札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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映画 『カンパニー・メン』 100マイル試写会

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リーマン・ショックの影響で会社をリストラされたビジネスマン
たちのを描いた社会派人間ドラマ。

これは多くのサラリーマンが共感できると思うし、経験者
としては非常に身につまされる作品でした。

なんといってもリストラを巡る男たちの心情や人間模様が
リアルで、見栄とプライドが邪魔をして現実を見ようとしない
主人公の姿にイライラ...それに比べ、夫を支える現実的な
妻の姿が印象的。

米国の冷酷なリストラが生々しく、日本のハローワークとは
違う「就職支援センター」などの再就職事情も興味深い。

主人公ボビーを自然に演じるベン・アフレックをはじめ、
トミー・リー・ジョーンズクリス・クーパーケビン・コスナー
オスカー俳優陣の豪華競演に惹かれて鑑賞しても期待を
裏切らない秀作です。

■10月29日(土)より、ディノスシネマズ札幌劇場にてロードショー
カンパニー・メン 
ボストンに本社を構える総合企業の販売部長として必死に働いてきたボビーは、ある日
突然リストラを宣告される。すぐに再就職できると考えていたボビーだったが、現実は
想像以上に厳しく解雇手当は底をつき、車も家も手放すことに。そんな中、工務店を
営む義兄のもとで大工として働き始めた彼は、自身の生き方を見つめ直していく。


原題:The Company Men
製作・監督・脚本:ジョン・ウェルズ
出演:ベン・アフレック/トミー・リー・ジョーンズ/クリス・クーパー
    ケビン・コスナー/ローズマリー・デウィット/マリア・ベロ ほか
上映時間:1時間44分
「公式サイト」 http://companymen-movie.com/

 
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北の映像ミュージアム




さっぽろ芸術文化の館」(旧北海道厚生年金会館)内に開設した
北の映像ミュージアム へ行って来ました。

北海道でロケが行われた映画の資料などが展示されています。

黒澤明監督直筆の手紙や視聴覚コーナーもあるので、映画ファン
ならずとも必見ですよ。

※そういえば、北海道ロケ地マップに 野付半島 でロケが行われた
この作品 が明記されていなかったので追加して欲しいなぁ。




10月5日から開催の SAPPORO SHORT FEST 2011
(第6回 札幌国際短編映画祭) も楽しみ楽しみっ。


北の映像ミュージアム
札幌市中央区北1条西12丁目 「さっぽろ芸術文化の館」1F
営業時間 10:00~18:00
休館日 月曜日(月曜祝日の場合はその翌日)・年末年始
入場無料
<HP> http://kitanoeizou.net/

映画 『ラビット・ホラー3D』 100マイル試写会



『呪怨』 の清水崇監督による最新作、 『ラビット・ホラー3D』。

普通だとスルーするジャンルなのですが、大好きな
満島ひかりちゃんと撮影監督のクリストファー・ドイル
目当てで3D試写会へ。

謎の巨大ウサギに導かれ、異世界へと迷い込んだヒロインに
襲いかかる恐怖を描いた3Dホラー。

「3D」 を売りにしているだけあって、飛び出す映像は迫力あり。

心の闇を幻想的に描いているので、ホラーというよりは
ダークファンタジーの印象が強い。

たぶんホラー映画が苦手な方でも楽しめると思いますが、
『呪怨』 のような怖さを求めると、拍子抜けしてしまうかも...。

子役の澁谷武尊くんと満島ひかりちゃんの熱演が素晴らしい!
ひかりちゃんの演技を観るだけでも価値のある作品。
多分、ひかりちゃんが主演していなかったら観ていないだろうなぁ。

個人的に クリストファー・ドイルの映像美は2Dでじっくり
堪能したいし、清水監督にはがっつり恐怖映画を撮って欲し~っ!  

