「孤島から見る月」

Posted by saera on 2012年1月14日(土) 11:55

アルニカで～す。☆-( ^-ﾟ)v


今日は入院１３日目。

そして術後８日目、順調です♪


車イス生活も快適ですし・・・。


大変だったのは手術までの４日間と術後の24時間でした。


自力で起き上がるのも辛くて、

ベットの背もたれの上げ下げをよく頼んでいました。（自動じゃないの・・・）

ナースのお仕事、ホント大変です！

感謝です！！

“ナースコール命”の生活でした。


手術翌日のことでしたが・・・。


あるナースがベットを上げてくれていた途中、

私の頭の近くで、ブチッ！！

大きな音にビックリして、声が出てしまったので、


「大丈夫ですか？！」と気遣ってくれたのですが、


ハイ！と言ったものの、私は大丈夫なので私以外の何かが壊れたはず・・・。


「何だったんでしょうね？」と尋ねる私。


ナースは私の足元でベッドを上げるのを再開し、


確認することもなく、「大丈夫~大丈夫~！」と病室を出て行きました。(えっ？！)


忙しいのネ。と思ったけど、私は気になるう。



それからしばらくすると、自力でベットに起きていられるようになった！



手術からまる１日経つと違うわねー。


数時間前に出来なかったことがみるみる出来るようになる嬉しさ・・・。(ウルウル)


座って目線が変わったので周りを見まわすと色々なものが見えてきた。



アレ？！ベッドから何かぶらさがってる？！


ナースコールのコードがぶちぎれていました(汗)

ベッド上生活の命がっ！！

はぁ～。


ぼーぜんとしていたら窓に光が・・・。


お向かいのビルの屋上から真ん丸に近い お月様が上がってきたのです。




ブチ切れたコードと月
(この前間違えて１度アップしてしまったので見たことある人いますよね～汗)

今夜は十三夜かな・・・。と、お月さまを見上げ夜はふけゆく。

(その日が本当に十三夜か不明。その頃はＴＶも見ず、新聞もなし、

世の中の動きがまったく分からない生活でした。汗)



結局お隣のベッドのおばあちゃんの様子を見に来た

男性ナースに声を掛けて事無きを得たんですけどね。



長かったなァ～。
(声を出さないと奥のベッドの私が見えないんですよ。）



ナースコールがないとベッド上生活は正に、陸の孤島です。(涙)



手術後は１人部屋から２人部屋に移ったのですが、

おとなりさんは耳が遠いので助けてもらえなかったんですよ。(笑)



私は心の中で親しみをこめて

おばあちゃんと呼んでいますが骨折仲間なのです。

その頃はまだおばあちゃんは自分は１人部屋に居ると思っていたと思います。




おばあちゃんが頭の上のカーテン越しの

私の存在をまだ知らなかった頃のおはなしでした。




ある日の朝食


食欲わかない典型的な病院食です(汗 )