札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『レオナルド・ディカプリオ』タグの付いた投稿

映画 『インセプション』



レオナルド・ディカプリオ×渡辺謙×『ダークナイト』 の
クリストファー・ノーラン監督がオリジナル脚本で描く
次世代アクション超大作 『インセプション』 の試写会へ
行って来ました。 ボディチェックあり、警備が厳重だったわっ。

映画を観た感想は、久しぶりに頭フル回転でスクリーンに集中。
豪華キャストとノーラン監督のイマジネーションに圧倒され、
2時間半の長尺もあっという間なのですが、かなり難解...。

面白い作品ですが、複雑な設定を理解し、置いてきぼりを
くらわないように付いていくのが精一杯でした。

観賞後に反芻したり、語り合うのも楽しいですが、2回・3回
観た方が本当の面白さを理解できると思うので、リピート決定! 

アレ?この展開は、まんまとノーラン監督の作戦にハマった
んじゃない? インセプションされちゃったかも(笑)


さて、通常の映画は、事前情報をあまり入れない方が
楽しめると思うのですが、本作に関してはキャストの
役割を知っておいた方がベターなので、ちょこっとご紹介。

主人公・コブレオナルド・ディカプリオ)は、人の夢の中に
侵入しアイディアを盗む企業スパイ。

大物実業家のサイトー渡辺謙さん)は、ライバル会社を
潰すため、コブにミッションを依頼する。

コブの犯罪チームのメンバーは、夢の世界をデザインする
「設計士」アリアドネエレン・ペイジ)、他人に成りすます
「偽造師」イームストム・ハーディー)、深い眠りを促す
鎮静剤を調合する「調合師」ユスフディリーブ・ラオ)。
そしてコブの右腕のアーサージョセフ・ゴートン=レヴィット)。

夢の世界が何層にも重なり合い、コブの最愛の女性・モル
マリオン・コティヤール)まで出てきて複雑に絡み合う。

豪華で魅力的なキャストの中で印象的だったのが、堂々とした
演技のさんと、『(500)日のサマー』 の草食男子から一転、
スーツにオールバックの髪型で凛々しくたくましいジョセフくん。 
前作のキャラとかぶっているレオ様そっちのけで、ジョセフくんに釘付け!


この時代に、ほぼ実写という脅威の映像は必見!
大きなスクリーンで観るべき作品なので、ぜひ劇場で!


インセプション   ※7月17・18・19日先行上映決定
人が眠っている間にその潜在意識に侵入し、他人のアイデアを盗みだすという
犯罪分野のスペシャリストのコブは、その才能ゆえに最愛の者を失い、国際指名
手配犯となってしまう。そんな彼に、人生を取り戻す唯一のチャンス「インセプション」
という最高難度のミッションが与えられる。


原題:Inception
監督・脚本:クリストファー・ノーラン
出演:レオナルド・ディカプリオ/渡辺謙/ジョセフ・ゴードン=レヴィット
    マリオン・コティヤール/エレン・ペイジ/トム・ハーディ
    キリアン・マーフィ/トム・ベレンジャー/マイケル・ケイン  ほか
上映時間:2時間28分
「公式サイト」

■7月23日(金)より
ディノスシネマズ札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道でロードショー 


過去の映画レポはこちら★

映画 『シャッター アイランド』



『ギャング・オブ・ニューヨーク』 『アビエイター』 『ディパーテッド』
に続くマーティン・スコセッシ監督&レオナルド・ディカプリオ
4度目のタッグを組んだ最新作 『シャッター アイランド』の
日本語吹替版」の試写へ100マイル枠で参加してきました。

タイトルの「シャッター アイランド」とは、精神を病んだ犯罪者が
収容される四方を海に囲まれた施設のこと。
そこで1人の女性の失踪事件が起き、レオ扮する連邦保安官の
テディがその謎に迫る...といったストーリー。

ミステリーというより心理サスペンスかなぁ....。
単純なワタシでも途中で謎が解けてしまったので、想像できる人も
多いと思いますが、映画全体の雰囲気が良いし、ラストは唸ります!

