『映画 ’11』カテゴリーの投稿一覧
映画 『私の愛、私のそばに』
Posted by bluestar on 2011年3月22日(火) 20:34
難病・筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患う男性と
葬儀屋の娘という幼馴染の2人の愛の軌跡を描く
韓国お得意の難病モノのメロドラマ。
韓国中が涙したNo.1 ヒット作ということで、泣く気
満々だったのにストーリーが王道すぎてハマれず...。
ワタシには、泣ける映画ではありませんでした。
ヒロインが葬祭ディレクターという設定が、韓国版
『おくりびと』 のようで興味深いのですが、ラストも
予想りの展開。
ALS患者の主人公を20キロ減量して役作りに挑んだ
キム・ミョンミンの役者魂は圧巻。
献身的な愛で夫を支えるヒロインを演じるハ・ジウォンの
爽やかな可愛らしさが印象的。
【私の愛、私のそばに】
体が徐々に麻痺していく難病を患うジョンウは、唯一の肉親である母を亡くした日、
幼なじみのジスと運命の再会を果たす。2人は1年後に結婚し、病院で新婚生活を
スタートさせるが、ジョンウの病状は悪化していくばかりだった。
原題:내 사랑 내 곁에/英題:Closer To Heaven
監督・脚本:パク・チンピョ
出演:キム・ミョンミン/ハ・ジウォン/イム・ハリョン/イム・ソンミン ほか
上映時間:2時間1分
<公式サイト> http://sobaniite.com/
■ディノスシネマズ札幌劇場 にて上映中
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映画 『ツーリスト』
Posted by bluestar on 2011年3月10日(木) 01:54
アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップが初共演し、
フランス映画 『アントニー・ジマー』 をリメイクした話題作。
2大スターの共演にワクワクしながら観てみると...
アレっ?本当に 『善き人のためのソナタ』 のフロリアン・
ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督の作品なのかしら?
って思うくらい、雑でベタなんですけど...。
見どころは、主演の2人とヴェニスやパリの美しい映像かも。
アンジー姐さんは、文句なく美しい!
エレガントなファッションやしぐさにうっとり。
ジョニデは、パジャマ姿が可愛かったのですが、平凡な
普通の役すぎて、他の俳優でもよかったような...。
う~ん、『食べて、祈って、恋をして』 同様に観光映画と
しては楽しめました。
【ツーリスト】
イタリアへ傷心旅行にやって来たアメリカ人のフランクは、ナゾの美女エリーズと
運命的な出会いを果たす。しかし、彼女と恋に落ちたフランクは、いつしか巨大な
陰謀に巻き込まれていく。
原題:The Tourist
監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
出演:アンジェリーナ・ジョリー/ジョニー・デップ/ポール・ベタニー/
ティモシー・ダルトン/スティーブン・バーコフ/ルーファス・シーウェル ほか
上映時間:1時間43分
「公式サイト」 http://tourist-movie.jp/
■ディノスシネマズ札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌,
札幌シネマフロンティア ほか全道で上映中
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カテゴリー: 映画 '11|タグ: アンジェリーナ・ジョリー, ジョニー・デップ, ツーリスト, ディノスシネマズ札幌劇場, フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク, ポール・ベタニー, ユナイテッド・シネマ札幌, リメイク, 映画, 札幌シネマフロンティア, 洋画
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映画 『ウォール・ストリート』
Posted by bluestar on 2011年3月10日(木) 01:27
レビュー放置していたら、今週で上映終了です。
オリバー・ストーン監督&マイケル・ダグラス主演による
『ウォール街』から約23年ぶりの続編。
前作でインサイダー取引で逮捕されたゴードン・ゲッコー
(マイケル・ダグラス)が、刑期を終えてシャバに出てくる
ところから幕を開け、自らの復讐を果たすために彼に
近づく若く有能な金融トレーダー・ジェイコブ(シャイア・
ラブーフ)を中心に、新たなマネーゲームを描く。
圧倒的な存在感ののマイケル・ダグラスは、ゲッコーが
ハマり役だし、シャイア・ラブーフも頑張っていたし、
キャリー・マリガンちゃんも可愛いのですが、前作の
ようなスリリングなマネーゲームを期待していただけに
...少々期待はずれ。
ゲッコーも普通の人間なんだと思わせるあのラストも
なんだかなぁ...。
パーティーシーンに登場するバド(チャーリー・シーン)に
テンションUP。 前作を観た人なら、ニヤリとしちゃうはず。
それにしても、チャーリー・シーン老けたなぁ。
そんなわけで、前作 『ウォール街』 を観た方が、本作を
楽しめると思います。
【ウォール・ストリート】
前作の最後に逮捕され収監されたウォール街のカリスマ投資家ゴードン・ゲッコーが
長い刑期を終えてニューヨークに帰ってきた。疎遠になっていた娘ウィニーとの
関係修復にとりかかるゲッコーだったが、ウィニーは強欲な犯罪者の父親を毛嫌い
していた。そんな中、ゲッコーはウィニーの婚約者でウォール街で一旗揚げようと
している野心家の青年ジェイコブと出会う。
原題:Wall Street: Money Never Sleeps
監督:オリバー・ストーン
出演:マイケル・ダグラス/シャイア・ラブーフ/ジョシュ・ブローリン
キャリー・マリガン/イーライ・ウォラック/スーザン・サランドン
フランク・ランジェラ ほか
上映時間:2時間13分
「公式サイト」
■札幌東宝プラザ,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー
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映画 『クリスマス・ストーリー』
Posted by bluestar on 2011年3月10日(木) 01:23
-上映は終了しましたが、備忘録として-
フランス映画界を代表する豪華キャストが出演し、2008年
のセザール賞で9部門にノミネートされた家族ドラマ。
とあるクリスマス、カトリーヌ・ドヌーヴ演じる母ジュノンの
病気をきっかけに、長女のエリザベート(アンヌ・コンシニ)、
三男イヴォン(メルヴィル・プポー)がそれぞれの家族を伴って
やって来る。そして絶縁状態だった問題児の次男アンリ(マチュー・
アマルリック)もガールフレンド(エマニュエル・ドゥヴォス)を
連れ登場する...といったストーリー。
キャストや全体の雰囲気は良いのですが、おフランスらしい?
