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冬プロレポート~冬の円山動物園から~

冬の動物園プロジェクト、略して冬プロのメンバーが冬の動物園の魅力を発信

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冬の動物園プロジェクト、略して冬プロのメンバーが冬の動物園の魅力を発信

2013年01月16日 の投稿一覧

『動物科学館』

みなさん、こんにちは。
現役引退メガネ獣医?号です。

動物たちの話はうちの飼育員に任せるとして、今日は動物園に来ていただいた方々にいろんなことを学んでいただける『動物科学館』のお話しを。
正門から入っていただいてすぐ左手にあります。




昔は単なる『動物科学館』だったのですが、平成20年に経済産業省からお墨付きを頂戴しまして、現在は名称が『動物科学館』兼『次世代エネルギーパーク』なる看板を掲げております。

入るとすぐに、円山動物園を永年に渡って見つめ続けてくれたゾウの「花子」とキリンの「タカヨ」の骨格標本がお出迎えしてくれます。




これをじーっくりご覧いただきますと、
・キリンの首って長い割に意外と骨の数は少ない、とか
・ゾウの鼻には骨がない、とか…
生きている動物たちをいくらながめてもわからない、とってもたくさんのことがわかったりします。

奥の方にはオオワシの「バアサン」の剥製もひっそりといらっしゃいます。



昭和26年の円山動物園開園の時から平成14年に亡くなるまで50年以上、円山動物園の主として君臨していらっしゃったオオワシです。
ちなみに、私が現場の獣医をしてた時私の目の前で亡くなったので、「あー、円山動物園の歴史に一区切り着いちゃったのかなあ」と感慨にふけったのを思い出したりします。

他にもいろんな骨格標本がありますので、

kokkaku

進化の様子と言いますか、動物の種類によって違うところ、同じところがわかったりもします。地味におもしろいですよ。

貴重な鳥の剥製もいたりします。





こちらは、科学館ホールです。
いろんな講演を行ったりする時に使うお部屋です。





先にお話ししましたとおり円山動物園は『次世代エネルギーパーク』の指定を受けてたりしてまして、また「環境教育」も事業の柱にしてたりもしますので、「地球環境のことを考えようコーナー」とか、







他の動物園ではあまり見かけないかもしれない、地球に優しい「ペレットボイラー」もあったりします。



昔ながらのこんなのもありますが。





さて、一角には売店もあります。お店のお姉さんにお聞きしたところ5,000点以上のグッズをそろえてるんだそうで。
円山動物園にお越しの際は、是非お土産にどうぞ。




マツコ・デラックスさん絶賛の円山動物園オリジナル「シロクマラーメン」や、



ホッキョクグマTシャツを来たホッキョクグマキーホルダーや、


かわいいコップなんかもあります。



当然、マルヤマングッズも豊富にそろっています(笑)




動物を見ていただいた後は、『動物科学館』で楽しみながらちょっとお勉強などしてみてはいかがでしょう。

戦後間もなく、札幌市民の心を癒すために開園された円山動物園の歴史などを「バアサン」の剥製を見ながら感じていただけると幸いでございます。

rekisi




追伸
ちょっとコマーシャル。
マルヤマンが東京に出張します」
JR東京駅の丸の内地下中央改札口前にあるJR北海道プラザ東京支店にマルヤマンが出張します。
日時は1月25日(金)(1)12:30~、(2)15:30~、(3)17:30~です。
マルヤマンと一緒に撮った写真を、その場でフェイスブックやツイッターなどにアップしてくれた方には、あの、テレビ父さんグッズをプレゼントするそうです。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.city.sapporo.jp/somu/tokyo/hp-citypr.html
東京近郊にお住まいの皆様、キモカワ(?)キャラのマルヤマンに会いにお越しくださいませ。

yukikaki


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