札幌100マイル

オランウータン飼育日記&円山四季だより

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カラスにも生活がかかっています。

 園内では春早くからたくさんの鳥たちが繁殖しています。特にスズメは年に何度も

巣引きをするので、運がよければ巣立ちするところを見る事ができます。たくさん生

まれるという事はそれだけ他の生き物に食べられるということです。かなりの割合で

カラスに食べられていますよ。巣立ち間もない若鳥がカラスに襲われると、スズメの

親達は子供を助けるべく必死に攻撃しますが、カラスにはかないません。あまりしつ

こく攻撃すると自分自身の命が危なくなります。そこで、スズメたちは動物舎内に巣

を作り繁殖するのです。動物舎内の方が安全ということを学習するのでしょうか。い

きなり自然の中に飛び出すのでなくて、動物舎内でワンクッションおくのです。(オオ

タカの舎内でも繁殖しています。)賢いね。でも、巣づくりする場所には限りがありま

す。

 園内で久し振りにコムクドリが繁殖しました。雛達の鳴き声が聞こえてきます。どう

やら巣立ちの時が近づいているようです。近くで親達の威嚇の声もきこえています。

巣立ちが近いのをカラス達はわかっているのです。

20080626-00.JPG



 こうして巣立ちする若鳥を待っているのです。



20080626-05.JPG

 待ちきれないカラスは地上で何かやっています。よく見ると木の根を引っ張って土

の中に隠れているいる虫を食べていました。



 これはアカゲラですが巣の近くに飛んできただけなのに親達は大騒ぎでした。

20080626-07.JPG

 これがコムクドリの巣穴です。親はこの巣の周りに止まって見張っています。



 この写真を見てもよくわからないだろうけど、これがコムクドリです。このカメラでは

これが限度です。悪しからず。

 何とか無事に巣立ちして欲しいものですね。でも、カラスにも生活がかかっていま

す。まだ、親に餌をねだっている若鳥カラスも見かけます。口を大きく開くので、口の

中が真っ赤に見えます。


 以前はカラスかスズメしか繁殖していませんでした。でもここ数年はコムクドリやコ

ゲラ、アカゲラが繁殖しだしました。遠い昔、僕が動物園に勤めた頃は、たくさんの

鳥達が繁殖していましたよ。手の届きそうな所にヒヨドリや、地上ではセキレイ等色々

な鳥たちが繁殖していました。餌となる昆虫達もたくさんいたからね。 

 
 現在、当園では生物の多様性の確保ということで、バッタや蝶、トンボなどの生き物

も住めるような、動物園に改善していってます。  

昨日のフキバッタの話。

 今日の朝、昼、夕方と3回、フキバッタを見に行きました。そしたら、昨日の夕方と

同じ状況でした。あの場所が現在の一番居心地の良い場所なのでしょう。あちらこち

らで脱皮殻がありました。





 ぶれて見にくいけど、昼も夕方もこんな状態でした。日があたって良いのかも知れ

ないけど、危険がいっぱいです。



 けっこう蜘蛛がいるんだよね。色々な種類の蜘蛛がね。


  
 同じバッタでも場所や食草が違うと、いる位置や種類も変わります。この様な所に

は、ヒメギスやキリギリス、ヒナバッタなどがすんでいます。草の中間あたりにいる事

が多いかな。

20080610-04.JPG

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 みんな日向ぼっこしているよ。
  


 上に付いているのが、脱皮した殻です。

不思議だな。

 今日の夕暮れ時、動物園の森(仮称)に行き、何か珍しいものがいないか歩いてみ

ました。そしたら、フキバッタがみんなヨモギの上の方にとまっているんだよね。主に

直射日光のあたっている所にかたまって、たくさんいるんだよ。





20080609-05.JPG

 写真がぶれているけど、これしかないから悪しからず。ヨモギの高さは約60cmぐ

らいかな。夜はまだ寒いから、日光をあてて温まる?違うね。下はカナヘビ等に食べ

られるから?違うね。  わからないや!こう言う時は円山動物園に聞いてみよう。な

んてね。  昆虫館の担当者は、この4月から秋まで限定で、僕がやることになりまし

た。だからきいても無駄です。明日、多摩動物園に一般の人として聞いてみようか

な。なんかカッコ悪いな。バッタに聞くしかないね。



 普通のバッタと違い、フキバッタはこの様なフキの生えている場所にすんでいま

す。(写っていないけどフキもたくさん生えています。)

クマゲラだ~。

 弟路郎のランチ前、フリーフライトもあるけど、急いで園内に生息する生き物を写そ

うと、あちらこちら歩いていました。そしたら、猛禽類の鳴き声に似たような声が近くか

ら聞こえてきました。もしかしたらオオタカかなんかの若鳥の声かなと思いながらも、

バッタなどの写真を写していました。

20080608-02.JPG





 こんな感じでせっせと写していました。そしたら、近くの木からいきなり大きなドラミ

ングの音がしました。思わず木を見たら洞の中からクマゲラが出てきました。ビックリ

しましたよ。今まで、園内で若鳥が飛ぶのを一度見た事がありますが、成鳥はありま

せん。以前に何度かドラミングの音は聞いた事がありましたけどね。







 いや~感動しました!体がすごく大きくて、黒い体に赤い頭部の色が生えていまし

た。なんか心臓が少しドキドキしてきました。早く写真に撮らないといけないと思いバ

チバチ撮ったらみんなぼやけてしまったよ。時間がないからあせっちゃいました。で

も、妙に人馴れしているようにも見えました。(後で冷静に考えたらね。)もしかしたら

藻岩山にいたやつかな。



 そのすぐ後に、同じ所にコゲラが飛んできました。

20080608-09.JPG

 時間がないのに近くにいたヘビまで写してしまいました。  そんなことしているか

ら、フリーフライトで大恥をかきました。ルアーをどこかに落としてしまったのです。探

して貰っている間、飛ばしながら話をして、時間稼ぎをしましたが話すこともなくなり

終了しました。その後で見つかり、ルアーをしましたが、まだ残っている人達がいた

ので驚きました。

  
 将来園内で、クマゲラが繁殖するのを夢見ようかな。コゲラやアカゲラは繁殖した

りしているからね。

カエル逃がしています。

 水温が高いせいで、類人館内で飼育しているオタマジャクシが、次々とカエルにな

っています。それで困ってしまいました。餌にする予定のスズムシやコウロギの卵が

孵化しないのです。僕のミスです。ショウジョウバエ等小さな虫を捕まえて与えてい

ましたが、もう限界です。バッタ等餌になる昆虫もいますので、自然に任せることにし

ました。


  
 だいぶやせているでしょう。







 元気にたくましく育っておくれ。



 残ったオタマジャクシは、屋外で成長を抑えながら育てることにしました。

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