札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『サスペンス』タグの付いた投稿

映画 『完全なる報復』



ジェラルド・バトラージェイミー・フォックス
実力派俳優が競演するクライム・サスペンスに
興味津々で鑑賞。

妻と娘を殺された男が、犯人と司法制度に
復讐する物語。

突っ込みどころはいろいろありますが、アメリカの
司法制度への復習をテーマにしているのは興味深く、
先の読めないストーリー展開も面白い。

しかし、ラストがあっけなく非常に残念...。

ジェラルド・バトラーの男臭い復讐劇を想像していたら、
陰湿で残酷でグロいし、あの全裸も意味不明(笑)

完全なる報復
クライドは自宅に押し入った強盗に妻と娘を殺害され、自身も刺されて重傷を負う。
犯人二人は逮捕されたものの、フィラデルフィア随一の有罪率を誇る敏腕検事
ニックは確実に有罪にするため司法取引を持ちかけ、結果主犯格の男が数年の
禁固刑で済んでしまう。


原題:Law Abiding Citizen
監督:F・ゲイリー・グレイ
出演:ジェラルド・バトラー/ジェイミー・フォックス/レスリー・ビブ
    ブルース・マッギル/コルム・ミーニイ/ヴィオラ・デイヴィス
    マイケル・アービー/レジーナ・ホール/グレゴリー・イッツェン  ほか
上映時間:1時間48分 <R15+>
「公式サイト」

■ユナイテッド・シネマ札幌 にて上映中 


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映画 『母なる証明』



『殺人の追憶』や『グエムル』などのポン・ジュノ監督待望の
新作を観てきました。ウォンビン狙いじゃないですよ(笑)

女子高生殺人事件の容疑者となった息子の無実を信じて、
真犯人を追う母の姿を追ったサスペンスフルな人間ドラマ。
生々しく人間の本質を付いた重厚な作品に心揺さぶられた。

ポン・ジュノ監督らしく、演出や伏線の張り方が匠で
不思議な冒頭シーンから惹き込まれ、徐々に真相が
明らかになる展開に最後まで目が離せない。

母を演じるのは、韓国ドラマ「宮」で可愛い皇后様を
演じていたベテラン女優キム・ヘジャ
恐ろしくも素晴らしい演技はただただ圧巻。

5年ぶりの映画出演となるウォンビンがトジュンを好演。
今まで見たことのない表情や演技は必見。

衝撃的なラストシーン...じわりじわりくる作品です。

母なる証明   「公式サイト」
漢方薬店で働く母は、子供の心を持ったまま純粋無垢に育った一人息子トジュンと
静かに暮らしていた。ある日、街で女子高生が惨殺される事件が起こり、トジュンが
第一容疑者になってしまう。母は息子の無実を信じ、自分の手で真犯人を捜し出そうと
するのだが...


原題:Mother
監督・脚本:ポン・ジュノ
出演:キム・ヘジャ/ウォンビン/チン・グ/ユン・ジェムン/チョン・ミソン ほか
上映時間:2時間9分

■スガイシネプレックス札幌劇場にて上映中 


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映画 『悪夢のエレベーター』 100マイル試写会



突然ですが、この映画のタイトルって間違いやすいと思いませんか?
「悪夢」を「悪魔のエレベーター」と思い込んでいました...。
ワタシだけ?と思っていたら、ググるとヒットするんですねぇ、これが。
(※製作サイドの皆様ごめんなさい。)

余計な話はさて置き、
累計50万部突破の木下半太氏の「悪夢」シリーズの第一作を
放送作家と役者の顔を持つ堀部圭亮氏が長編映画初監督。

エレベーターという密室に閉じ込められたワケありの
男女4人が繰り広げる笑いと恐怖のサスペンス・コメディ。

書きたいことはいろいろあるのですが、伏線張りまくりの
作品なので、ネタバレ厳禁!! 口コミも難し~いっ。

大ドンデンありの良く出来たストーリーにグイグイ
引きこまれました。

ナニが真実でナニが嘘なのか? 
騙されているのか?いないのか? 翻弄されまくり。

面白いので騙されたと思って、とりあえず観て!(笑)

演技派の内野聖陽さんを筆頭に、モデル出身のイケメン
斎藤工くんやモト冬樹さんなど個性的な俳優陣が頑張って
いる中で、存在感バツグンだったのが佐津川愛美ちゃん。
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』でも存在感があった彼女。
本作ではゴスロリファッションのインパクトもさることながら
主役の内野さんを食っちゃってますから...末恐ろしい女優さんだわ。

