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映画 『トロン:レガシー』
Posted by bluestar on 2010年12月29日(水) 07:14
1982年に世界初のCGを導入したジェフ・ブリッジス
主演作 『トロン』 の続編。
父親が創造し「トロン」と呼ばれるコンピューターの
世界へ導かれた若者が、命を狙われながらも人類の
存亡を賭けた死闘に挑むSFアクション大作。
オリジナル版 『トロン』 は未見。
3D元年の去年(2009年)、『アバター』 に
衝撃を受けてから早1年...
ドキドキワクワクの
初・IMAX3Dで鑑賞。
まぁ、ストーリーは置いといて(苦笑)...
CGと3Dのクオリティーが高い! 改めて3Dの進化を実感っ。
2Dと3Dの使い分けが絶妙で、近未来の映像美に釘付け。
必要な武器を創りだす「バトン型ツール」が欲し~っ。
注目は、ケヴィン・フリン役のジェフ・ブリッジスが、35歳
当時の顔で自然に演技していること。 このCGは、『ベンジャミン・
バトン 数奇な人生』のブラピ以上のクオリティー。
サイバーな世界観を彩る音楽も◎
劇中にもチラッと登場するダフト・パンクのクールな
サウンドもカッコイイのですが、ゲームセンターで流れた
ジャーニーの「Seperate ways」と、ユーリズミックスの
「Sweet Dreams」にしびれた~っ!(分かる人は分かるよねぇ♪)
サントラにこの2曲は入っていないのが悲しい。
さて、IMAX3Dについて少々。
座席は後方ではなく、スタッフさんおすすめのセンターを選択。
はじめはスクリーンが近すぎる気もしたのですが、
スクリーンに包まれるような臨場感を味わうことができました。
メガネもフィット感が良く、掛け心地が良かったです。
しかしメガネonメガネの相方は、フィット感が悪く不評...。
映画を見る本数が多い人間には、料金も少々ネック。
大画面で観る価値のある作品ですが、過度の期待はしないように!
【トロン:レガシー】
デジタル業界のカリスマ、ケヴィン・フリンが謎の失踪を遂げてから20年たった
ある日、27歳に成長した息子サムに父ケヴィンからのメッセージが届く。サムは、
父ケヴィンの消息を追って父のオフィスに足を踏み入れるが、そこには衝撃的な
真実が待ち受けていた。
原題:Tron: Legacy
監督:ジョセフ・コジンスキー
音楽:ダフト・パンク
出演:ジェフ・ブリッジス/ギャレット・ヘドランド/オリビア・ワイルド
マイケル・シーン/ブルース・ボックスレイトナー ほか
上映時間:2時間17分
「公式サイト」
■札幌東宝プラザ,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほかで上映中
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カテゴリー: 映画 '10|タグ: 3D, IMAX, オリビア・ワイルド, ギャレット・ヘドランド, ジェフ・ブリッジス, ジョセフ・コジンスキー, ダフト・パンク, トロン, トロン:レガシー, ユナイテッド・シネマ札幌, 映画, 札幌, 札幌シネマフロンティア, 札幌市, 札幌東宝プラザ, 洋画, 3D, SF
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映画 『ノルウェイの森』
Posted by bluestar on 2010年12月11日(土) 01:53
『青いパパイヤの香り』『夏至』などのトラン・アン・ユン監督が
村上春樹氏の世界的ベストセラー「ノルウェイの森」を映画化。
W村上なんて呼ばれていた時代、村上龍氏派でしたが
赤と緑の装丁が印象的な原作本を読み、涙した一人です。
映画化に不安を抱えつつ、試写会で鑑賞。
映画は トラン・アン・ユン監督らしく映像が美しい。
日本で撮影しているのに、ほかのアジア映画を観ている
ような不思議な雰囲気が印象的なのですが、どうも自分が
イメージしていたものとは違いすぎる...。
原作に忠実なセリフは、文字で読むからこそイイのかなぁ。
ワタナベを演じる松山ケンイチくんは上手かったし、
心配していた直子役の菊池凛子ちゃんも悪くなかった。
一番魅力的だったのは緑を演じた水原希子ちゃん。
演技はイマイチですが、可愛くてハマってます。
それに比べて、レイコさんの設定は残念すぎ。
とはいえ、エンディングに流れるビートルズの
♪ノルウェーの森♪ は心にしみます。
【ノルウェイの森】
ワタナベは唯一の親友であるキズキを自殺で失い、知り合いの誰もいない東京で
大学生活を始める。そんなある日、キズキの恋人だった直子と再会。二人は頻繁に
会うようになるが、心を病んだ直子は京都の病院に入院してしまう。そして、ワタナベ
は大学で出会った緑にも惹かれていく。
監督・脚本:トラン・アン・ユン
原作:村上春樹 『ノルウェイの森』(講談社刊)
音楽:ジョニー・グリーンウッド
主題歌:ザ・ビートルズ「ノルウェーの森」
出演:松山ケンイチ/菊地凛子/水原希子/高良健吾/玉山鉄二
霧島れいか ほか
上映時間:2時間13分 <PG-12>
「公式サイト」
■12月11日(土)より、札幌東宝プラザ,ユナイテッド・シネマ札幌,
札幌シネマフロンティアほか全道でロードショー
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映画 『ロビン・フッド』
Posted by bluestar on 2010年12月10日(金) 23:51
『グラディエーター』 のリドリー・スコット監督&ラッセル・クロウが
伝説の義賊 「ロビン・フッド」 の闘いを描いた歴史活劇を試写会鑑賞。
実は、リンゴを射抜く 「ウイリアム・テル」 と勘違いしていて
暴れん坊ラッセルのキャラじゃないなぁと思っていたワタシ(恥)
映画は、ハリウッドらしい正統派ヒーローもの。
これは単純に 面白かった!
