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映画 『ナイト&デイ』
Posted by bluestar on 2010年10月21日(木) 23:11
トム・クルーズ&キャメロン・ディアスの2大スター共演の
お気楽ロマンティック・アクション・コメディ。
2人の共演は、リメイク失敗作(失礼っ) 『バニラ・スカイ』 以来。
ツッコミどころ満載ですが、気楽に楽しめて面白かった。
物語は、トムお得意?のスパイもの。
キャメロン扮する平凡なヒロインがスパイのトムと出会ってしまった
ことから、世界中をめぐる逃走劇に巻き込まれていく...。
ありえない展開も、この2人なら許せます(笑)
痛快なアクションシーンやトムとキャメロンの息の合った
掛け合いが楽しく、水着のサービスショット?! が伏線に
なっているのも面白い。
強くて不死身のヒーローを、あんなに爽やかに演じられるのは
トム様意外考えられないし、キャメロンもシリアスな役より
コミカルでキュートな役がお似合いだわ。
もう若くないお2人の、身体を張った頑張りに拍手っ(笑)
【ナイト&デイ】
理想の男性を追い求める平凡な女性ジューンは、ある日空港でハンサムな男と
運命的な出会いを果たすが、男の正体は重要な任務を帯びたスパイだった。
男との出会いから、何度も危険な目に遭遇するジューンは、やがて男に疑いの
念を抱きはじめる。
原題:Knight and Day
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:トム・クルーズ/キャメロン・ディアス/ピーター・サースガード
ジョルディ・モリャ/ビオラ・デイビス/ポール・ダノ/フォルク・ヘンシャル
マーク・ブルカス/レニー・ロフティン/マギー・グレイス ほか
上映時間:1時間49分
「公式サイト」
■札幌東宝プラザ,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道で上映中
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映画 『ぼくのエリ 200歳の少女』
Posted by bluestar on 2010年10月21日(木) 12:49
2008年のトライベッカ国際映画祭で最優秀作品賞を始め
世界中で60もの映画賞を受賞。
スウェーデンの人気作家 ヨン・アイビデ・リンドクビストの
ベストセラー小説「モールス」を映画化したスウェーデン発の
ヴァンパイア映画 『ぼくのエリ 200歳の少女』。
スウェーデン映画といえば、大好きなラッセ・ハルストム監督作品や
ロッタちゃんシリーズなど、子供映画はハズレなしだし、最近では
『ミレニアム』 が大当たりということで、札幌上映初日に鑑賞。
レビューを放置していましたが、この作品は観て良かった。
ヴァンパイア映画なので残酷なシーンもありますが、ホラーと
いうより、12歳の少年の初恋を描いたラブストーリー。
いじめられっ子の少年オスカーと、孤高のヴァンパイア・エリ。
孤独な二人の運命的な結びつきを詩的に描いた本作は、
美しくも残酷で切ないヴァンパイア映画の秀作。
(同じようなヴァンパイアものでもコチラとは大違い...。)
冒頭から闇夜に舞う雪が美しく幻想的で、映画全体を包み込む
ような、北欧スウェーデンの寒々しい空気感がたまらない。
雪と血、オスカーの金髪とエリの黒髪など、コントラストも美しい。
お互いを受け入れたオスカーとエリの絆と、今後の運命を
予感させるクライマックスからラストのシークエンスが印象的。
これからオスカーが辿るであろう運命を思うと、ラストの幸せそうな
笑顔が切なすぎる。
残念だったことは、「200歳の少女」というネタバレ邦題と、ある
秘密が隠されている下半身のモザイク処理...。
そうそう、ハリウッド・リメイク版 『Let Me In』 の予告映像を観たの
ですが、ただのホラーのよう...やっちゃいましたねぇ。
やはりアノ北欧の空気感を描くことはできないだろうなぁ。
【ぼくのエリ 200歳の少女】
内気で友達のいない12歳のオスカーは、隣の家に引っ越してきた少女エリに
恋をする。しかしエリの正体は、人間の血を吸いながら町から町へと移り住み、
200年間も生きながらえてきたバンパイアだった。
原題:Let the Light One in
監督・編集:トーマス・アルフレッドソン
原作・脚本:ヨン・アイビデ・リンドクビスト(「モールス」)
出演:カーレ・ヘーデブラント/リーナ・レアンデション/ペール・ラグナル
ヘンリック・ダール/カーリン・ベリィクイスト/ペーテル・カールベリ
イーカ・ノード/ミカエル・ラーム/カール=ロベルト・リンドグレン
アンダージュ・テー・ペードゥ/パレ・オロフソン ほか
上映時間:1時間55分 <PG-12>
「公式サイト」
■シアターキノ にて上映中
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『息もできない』 特別上映とゲストトーク@シアターキノ
Posted by bluestar on 2010年10月6日(水) 23:43
本日より、「SAPPORO SHORT FEST 2010」 が開幕しましたねぇ。
ホワイトロックシアターの初日プログラムも魅力的でしたが、
シアターキノで SAPPORO SHORT FEST 5周年記念特別上映
『息もできない』 上映と、監督・主演ヤン・イクチュン氏&主演女優
キム・コッピさんのゲストトーク に参加してきました。
客席には、映画 『レインマン』 のオスカー脚本家であり
SSFの国際審査委員である バリー・モロー氏の姿がっ! 感激です!