自己主張のぶつかり合いなど、複雑な家族関係がなんとも
理解しがたい作品でした。
日本とは違うクリスマスの過ごし方が素敵なのですが、
できれば12月に観たかったなぁ。
【クリスマス・ストーリー】
クリスマス。ヴュイヤール家では、母ジュノンの病気をきっかけに、長女エリザベート、
三男イヴァンら、子どもたちが集まっていた。しかし、絶縁されていた次男アンリの
登場で、穏やかなクリスマスに波風が立ち始める。
原題:Un Conte De Noel
監督・脚本:アルノー・デプレシャン
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ/マチュー・アマルリック/アンヌ・コンシニ
メルヴィル・プポー/ジャン=ポール・ルシヨン/キアラ・マストロヤンニ
イポリット・ジラルド/ローラン・カペリュート/エマニュエル・ドゥヴォス ほか
上映時間:2時間30分
「公式サイト」
■シアターキノ にて鑑賞
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映画 『英国王のスピーチ』
Posted by bluestar on 2011年2月28日(月) 07:54
現エリザベス女王の父親であるジョージ6世が
幼少期からの吃音を克服し、国民から信頼される
王になるまでの実話を描いた人間ドラマ。
本作が第83回アカデミー賞最多ノミネートということで、
授賞式前に観たい!と思った人はワタシだけではない
ようで、シアター激混。
※札幌の上映はディノスシネマズ札幌劇場のみですからねぇ...。
さて、楽しみにしていた本作を観た感想は...
吃音というコンプレックスを抱えた英国王ジョージ6世を
演じるコリン・ファースと風変わりな言語療法士演じる
ジェフリー・ラッシュの演技で魅せる会話劇の素晴ら
しさに尽きます!
2人の身分を越えた友情や、何があっても王を支える
妻エリザベスの愛も良かった。
キワモノ女優の印象が強いヘレナ・ボナム=カーターは
正統派な役の方が魅力的ですね。
弱みや欠点を抱えた一人の人間ドラマとしても見応えの
ある味わい深い作品ですが、淡々と描かれた正統派なので
個人的には 「作品賞」って感じじゃないかなぁ...。
『シングルマン』 に続き、繊細で気品のある演技を魅せる
コリン・ファースのオスカーは堅いのではないでしょうか?
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<追記>
第83回アカデミー賞が発表になり、『英国王のスピーチ』 は
作品賞、監督賞(トム・フーパー)、主演男優賞(コリン・ファース)
脚本賞(デビッド・サイドラー) の4冠を達成しましたねぇ。
個人的には、監督賞は 『ソーシャル・ネットワーク』 の
デヴィッド・フィンチャーにオスカーを取らせてあげたかったなぁ。
※その他、アカデミー賞の結果はコチラをどうぞ。
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【英国王のスピーチ】
幼いころから、ずっと吃音に悩んできたジョージ6世。そのため内気な性格だったが、
厳格な英国王ジョージ5世はそんな息子を許さず、さまざまな式典でスピーチを
命じる。ジョージの妻エリザベスは、スピーチ矯正の専門家ライオネルのもとへ
夫を連れていく。
原題:The King's Speech
監督・脚本:トム・フーパー
出演:コリン・ファース/ジェフリー・ラッシュ/ヘレナ・ボナム=カーター
ガイ・ピアース/デレク・ジャコビ/マイケル・ガンボン
ティモシー・スポール/ジェニファー・イーリー ほか
上映時間:1時間58分
「公式サイト」
■ディノスシネマズ札幌劇場 にて上映中
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カテゴリー: 映画 '11|タグ: アカデミー賞, オスカー, ガイ・ピアース, コリン・ファース, ジェフリー・ラッシュ, ディノスシネマズ札幌劇場, トム・フーパー, ヘレナ・ボナム=カーター, 映画, 洋画, 英国, 英国王のスピーチ
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