『映画 ’10』カテゴリーの投稿一覧
映画 『ソルト』
Posted by bluestar on 2010年8月2日(月) 12:37
前作 『チェンジリング』 のような演技派アンジェリーナ・ジョリーも
好きですが、やっぱり強く美しいアンジーが観た~いっ!
そんな願いをしっかり叶えてくれるのが、アンジーの
魅力満載のスパイ・アクション映画 『ソルト』。
本作でアンジーが演じるのは、二重スパイの容疑を
かけられたCIAエージェントのソルト。
先日、アメリカでロシアの美人スパイが逮捕され
話題になったばかりなので、まさにタイムリー。
ストーリーとしては、主人公・ソルトの行動が理解できず
モヤモヤ感が付きまとうのは残念ですが、スリリングで
スピード感あふれるド派手なアクションは目が離せない。
とにかくアンジーがカッコイイ! もう、それに尽きるくらい
女性版ジェームズ・ボンドやジェイソン・ボーンのような
体を張ったアクションや七変化と見どころ満載。
当初はトム・クルーズ主演で話が進んでいたようですが、
これはアンジーに代わって大正解!
深く考えないで、頭を空っぽにして観ることをオススメします。
それにしてもアノ終わり方は引っかかる...。
最近コノ手の終わり方をする作品が多いだけに消化不良。
【ソルト】 「公式サイト」
CIA職員のイブリン・ソルトは、謎のロシア男性の告白により、大統領暗殺のために
送り込まれたロシアの二重スパイの嫌疑をかけられる。CIAから追われる身となった
イブリンは顔を変え、髪の毛の色を変え、別人になりすまして真相を突き止めようとするが...。
原題:Salt
監督:フィリップ・ノイス
出演:アンジェリーナ・ジョリー/リーブ・シュレイバー/キウェテル・イジョフォー
ダニエル・オルブリフスキー/アンドレ・ブラウアー/アウグスト・ディール ほか
上映時間:1時間50分
ディノスシネマズ札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道でロードショー
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カテゴリー: 映画 '10|タグ: アクション, アンジェリーナ・ジョリー, ソルト, ディノスシネマズ札幌劇場, フィリップ・ノイス, ユナイテッド・シネマ札幌, リーブ・シュレイバー, 中央区, 映画, 札幌, 札幌シネマフロンティア, 札幌市, 洋画
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映画 『ちょんまげぷりん』
Posted by bluestar on 2010年8月1日(日) 01:45
早速、観てきたでござる(笑)
シアターキノさんではあまりお見かけしないような、
若い女の子が多かったなぁ。
やはり、まげメン・錦戸くんファンなのかしら?
そんなことはさておき...映画は、面白かった~!
ゆる~い感じのハートフルストーリーにほっこり。
先入観なしで観てちょんまげ(笑)
180年前の江戸から現代にタイムスリップしたお侍さんと、
母子のトークのギャップが楽しくて、テンポの良いコミカルな
掛け合いにクスクス笑いっぱなし。
美味しそうなスイーツにニンマリ、誠実で男らしい
安兵衛さんに惚れボレ(笑) 「サムライ男子」 イイわ~っ!
キャスティングが絶妙で、意外とすんなりお侍さんに
見えてくる木島安兵衛役の錦戸亮くんに、遊佐ひろ子役は、
母親役がピッタリのともさかりえちゃん。
働く女性は、感情移入できるのではないでしょうか?
一番の見どころは、息子・友也役・鈴木福くんの名演技。
泣き顔もキュートで、お持ち帰りしたいくらいカワイイ!
エンディング曲、忌野清志郎さんの「REMENBER YOU」が
心に残ります...。
映画に満足した後は、「ちょんまげぷりんで食べ歩き」 するでござる!
