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映画 『抱擁のかけら』
Posted by bluestar on 2010年2月12日(金) 18:09
ペネロペ・クルス&ペドロ・アルモドバル監督が
『ライブ・フレッシュ』『オール・アバウト・マイ・マザー』
『ボルベール<帰郷>』 に続き4度目のタッグを組んだ
愛の物語 『抱擁のかけら』。
2人とも大好きなので公開を楽しみにしていた作品です。
物語は、ある出来事によって視力を失った主人公が
封印していた過去と向き合う、愛の崩壊と再生を描く。
ミステリータッチな前半は、複数の物語が同時に進行し
現代と過去が複雑に交差するストーリーに戸惑いましたが、
謎が解き明かされる後半になるにつれグイグイ惹きこまれ、
アルモドバル監督の世界観を堪能。
「映画」へのオマージュにあふれているところが面白いし、
リアルに描く複雑な人間心理や、独特の映像美、音楽の
センスには毎回脱帽です。
監督を褒めまくりですが、美しく情熱的なヒロインを演じた
ペネロペが素晴しい。 もう、ペネロペの魅力全開です!
様々な衣装に身を包み、クルクル表情を変えるペネロペは
何をしても許せちゃうくらい美しく可愛い!
ヘップバーンやモンローを彷彿とさせるシーンも似合いすぎっ。
オスカー女優になっても、惜しげもなくキレイな身体を
披露する潔さがスキ。
オヤジじゃなくてもペネロペの虜になること間違いなし(笑)
【抱擁のかけら】 「公式サイト」
2008年、マドリード。視力を失った脚本家のハリーは、道案内をしてくれた
女性と昼下がりの情事を楽しんでいた。その際、大富豪の実業家マルテルの死を
知り、なんとも言えない気持ちになる。ハリーはエージェントのジュディットと彼女の
息子のディエゴのサポートにより、なに不自由ない生活を送っていた。しかし、彼は
14年前に本名の「マテオ」と、最愛の女性レナとの思い出を封印して生きていた。
レナはマルテルの愛人だった
原題:Los Abrazos Rotos
監督・脚本:ペドロ・アルモドバル
出演:ペネロペ・クルス/ルイス・オマール/ブランカ・ポルティージョ/
ホセ・ルイス・ゴメス/ルーベン・オチャンディアーノ/タマル・ノバス ほか
上映時間:2時間8分 <PG-12>
札幌シネマフロンティア にて上映中
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