9月17日(土)より、札幌シネマフロンティアほか全道でロードショー
ラビット・ホラー3D
流行の3D映画を鑑賞していた姉と弟は、突然スクリーンから飛び出してきた
ウサギの縫いぐるみを受け取ったことで、以来弟は夜な夜な階段の納戸から
広がる不思議な世界に誘われてしまう。


監督・脚本:清水崇
撮影監督:クリストファー・ドイル
出演:満島ひかり/澁谷武尊/緒川たまき/大森南朋/香川照之
上映時間:1時間23分   <PG12>
「公式サイト」 http://www.rabbit-3d.com/
 

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映画 『ゲーテの恋 ~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」~』 100マイル試写会

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ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ←本名は長いのねっ。
ドイツの文豪、また詩人・劇作家・哲学者・政治家・法律家と、
いくつもの顔を持ち 「天才」と呼ばれたゲーテ。

そんな偉人が恋に全てを捧げたドラマチックな青春。

出版から200年以上たった現在も読み継がれている
恋愛小説の名作「若きウェルテルの悩み」の誕生に
秘められた、ドイツの文豪ゲーテの熱く切ない恋の物語。

シャルロットの「時が来たわ...」など、ロマンティックな
台詞にうっとり。 秋にピッタリの珠玉のラブ・ストーリー。
人間くさいゲーテの魅力にハマること間違いなし。

監督は『アイガー北壁』のフィリップ・シュテルツェル

ゲーテを演じるのはドイツの若手俳優、アレクサンダー・フェーリング
カレがスクリーンに登場するなり、目がハート(笑)
衣装もお似合いで素敵すぎ...もうメロメロ!
大好きな 『イングロリアス・バスターズ』 に出演していたと
いうので、DVDで再チェック。
酒場のシーンで子供が生まれたドイツ兵士を演じているのが
彼だったのね。 あ~、スッキリした。

2011年10月29日(土)より、札幌シネマフロンティアにてロードショー 
ゲーテの恋 ~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」~
自由奔放な若者ゲーテはある日、美しい少女シャルロッテと出会い恋に落ちる。
しかし、シャルロッテは父親の命令でゲーテの上司ケストナーと結婚することに
なり、失望したゲーテは自分の気持ちを伝えるため、ある物語をつづりはじめる。


原題:Goethe!
監督・脚本:フィリップ・シュテルツェル
出演:アレクサンダー・フェーリング/ミリアム・シュタイン
    モーリッツ・ブライブトロイ/フォルカー・ブルッフ
    ブルクハルト・クラウスナー/ヘンリー・ヒュプヒェン  ほか
上映時間:1時間45分
「公式サイト」 http://goethe.gaga.ne.jp/


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映画 『アントキノイノチ』 100マイル試写会



さだまさし氏の同名小説を、岡田将生くんと榮倉奈々ちゃんの
ダブル主演で映画化。

ん?と思ってしまう面白いタイトルですが、複雑な過去を
持ち心を閉ざした男女が、遺品整理業という仕事を通じて
出会い、生きる力を取り戻していく姿を描く命の物語。

生きることって当たり前のようで難しい...。
生きることの重さ、生きた命の意味を考えさせられる作品でした。

劇中に登場する遺品整理業「クーパーズ」は実在の会社
キーパーズさんがモデルになっているそうです。
(そういえば、がけっぷち姉妹が犯罪現場の清掃会社を始める
サンシャイン・クリーニング』 は心温まる大好きな映画です)


心に闇を持った難役を演じる岡田くんの繊細な演技に
キュンキュンですが、冒頭からビックリ...。 
過去に傷を持つ2人を見守る先輩役のネプチューン
原田泰造さんは 『神様のカルテ』 に続きおいしい役どころ。
注目は 岡田君の同級生を演じ、出番は少ないながらも
強烈な印象を残す 『パンドラの匣』 の染谷将太くん。
ヴェネチア映画祭で新人賞を受賞した『ヒズミ』も楽しみっ。

前半丁寧に描いていただけに、映画タイトルを連呼する
後半からの唐突な展開が残念だったなぁ。

元気があれば何でもできる!って感じですかねぇ。

11月19日(土)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティアほか全道でロードショー
 
アントキノイノチ
高校時代、とある事件がきっかけで心を閉ざしてしまった永島杏平は、遺品整理業を
父親に紹介してもらい働き始める。そこで出会った久保田ゆきや仕事仲間と共に
過ごすうちに、杏平は少しずつ心を開き始める。そんなある日、ゆきは衝撃的な
過去を杏平に告白し、彼の前から姿を消してしまう。


監督・脚本:瀬々敬久
原作:さだまさし
出演:岡田将生/榮倉奈々/松坂桃李/原田泰造/染谷将太
    檀れい/鶴見辰吾/柄本明/堀部圭亮/吹越満/津田寛治
    宮崎美子  ほか
上映時間:2時間21分
「公式サイト」 http://antoki.jp/


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