札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『シアターキノ』タグの付いた投稿

映画 『ザ・コーヴ』



和歌山県太地町で行われているイルカ漁をとらえた、
なにかと話題のドキュメンタリー映画 『ザ・コーヴ』。

第82回アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞し、
自らの目で内容を確かめたいと思い映画館(シアターキノ)へ。

公開初日ということもあり、警備員が配置されていたが、
これといった混乱もなく、いつもと変わらないシアター内。 
作品の内容からか、客入りはイマイチ。

まず観終わって思ったことは、この作品はドキュメンタリー
とは呼べないということ! 

この作品がフィクションであれば、隠しカメラで撮影した映像を
サスペンス映画さながらの怖さを助長する編集はお見事。
娯楽作品としては優れているが、その内容は違和感だらけ。

イルカを特別視し、漁師の意見を聞かない製作側の一方的な
主張はいかがなものか? 引用データも曖昧で説得力に欠ける。

日本の伝統・食文化を一方的に非難され、ただ虚しさが残った。

『靖国 YASUKUNI』 同様に、騒ぎ立てるほどの内容では
ありませんでしたが、逆境にもめげず上映に踏み切った
映画館にはエールを送ります!

それにしても、この映画を受賞させるアカデミー賞には
正直がっかり...。

ザ・コーヴ   「公式サイト」
1960年代に人気TV番組「わんぱくフリッパー」で調教師兼俳優として活躍した
リック・オバリーは、和歌山県の太地町で行われているイルカの追い込み漁を
知り、イルカ漁中止を訴えて太地町を訪れる。入り江に隠しカメラを設置した
撮影隊は、イルカ漁のみならず、イルカの水銀問題、イルカ肉偽装などの問題
を次々と明らかにしていく。


原題:The Cove
監督: ルイ・シホヨス
出演:リチャード・オバリー/ルイ・シホヨス/サイモン・ハッチンス  ほか
上映時間:1時間31分    <PG-12>

■シアターキノ にて上映中

過去の映画レポはこちら★


映画 『川の底からこんにちは』

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大好きな満島ひかりちゃん主演だし、インパクト大の
予告が頭から離れず(笑)、気になってしょうがなかった
作品 『川の底からこんにちは』。

いや~、期待以上に面白かった!
笑って、泣いて、元気になれる人生応援ムービー。

映画前半は、ひかりちゃんが演じる仕事も恋愛も妥協
して生きてきた無気力なヒロイン・佐和子や、ダメ男の彼氏、
しじみ工場のアクの強いオバチャン従業員たちに、面白さ
よりもイライラムカムカしながら観ていたワタシ...。

そんなフラスコレーションが蓄積したところで、佐和子の
開き直りパワーが炸裂し、物語が一転...(爆)。
この爽快感は、石井裕也監督にまんまとしてやられたり。

佐和子のスイッチの切替をリアリティのある演技で
魅せてくれた満島ひかりちゃんはやっぱり素晴しい。 
毎回そこまでやっていいの?と思ってしまうくらい
むきだし演技を魅せてくれるけど、いったいどこまで
やってくれるんだろう? 次回作 『悪人』 も楽しみだわっ。

敵にまわすと怖いけど、味方につけちゃうと最強の
工場のオバチャン達もかなりツボですが、岩松了さん、
志賀廣太郎さんの安定感のある演技が良かった(笑)

このご時世に生きて行く勇気が湧いてくる映画です。
「しょうがない」の意味もネガティブなイメージから
ポジティブな清々しさを感じました。
しょうがないから頑張るしかないんだよねっ。

映画を観ると、♪木村水産社歌♪ が頭から離れませ~んっ!

上がる上がるよ消費税 金持ちの友達一人もいない
来るなら来てみろ大不況 その時ゃ 政府を倒すまで 倒せ倒せ政府
シジミのパック詰め シジミのパック詰め 川の底からこんにちは

一度や二度の失敗と 駆け落ちぐらいは屁の河童
駄目な男を捨てられない 仕事は基本つまらない
中の下の生活 所詮みんな中の下 楽しいな 楽しいな
シジミのパック詰め シジミのパック詰め 川の底からこんにちは



川の底からこんにちは   「公式サイト」
上京して5年目のOL佐和子は、目標もない自堕落な生活を送っていた。ある日、
父親が末期がんのため余命わずかだという知らせが入り、一人娘の佐和子が
実家のしじみ工場の跡を継ぐことになる。しかし工場は倒産寸前で、労働者の
中年女性たちからはいびられる毎日。追い込まれた佐和子は、生まれて初めて
自分の人生を見つめ直すことになる。


監督・脚本:石井裕也
出演:満島ひかり/遠藤雅/相原綺羅/志賀廣太郎/岩松了  ほか
上映時間:1時間52分

■シアターキノ にて上映中

過去の映画レポはこちら★

ちょんまげぷりんで食べ歩き②~マルキタプリン本舗



kino cafe さんにつづき、マルキタプリン本舗 さんにて、
ちょんまげぷりんで食べ歩き♪

その名も、侍ぷりん 【江戸あじ】 でござる。

店頭で 「ちょんまげぷりん!」 と言って、1本につき50円引き。
かたじけないっ!