個人的ツボは、マンションの管理人・望月を演じた大堀こういちさん。
一度見たら忘れられない...夢に出そう...。

映画観賞後、続きが気になったらコチラへ★

悪夢のエレベーター      <公式サイト
エレベーターに閉じ込められてしまった、何だかワケあり気な男女4人。
助けを呼ぶこともままならない非常事態、なぜかお互いの秘密を暴露
しあっていくハメに…。それぞれが不信感を抱く中、ついに事件は起こる


監督:堀部圭亮
原作:木下半太 「悪夢のエレベーター」
出演:内野聖陽/斎藤工/佐津川愛美/モト冬樹/大堀こういち
    芦名星/本上まなみ ほか
上映時間:1時間45分

■10月10日(土)より、スガイシネプレックス札幌劇場 にてロードショー 


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映画 『エスター』

esther

秋の夜長に、サスペンス・ホラーを試写会にて鑑賞。

孤児院の少女を養子に迎え入れた夫婦が、奇妙な
出来事に遭遇する恐怖を描いた設定は、『オーメン』
を彷彿とさせますが、美少女エスターの秘密はこれまで
の映画にない驚きと衝撃! かなりリアルで怖い。

本作の見どころは、子供達の演技の上手さ。
愛らしく、恐ろしいエスターを熱演したイザベル・ファーマン
ちゃんは素晴らしいの一言!完全に大人を食ってます。
マックス役のアリアーナ・エンジニアちゃんは
とっても可愛くて、目の演技が良かった。

製作に参加しているレオナルド・ディカプリオが
「これは何度も観たいと思う映画だ」と語っている
そうで、その気持ちはとっても分かるのですが
後味の良い作品ではないので、今のところリピート
する勇気がありません...。

エスター   「公式サイト」
子供を死産してしまい、悲しみに明け暮れるケイトとジョンは、ふつうの生活に戻ろうと
養子を向かえ入れることにする。孤児院で聡明で大人びた一人の少女、エスターに
惹きつけられ、養子として引き取ることにしたケイトだったが、やがてエスターの恐る
べき本性に気づいてしまう。


原題:Orphan
監督:ジャウム・コレット=セラ
脚本:デイビッド・レスリー・ジョンソン
出演:ヴェラ・ファーミガ/ピーター・サースガード/イザベル・ファーマン
    CCH・パウンダー/ジミー・ベネット/アリアーナ・エンジニア ほか
上映時間:2時間3分   R15+

10月10日(土)より、スガイシネプレックス札幌劇 ほか全道でロードショー 


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映画 『消されたヘッドライン』



消されたヘッドライン
ワシントン・グローブ紙の敏腕記者カルの旧友である国会議員コリンズの
不倫スキャンダルが発覚。この問題と同じ日に起きた別の殺人事件との
奇妙なつながりを発見したカルは、背後に潜む巨大な陰謀を突き止めていく。


イギリスBBCの人気テレビドラマシリーズをラッセル・クロウ主演で
『ラストキング・オブ・スコットランド』のケヴィン・マクドナルド監督が映画化。

あるスキャンダルをきっかけに、巨大な陰謀に巻き込まれていく
新聞記者たちの苦悩をリアルに描いた骨太サスペンス。
先の読めないスリリングな展開が見応えあり。これは面白かった。

ド派手な演出を控えているので、存在感ある役者陣の演技が見どころ。 
新聞記者カルをパワフルに演じるラッセル・クロウはハマリ役。
長髪&メタボはいただけないが...それでもカッコイイ、ラッセル・クロウ。
カルの旧友で若手議員コリンズを演じるベン・アフレック、豪腕の
女編集長役のヘレン・ミレンも良かったし、新人記者デラ役を演じる
レイチェル・マクアダムスもキュートで良かったと思う。
個人的にうれしかったのは、コリンズの妻アン役を演じた、ショーン・ペンの
奥さんロビン・ライト・ペン。久しぶりに見たが相変わらず美しい。

真実の報道について考えさせられる作品。 
日頃はWEBチェック派なのですが、ちゃんと新聞を読みたくなりました。
エンドクレジットにも注目です。

原題:STATE OF PLAY
監督:ケヴィン・マクドナルド
出演:ラッセル・クロウ/ベン・アフレック/ヘレン・ミレン/レイチェル・マクアダムス
    ジェイソン・べイトマン/ロビン・ライト・ペン  ほか
上映時間:2時間13分
「公式サイト」

5月22日(金)より、札幌シネマフロンティア,ユナイテッド・シネマ札幌 
             ほか全道でロードショー  


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