札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『ユナイテッド・シネマ札幌』タグの付いた投稿

映画 『少年メリケンサック』 試写会



少年メリケンサック
レコード会社で働く、契約期限切れ寸前のOL・かんなは、イケメンで凶暴な4人組みパンクバンド
「少年メリケンサック」の動画を発見する。彼らをスカウトするため、バンドのサイトを頼りに
メンバーが働く店をを訪れるとそこには、50歳を越えたオッサンが酔いつぶれていた。
実は、かんなが観た動画は25年前のもの。このメンバーで全国ツアーに向かうのだが...


パンクはキライですが、
宮藤官九郎が監督・脚本がなので楽しみにしていた作品。

笑った笑った、良くも悪くもクドカンワールド全開。
豪華キャストが演じる個性的過ぎるキャラが、細部に渡り面白すぎっ。

ハジけまくりの宮崎あおいは、『篤姫』をやりながら、この作品を
撮っていたかと思うと、スゴイの一言。 
ファン必見、カワイイあおいちゃんを観るだけでも価値あり。

ハチャメチャなオヤジバンドメンバーは、ベースの兄・アキオ(佐藤浩市)と
ギターの弟・ハルオ(木村祐一)、言語障害のあるボーカルのジミー(田口トモロヲ)、
ドラムのヤング(三宅弘城)。4人の奮闘する姿に応援せずにはいられない。

個人的には、カリスマアーティスト・TELYA(田辺誠一)と、あおいちゃん扮する
かんなの彼氏・マサル(勝地涼)がツボ。

やっぱりパンクは理解できなかったけど、ラストのオチは◎。
とりあえず深く考えないで、大いに笑って楽しんじゃいましょう。

「少年メリケンサック」公式サイト

2009年2月14日(土)より
札幌シネマフロンティア,ユナイテッド・シネマ札幌 ほか全道で公開
(上映時間:2時間5分)


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映画 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 試写会



ベンジャミン・バトン 数奇な人生
1918年、ニューオリンズ。ある夫婦の間に男の子が生まれ、妻は出産後亡くなった。
その赤ん坊の顔はシワだらけで目は白内障、足腰も弱っていて老人のようだった。
ショックで父親は見知らぬ家の前に置き去りにしてしまう。「これも神の奇跡」と黒人女性の
クイニーは彼をベンジャミンと名付け育てることに。ベンジャミンは日に日に成長したが、
不思議とだんだんと若返っているように見えた。そんな折り、6歳の少女デイジーに出会う。


素晴らしい! 3時間近くスクリーンに釘付け。
長さを感じさせないくらい魅力的な作品でした。

80歳の外見で生まれ、だんだん若返っていく特別な人生を送った男の物語。
まず、この設定が興味深い。

老人姿の70代、60代、実年齢の40代、そして20代のベンジャミンを
みごとに演じたブラッド・ピット。
ベンジャミンの生涯の恋人・デイジー役にオスカー女優のケイト・ブランシェット。
監督は、『セブン』や『ファイト・クラブ』に続き、ブラピと3度目のコラボ
となるデヴィッド・フィンチャー。

第一次世界大戦から21世紀に至るまでの時代背景を織り交ぜながら
人生の喜びや悲しみを丁寧に描いている秀作。

純粋なベンジャミンと、彼を支えた人々との交流に心が温かくなり、
デイジーとの純愛は切なくて涙。
人との出会いを大切にしなくちゃとしみじみ感じました。

見所は、ブラピとケイトの美しさ。
ケイトのダンスシーンが美しくて、CG加工された若い肌がうらやましいくらいまぶしい。
20代のブラピは『リバー・ランズ・スルー・イット』時代を彷彿されるくらい美しい。
久しぶりの美しいブラピに見惚れちゃいました。

ブラピの見所テンコ盛りですが、ファンじゃなくても充分楽しめる作品です。
なんとブラピの実娘がちょこっと登場するのでお見逃しなく。

「ベンジャミン・バトン」公式サイト

2009年2月7日(土)より
スガイシネプレックス札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道で公開  上映時間:2時間47分


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