とことん!雪まつり -さっぽろ雪まつり公式ブログ-
さっぽろ雪まつりの魅力や舞台裏を実行委員会スタッフが紹介する公式ブログ◆第70回さっぽろ雪まつりは2019年1月31日(木)~2月11日(月・祝)に開催します。 なお、ブログの内容に関係のないコメントは、予告なく削除させていただく場合があります。
by さっぽろ雪まつり実行委員会
奇麗な壁をつくるには?<5丁目>
Posted by さっぽろ雪まつり実行委員会 on 2013年1月18日(金) 09:22
おはようございます!
5丁目会場MAIです(⌒▽⌒) ノ☆・゜:*:゜
今日は朝からもの凄い雪ですね(≧ヘ≦)
そんな日の始まりはみんなで「雪かき」から始まります。
足場、雪像に積もった雪をみんなでカキカキ...
画像でもおわかりになると思いますが、
雪が降り続けているので雪かきしてもしても
ようしゃなく振り続けます(→o←)
この連日の零下...
いったいいつまで続くのでしょうか(/ヘ ̄、)
さて、作業のお話に戻しましょう。
5丁目の作業は順調に進んでいますよ!
昨日で壁部分の化粧雪張りが終了しました。
化粧雪は雪像の土台を作る雪とはまた別もので
そして特別なものです。
札幌中心部から雪道で約2時間程の中山峠のてっぺんから
運んできます。
このフカフカの雪こそが雪像の白さを出してくれるのです。
もちろんVIP待遇なので専用の化粧雪置き場があります。
使わない時はブルーシートをかけます。
運ばれて来る時もトラックにブルーシートを敷き
その上に雪を乗せたり
下ろす時もすべて手作業です。
今度はこの雪に水を含ませます。
雪に雪を張るのである程度の水分が必要となります。
水がまんべんなく行き渡るようにスコップでよ~くかき混ぜます。
屈強な男達はバケツ4つ持って上まで上がっていくのですΣ( ̄ロ ̄lll)
私なんて写真撮りに上行くだけでハァハァ行ってるのに...
化粧雪もただ張ればいいものではありません。
まず、馬鹿棒と呼ばれるアルミの角棒をガタガタの壁面に寸法を図り
水平器で水平をとり、約80㎝間隔で取り付けていきます。
アルミの棒が埋め込まれているのがわかりますか?
そのアルミに合わせてデコボコがなくなるように化粧雪を張っていきます。
1メーターの馬鹿棒で取り付けた馬鹿棒をレールとしてはみ出た雪を
削ります。
埋められた馬鹿棒を取り出し、その部分も埋めると
なんということでしょう!
それはそれは奇麗な壁面が出来上がったではないですか☆.。・:*:・゚`
画像でも右側と左側が全然違うのがわかりますよね?
幅18メートル全て奇麗にしていただきました!
ボランティアさんはベテランの方が多いので
仕事が早い早い(@^∇゚)/
とは言っても、水分の含んだ雪は堅いし
それを張るにも力がいります。
かなり手が痛くなる作業なんです。
高い所の作業だし、女性もいらっしゃいますので
「恐くないですか?」の私の問いに
「なんも!8年やってんだからなんともない(⌒▽⌒) 」と
なんとも力強いお言葉!!
本当ボランティアの皆さんの元気は素晴らしいです(≧∇≦)b
私も見習わないと!
このブログを書いている今も雪は止むことなく振り続けています。
作業しながら雪かきもして...
今日は大変な1日になりそうですが、
作業員、ボランティアさん、みんなで力を合わせて頑張ってま~す(≧∇≦)b