実は、映画 『息もできない』 を観るのは3回目。
監督・主演・脚本・編集・制作をこなした才能溢れるヤン・イクチュン氏と
主演女優のキム・コッピちゃんの来札を楽しみにしていたんです。
映画は、3回目も涙・涙・涙...素晴らしい作品です。
映画上映後にヤン監督とコッピちゃん登場。
映画では、いかにもなチンピラを演じていたヤン監督ですが、
キャップにメガネを掛け、チェックのシャツにジーンズ姿の監督は
普通のお兄さん風。 コッピちゃんは、水玉ネイビーのワンピース姿
が清楚でカワイイ女の子といったイメージ。
「皆さん、ありがとうございます。 はじめまして、キム・コッピです。」
と流暢な日本語で挨拶をしてくれたコッピちゃん。
通訳さんを交えてのトークは、映画の根底にある韓国の歴史的な
背景や家族、暴力描写についてなど真摯に語ってくれました。
お茶目なヤン監督の、KISSネタは笑えました。
今回、SSFの審査員として来札されたヤン監督。
映画祭で見かけたら 「KISSして下さい」って言ってました(笑)
ヤン・イクチュン監督&キム・コッピさん、カムサハムニダ!
■『息もできない』 は、シアターキノにて10/9(土)~15(金)アンコール上映決定!
カテゴリー: 映画 '10|タグ: SAPPORO SHORT FEST, SAPPORO SHORT FEST 2010, SAPPOROショートフェスト, キム・コッピ, シアターキノ, ヤン・イクチュン, 息もできない, 映画, 札幌, 札幌国際短編映画祭, 札幌市, 洋画, 特別上映, 舞台挨拶, 韓国
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映画 『シングルマン』
Posted by bluestar on 2010年10月4日(月) 01:55
世界的ファッションデザイナー、トム・フォードが初監督
したことで話題の 『シングルマン』 を初日鑑賞。
1960年代を舞台に、長年連れ添った最愛のパートナーを
亡くした心の傷が癒えない大学教授の1日を描いた物語。
なんてスタイリッシュで美しい大人の映画なんだろう。
初監督作品とは思えないトム・フォードの世界観に陶酔。
映画 『007/慰めの報酬』 でもダニエル・クレイグが
トム・フォードのスーツをスマートに着こなしていましたが、
本作・主演のコリン・ファースのエレガントなスーツ姿に
うっとり。 格好良さ2倍増し。
メガネや時計といった小道具もセンスが良く、主人公の
家や家具、クラシックな車など、隙のない美的センスに脱帽。
繊細な人間描写や感情を表現した映像の色使いも素晴らしく
魅せられました。
知的で繊細なジョージを演じるコリン・ファースの安定した
演技が素晴らしく、ジョージのかつての恋人チャーリーを
演じるジュリアン・ムーアもセクシーで美しい。
ジョージの教え子のケニーを演じているニコラス・ホルトが
『アバウト・ア・ボーイ』 のアノ小太りの男の子だったとは...
大人になったねぇ。
ニコラス以外も、ジョージのパートナーを演じたマシュー・グードや、
本作が映画初出演となるモデルのジョン・コルタジャレナら、
美しい男たちが登場...女子は目の保養にオススメかも(笑)
【シングルマン】
時代は1960年代前半。大学教授のジョージは16年間共に暮らしたパートナーを
事故で失い、人生最後の日だと思って世界を眺めている。しかし、新たな出会いを
重ねるうちに内面に変化が生まれていく。
原題:A Single Man
監督・脚本・製作:トム・フォード
原作:クリストファー・イシャーウッド
出演:コリン・ファース/ジュリアン・ムーア/ニコラス・ホルト
マシュー・グード/ジョン・コルタジャレナ ほか
上映時間:1時間40分
「公式サイト」
■シアターキノ にて上映中
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映画 『闇の列車、光の旅』
Posted by bluestar on 2010年10月4日(月) 01:50
UPが遅れているすきに札幌上映が終了してしまいましたが...
ガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナが製作指揮に
名を連ねていることで気になっていた作品です。
2009年のサンダンス映画祭で監督賞と撮影監督賞を受賞。
日系米国人のキャリー・ジョージ・フクナガ監督が
移民たちの現実を描いた人間ドラマ。
主人公は父とともに不法な手段で米国を目指す旅に出る
中米ホンジュラスの少女サイラ(パウリーナ・ガイタン)と、
ギャング団に属し荒れた生活を送るメキシコの少年カスペル
(エドガー・フロレス)。
過酷な状況の中で出会い、支え合う2人の姿が痛々しい。
まるでドキュメンタリーを観ているような緊張感が続く、
重く切ない物語。 シビアなラストが胸を打つ。
美しい映像が救いかも。
平和ボケしたアタマにガツンとくる作品です。
【闇の列車、光の旅】
ホンジュラス出身の少女サイラは、父と叔父とともに移民たちでひしめく列車で
アメリカを目指し旅立つ。道中、メキシコの強盗集団に襲われたサイラは、彼らの
一味である青年カスペルに命を救われる。その後、サイラは裏切り者として組織
から追われるカスペルと行動を共にし、国境を目指す。
原題:Sin Nombre
監督・脚本:キャリー・ジョージ・フクナガ
製作総指揮:ガエル・ガルシア・ベルナル/ディエゴ・ルナ
出演:パウリーナ・ガイタン/エドガー・フロレス/クリスティアン・フェレール
テノック・ウエルタ/ディアナ・ガルシア ほか
上映時間:1時間36分 <PG-12>
「公式サイト」
■ディノスシネマズ札幌劇場
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