豆乳と和三盆を使った上品でやさしいお味。 美味し~っ!
「江戸あじ」 かなり好みっ!と思っていたら、カラメルにビックリ...。

定番「侍のプリン」の、ほろ苦いカラメルが好きだったはずなのに、
アレ?こんなに苦かったっけ? 小瓶の割りにカラメルの量も多いなぁ。
個人的には、「玉子スペシャル」 の甘めカラメルと足して2で割ったくらいが好みかも。

■過去の「侍のプリン」 レポ→


マルキタプリン本舗

「ちょんまげぷりんで食べ歩き♪」企画オリジナルメニューは
本店・大丸店・すすきの店にて、8月31日(火)まで販売中!

※期間中、店頭にて「ちょんまげぷりん!」 と言うと、「侍のプリン」、
「侍のプリン・ザ・プレミア」、「侍ぷりん[江戸あじ]」 を1本につき50円引き。

ちょんまげぷりんで食べ歩き①~kino cafe



映画 『ちょんまげぷりん』 を観たあとは、やっぱり♪プリン♪でしょう!

ということで、kino cafe (キノカフェ)さんで オリジナルメニュー
ちょんまげぷりんオリジナルセット」 を食べたでござる。



やさしい甘さの豆乳プリンが美味し~っ。
ねっとりとしたカラメルは苦みが好み。 水飴が入っているのかな?

米粉のシフォンケーキも美味しいし、映画を観た人は分かる
パティシエ侍の刀・パレットナイフのクッキー もツボ。


キノカフェさんの「ちょんまげぷりんオリジナルセット」は、
シアターキノさんで映画上映期間中に限り提供しているメニュー。
※映画の半券提示で50円引きでござるぞっ。

■キノカフェさん以外のお店もチェックでござる→「ちょんまげぷりんで食べ歩き


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kino cafe
札幌市中央区南3条西6丁目
南3条グランドビル2F (シアターキノロビー隣)
電話 011-231-9775
営業時間 11:00~19:30 (L.O19:00)
定休日 火曜・第2、4水曜
ホームページ

映画 『ちょんまげぷりん』



早速、観てきたでござる(笑)

シアターキノさんではあまりお見かけしないような、
若い女の子が多かったなぁ。
やはり、まげメン・錦戸くんファンなのかしら?

そんなことはさておき...映画は、面白かった~!
ゆる~い感じのハートフルストーリーにほっこり。
先入観なしで観てちょんまげ(笑) 

180年前の江戸から現代にタイムスリップしたお侍さんと、
母子のトークのギャップが楽しくて、テンポの良いコミカルな
掛け合いにクスクス笑いっぱなし。

美味しそうなスイーツにニンマリ、誠実で男らしい
安兵衛さんに惚れボレ(笑) 「サムライ男子」 イイわ~っ!

キャスティングが絶妙で、意外とすんなりお侍さんに
見えてくる木島安兵衛役の錦戸亮くんに、遊佐ひろ子役は、
母親役がピッタリのともさかりえちゃん。
働く女性は、感情移入できるのではないでしょうか?

一番の見どころは、息子・友也役・鈴木福くんの名演技。
泣き顔もキュートで、お持ち帰りしたいくらいカワイイ!

エンディング曲、忌野清志郎さんの「REMENBER YOU」が
心に残ります...。

映画に満足した後は、「ちょんまげぷりんで食べ歩き」 するでござる!



ちょんまげぷりん   「公式サイト」
忙しい日々をおくるシングルマザーのひろ子(ともさかりえ)は、江戸時代から
タイムスリップしてきた侍・安兵衛と出会い、なりゆきから家に居候させることに。
安兵衛は家事のすべてを引き受け、やがてプリンをきっかけにお菓子作りに目覚めていく。


監督・脚本:中村義洋
原作:荒木源 「不思議の国の安兵衛」(小学館文庫刊)
出演:錦戸亮/ともさかりえ/今野浩喜/佐藤仁美/鈴木福
    怱那汐里/堀部圭亮/中村有志/井上順 ほか
上映時間:1時間48分

■シアターキノ にて上映中

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