【ちょんまげぷりん】 「公式サイト」
忙しい日々をおくるシングルマザーのひろ子(ともさかりえ)は、江戸時代から
タイムスリップしてきた侍・安兵衛と出会い、なりゆきから家に居候させることに。
安兵衛は家事のすべてを引き受け、やがてプリンをきっかけにお菓子作りに目覚めていく。
監督・脚本:中村義洋
原作:荒木源 「不思議の国の安兵衛」(小学館文庫刊)
出演:錦戸亮/ともさかりえ/今野浩喜/佐藤仁美/鈴木福
怱那汐里/堀部圭亮/中村有志/井上順 ほか
上映時間:1時間48分
■シアターキノ にて上映中
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映画 『キャタピラー CATERPILLAR』
Posted by bluestar on 2010年7月29日(木) 12:55
かれこれ一週間前になりますが...
第60回ベルリン国際映画祭にて主演の寺島しのぶさんが
「銀熊賞(最優秀女優賞)」を受賞した事でも話題となった、
若松孝二監督作品 『キャタピラー CATERPILLAR』 の
舞台挨拶付き特別先行上映に参加してきました。
予告を観ていたので、ある程度 覚悟して観賞しましたが
前作 『実録・連合赤軍~』 に続き、 強烈な衝撃を受けました。
本作は、戦地で四肢を失った夫と、その妻の葛藤を通して
戦争の愚かさと悲しみを描いており、上映後に 「戦争はただの
人殺し」と熱く語ってくれた若松監督の 「反戦」 への強い
メッセージがストレートに伝わる、理屈ぬきにスゴイ作品でした。
戦争は本当に愚かな事...。
当たり前のことだけど、決して忘れてはならないことを、
改めて痛感させられました。
個人的には、寺島しのぶさん演じるシゲ子という、戦争に
翻弄されたひとりの女性の人間ドラマとしても見応えがあり、
久蔵を演じた大西信満さんと寺島さんの迫真の演技に
ただただ圧倒されました。
お2人は、『赤目四十八瀧心中未遂』 で共演されていますが、
この作品や 『ヴァイブレータ』 以来、主演作は欠かさず観て
いる大好きな女優さんのひとりである寺島しのぶさん。
今回の舞台挨拶はとても楽しみにしていました。
実は、『愛の流刑地』 の試写会で拝見して以来、今回が
2度目となる生・寺島さん。 前回は、トヨエツに気をとられ
つつ 「サバサバした人」 というイメージだったのですが、
今回シアターキノさんのコンパクトな劇場で間近で見た
寺島さんは、黒のワンピースに身を包み、しっとり落ち着いた
女優オーラ漂う素敵な女性でした。
寺島さんの本作を含めた演技力と、観る者を惹きつけてやまない
存在感に今後も目が離せません!
エンディングに流れる、元ちとせさんの反戦歌「死んだ女の子」 も
お聞き逃しなく。 ズッシリ心に響きます。
戦争知らない世代は、絶対見ておくべき映画です!
監督の意向で、一般は1300円 (前売り1000円)、学生は500円と
ロープライス。 読み応えのあるパンフレット(1000円) も是非!
■8月14日(土)より シアターキノ にてロードショー
【キャタピラー CATERPILLAR】
監督:若松孝二
出演:寺島しのぶ/大西信満/吉澤健/粕谷佳五/増田恵美/河原さぶ
石川真希/地曵豪/ARATA/篠原勝之 ほか
上映時間:1時間24分 <R-15>
「公式サイト」
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映画 『小さな命が呼ぶとき』
Posted by bluestar on 2010年7月23日(金) 22:11
100マイルさん枠で観てきました。
明日から公開なのにUPが遅くなりました。
ブレンダン・フレイザー&ハリソン・フォードが主演とくれば、
『ハムナプトラ』 『インディ・ジョーンズ』 のイメージから
冒険映画を想像しがちですが...、ストレートなタイトルからも
分かるように、実話をベースにしたヒューマンドラマ。
先日TV 「奇跡体験 アンビリーバボー」でも放送されていましたが、
ポンペ病の子どもを持つ父親が自ら製薬会社を設立して
不可能といわれた治療薬の開発に挑む物語。
