いた本作。 ジョンの生い立ちや複雑な家庭環境を
知らなかったので、思春期の葛藤と苦悩を興味深く鑑賞。
映画では、奔放な母ジュリア(アンヌ=マリー・ダフ)から
音楽の素晴らしさを、厳格な叔母ミミ(クリスティン・スコット・
トーマス)から人としての生き方を学ぶジョン。
対照的な2人の母親から愛情を受けた多感な時期の経験や
環境が、その後の楽曲作りに大きく関わったんでしょうね。
前編を彩るロック・ナンバーや50年代のファッションも楽しめるし、
ジョンがポールやジョージと出会うあたりからワクワクしながら
観ていたのですが、童顔すぎるポールに違和感あり。
ジョンの複雑な心の動きを繊細に演じたアーロン・ジョンソンくんって、
『幻影師アイゼンハイム』で少年時代のアイゼンハイム演じたり、
『ジョージアの日記』 のイケメン転校生を演じていた子なのね。
全然気が付かなかったんだけど、雰囲気変わったんじゃない?
プライベートでは、本作のサム・テイラー=ウッド監督と
婚約してベビーも誕生したっていうから、これまたビックリ。
ちなみに監督とアーロンは23歳年の差カップル...末永くお幸せに!
【ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ】
1950年代のリバプール。厳格な伯母ミミに育てられているジョンは、近所に実の母親
ジュリアが住んでいることを知り、ミミに内緒で会いに行く。自由奔放なジュリアから
ロックミュージックを聞かされたジョンは音楽活動にのめりこんでいくが、17歳の
誕生日にある事件が起こる。
原題:Nowhere Boy
監督:サム・テイラー=ウッド
脚本:マット・グリーンハルシュ
出演:アーロン・ジョンソン/クリスティン・スコット・トーマス
アンヌ=マリー・ダフ ほか
上映時間:1時間38分 <R-15>
「公式サイト」
■ユナイテッド・シネマ札幌 ほかで上映中
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カテゴリー: 映画 '10|タグ: アーロン・ジョンソン, イギリス, クリスティン・スコット・トーマス, サム・テイラー=ウッド, ジョン・レノン, ノーウェアボーイ, ビートルズ, ユナイテッド・シネマ札幌, 映画, 札幌, 札幌市, 洋画
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