迫力の戦闘シーンやテンポ良いストーリー展開も見どころですが
なんといってもロビンを演じるラッセル・クロウがカッコイイ!
『グラディエーター』 『3時10分、決断のとき』 など、カリスマ性の
ある役がハマります。 まさに ♪ いとしのロビン・フッドさま ♪ (笑)
ケビン・コスナーも 『ロビン・フッド』 を演じていましたが、
ごっついロビン=ラッセルもおすすめです。
【ロビン・フッド】
12世紀末、十字軍の兵士としてフランスで戦っていたロビンは、帰国途上で英国の
騎士ロクスリーの暗殺に遭遇する。「家宝の剣を故郷に持ち帰って欲しい」という
ロクスリーの遺言を受け、彼の父親が領主を務めるノッティンガムを訪れたロビン
だったが、やがて英国侵略を目論むフランスの陰謀に巻き込まれていく。
原題:Robin Hood
監督:リドリー・スコット
製作:ブライアン・グレイザー/リドリー・スコット/ラッセル・クロウ
出演:ラッセル・クロウ/ケイト・ブランシェット/ウィリアム・ハート
マーク・ストロング/マーク・アディ/ダニー・ヒューストン
アイリーン・アトキンス/マックス・フォン・シドー ほか
上映時間:2時間
「公式サイト」
■12月10日(金)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティアほか全道でロードショー
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映画 『SPACE BATTLESHIP ヤマト』
Posted by bluestar on 2010年12月1日(水) 12:48
<試写会で鑑賞>
『ALWAYS 三丁目の夕日』 の山崎貴監督が、
国民的人気を博したTVアニメ「宇宙戦艦ヤマト」を
木村拓哉主演で実写映画化。
ヤマト世代ですが、アニメをほとんど見ていないので
期待も先入観もなく鑑賞。
う~ん、ガッカリ...。
序盤から、ヤマトが発進するシーンや波動砲に
興奮したのですが、冷めるのも早かった。
後半は戦闘服がコスプレにしか見えないっ。
ツッコミどころ満載で、そういう意味では面白い
作品なのかも(笑)
良くも悪くもキムタクさんの映画だなぁ。
(『武士の一分』 の時は良かったのにねぇ...)
ちなみにエンドロールもお見逃しなく。
『必死剣 鳥刺し』 と同じようなラストです(苦笑)
【SPACE BATTLESHIP ヤマト】
西暦2194年、ナゾの異性人ガミラスが地球に侵攻し、その圧倒的な攻撃力によって
人類は絶滅寸前に追い込まれてしまう。5年後、生き残った人間たちは放射能で
汚染された地上を逃れ、地下で生活していた。元エースパイロットの古代進は、
放射能除去装置があるというイスカンダル星を目指して旅立つが...。
監督・VFX:山崎貴
原作:西崎義展
出演:木村拓哉/黒木メイサ/柳葉敏郎/緒形直人/西田敏行
高島礼子/堤真一/橋爪功/池内博之/マイコ/矢柴俊博
波岡一喜/三浦貴大/斎藤工/山崎努 ほか
上映時間:2時間18分
「公式サイト」
■ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティアほか全道で上映中
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映画 『レオニー』
Posted by bluestar on 2010年11月30日(火) 12:21
100マイルさんのレポーター枠で、松井久子監督の
舞台挨拶付 「完成披露試写会」 に参加。
レビューを放置していたら、とっくに劇場公開が始まって
おりました...トホホ。
さて、肝心の映画は、
世界的な彫刻家として知られるイサム・ノグチの母親
レオニー・ギルモアの生涯にスポットをあてた伝記ドラマ。
イサム・ノグチの作品は見たことがあっても、彼の育った
環境や母親レオニーの事はまったく知らなかったので、
波乱に満ちた人生に驚いた。
アメリカと日本の美しい映像と音楽が素晴らしく、主演の
エミリー・モーティマーも好演していますが、作品を
観る限りレオニーの生き方には共感も感情移入もでき
ませんでした。
レオニーが日本に来ても日本語を話そうとしなかったのは、
周りの人に好かれようとか、溶け込む気がなかったとしか
思えません。 自立した強い女性というより、協調性がない
頑固者にしか見えなかったのが残念。
ラストのモエレ沼公園の映像が素敵で、イサム・ノグチ氏
の作品を見に出かけたくなりました。
【レオニー】
1901年、女子大を卒業し、ニューヨークで教鞭をとっていたレオニーは日本から
来た詩人・野口米次郎(ヨネ・ノグチ)と出会う。お互いに惹かれあい恋に落ちる2人
だったが、レオニーの妊娠を知るとヨネは一方的に帰国してしまう。カリフォルニアに
移りシングルマザーとなったレオニーだったが、日系に対する差別を感じ、ヨネの
誘いにのって渡日を決意する。
製作・脚本・監督:松井久子
原案:ドウス昌代『イサム・ノグチ~宿命の越境者』(講談社刊)
出演:エミリー・モーティマー/中村獅童/原田美枝子/竹下景子
吉行和子/中村雅俊(友情出演)/柏原 崇/大地康雄
勅使川原三郎/メアリー・ケイ・プレイス
上映時間:2時間12分
「公式サイト」
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