子供の寿命のタイムリミットと治療薬の完成までは、想像も
できないくらいの壮絶な闘いだったと思いますが、主人公ジョンの
不可能を可能にしてしまう行動力と決断力は素晴しい。
支えあう家族の絆や、子供たちへの愛情と最後まで
あきらめないタフな精神力に心を打たれました。
ポンペ病とは、生まれつき体の中の糖(グリコーゲン)をうまく
分解できないために発症する病気。世界には、乳幼児から
成人まで5,000~10,000人の患者が存在し、日本でも
難病指定を受けている。日本では150~300人の患者が
存在すると考えられている。未治療の場合、筋力の低下、
歩行・呼吸障害などの症状により、車椅子や呼吸器が必要と
なり、命を落とす危険が高い。 (公式サイトより引用)
※旭川市にもポンペ病と闘ってる男の子がいます。
そのお母さんが、難病を知ってもらうために 『ハートはあったかい』
という絵本を出版されます。 映画公開時にはこの絵本も
劇場で販売されるようなので、手にとってみて下さいね。
<出版先> http://www.sohokkai.co.jp/new/post_3.html
【小さな命が呼ぶとき】
3人の子供に恵まれ、幸せに暮らすジョンとアイリーンのクロウリー夫妻だったが、
生まれたばかりの赤ん坊と1歳の娘が、難病のポンペ病に冒されていることを
知る。ジョンは子供たちの治療に専念するため会社を辞め、型破りな薬学者
ストーンヒル博士に協力を求める。
原題:Extraordinary Measures
監督:トム・ヴォーン
製作総指揮:ハリソン・フォード/ナン・モラレス
原作:ジータ・アナンド 『小さな命が呼ぶとき』(105分/アメリカ/2009年)
出演:ブレンダン・フレイザー/ハリソン・フォード/ケリー・ラッセル
メレディス・ドローガー/ディエゴ・ヴェラスケス/サム・M・ホール ほか
上映時間:1時間49分
「公式サイト」
■2010年7月24日よりディノスシネマズ札幌劇場にてロードショー
カテゴリー: 映画 '10|タグ: ケリー・ラッセル, ディノスシネマズ札幌劇場, トム・ヴォーン, ハリソン・フォード, ブレンダン・フレイザー, 中央区, 小さな命が呼ぶとき, 映画, 札幌, 札幌市, 洋画, 試写会
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午前十時の映画祭 『バベットの晩餐会』
Posted by bluestar on 2010年7月20日(火) 22:31
『午前十時の映画祭』 初回に参加してから、なかなか
タイミングが合わず5ヶ月以上が経過してしまった...。
札幌シネマフロンティアの24作目は、バブルの頃に
観たデンマーク映画 『バベットの晩餐会』。
大好きな映画なので、テレビ放映された時に録画し、繰り返し
観た作品なのですが、現在はビデオもDVDも販売されて
いないのは非常に残念っ。
久しぶりにスクリーンで堪能できる、この機会は見逃せません!
心温まるストーリーと、絵画を見ているような美しい映像が
印象的。 この作品を観るとお腹が空くんですよねぇ(笑)
前半は少々地味なのですが、かつてパリの名シェフだった
バベットが晩餐会の料理を作り始めてシーンからどんどん
惹き込まれる。 贅を尽くした料理の数々が並ぶ晩餐シーンは圧巻。
MYバイブル 「シネマ厨房の鍵貸します」 にバベットのレシピ
「そば粉のブリニス」 が掲載されていたので、試しに作って
みたこともあります。(なんちゃってブリニスですが...)
【バベットの晩餐会】
19世紀後半、デンマーク辺境の小さな漁村に質素な生活を送る初老を迎えた
プロテスタントの姉妹がいた。そこにパリ・コミューン(パリ市民による自治政権)で家族
を失ったフランス人女性バベットがやってくる。その後彼女は家政婦として長年姉妹に
仕えるが、宝くじで大金を手にいれると、村人のために晩餐会を開きたいと申し出る。
原題:Babettes Goestebud
監督・脚本:ガブリエル・アクセル
原作:カレン・ブリクセン
出演者:ステファーヌ・オードラン/ジャン・フィリップ・ラフォン
ボディル・キェア ほか
上映時間:1時間44分