おっと、※この映画の結末は、決して人には話さないで下さい。
お達しありでした(汗)

そう、本作の売りは「謎解き」。

本作を最後まで楽しむためにも、アレ?なんか変...と思う「謎」を
いくつ見つけられるかがポイントです。 
ということは、スクリーンに集中して役者さんの表情や目の動きに注目
することが大事...そこで「日本語吹替版」なんですねぇ。

「超」って付けて安っぽいなぁとか、アニメも3Dも字幕派に対する
挑戦なのか?とも思いましたが、この日本語吹替版は「あり」です。

<その理由とは>
プロの声優さんだけなので、聞き取りやすく会話がスムーズ。
レオの声(声優・加瀬康之さん)もはじめは違和感がありましたが、すぐに
慣れて問題なし。 役名が表記されるのも登場人物が分かりやすくて◎

いろいろと配給会社さんも頑張ってますよねぇ。
こんなチャンスでもないと「吹替」を観ることがないので新鮮でした。 

でも...微妙な言葉のニュアンスが分かりにくし、やっぱり役者さんの
声が聴きたいので「字幕」は止められないなぁ。
字幕と吹替を2回観るのもおすすめ。どちらを先に観るかはあなた次第(笑)


特典付き映画前売り券も見逃せません。 
 こんなキャンペーンをやっていますよ →



■4月9日(金)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 

シャッター アイランド   「公式サイト」
精神を病んだ犯罪者の収容施設がある孤島(シャッター アイランド)。
厳重に管理された施設から、一人の女性患者が謎のメッセージを残して姿を消す。
孤島で起きた不可解な失踪事件の担当になった連邦保安官のテディ・ダニエルズ
は、この孤島の怪しさに気付き始める


原題:Shutter Island
監督:マーティン・スコセッシ
原作:デニス・ルヘイン
出演:レオナルド・ディカプリオ/マーク・ラファロ/ベン・キングズレー
    ミシェル・ウィリアムズ/パトリシア・クラークソン/マックス・フォン・シドー
上映時間:2時間18分   <PG-12>


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映画 『チェイサー』

the chaser

チェイサー
元刑事のジュンホはデリヘル嬢の斡旋業に身を落としていた。最近、斡旋した
女性が相次いで行方不明になり、そのうち一人の女性の携帯電話の着信履歴
から不審な男を見つける。彼は女性たちの居場所を聞き出そうと単独で調べるが、
この男、ヨンミンこそ殺人鬼だった。


韓国で起きた連続殺人事件(ユ・ヨンチョル事件)をベースにした
クライムサスペンス。 実在の事件をベースにした韓国映画といえば
『殺人の追憶』 を思い浮かべる人も多いはず。
『殺人の~』の方は、犯人が姿を見せないのに対して、『チェイサー』は
早い段階で観客に犯人の姿を見せる。 ネタバレと思いきや、なかなか
犯人にたどり着けないスリリングな展開と緊張感に終始圧倒されっぱなし。
韓国らしい生々しさや、救いようのないラストに愕然としつつ、
もう、スゴイ映画なんですっ!

見所は主演の二人の圧倒的な演技力。
たった一人で殺人鬼を追うデリヘル斡旋業を営む元刑事ジュンホ役は
『ヨコヅナ・マドンナ』のキム・ユンソク。 
ダメおやじが、後半カッコ良く見えてくるから不思議。
殺人鬼・ヨンミン役を『ブレス』のハ・ジョンウ
どこにでもいそうな青年の狂気に満ちたリアルな演技から目が離せない。

『殺人の追憶』や『オールドボーイ』がニガテな方にはおすすめできませんが、
人間心理を鋭くえぐる、もの凄い映画です。

レオナルド・ディカプリオがリメイクすることで話題ですが、『インファナル・アフェア』
の二の舞にならないことを祈るばかり...。

英題:THE CHASER
監督・脚本:ナ・ホンジン
出演:キム・ユンソク/ハ・ジョンウ/ソ・ヨンヒ/キム・ユジョン
    チョン・インギ/チェ・ジョンウ
上映時間:2時間5分  R-15
「公式サイト」

ユナイテッド・シネマ札幌 にて公開中  


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