札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『夏時間の庭』タグの付いた投稿

祭りの喧噪をぬけて...



札幌の人口密度がUPしていますね...人混みはニガテ。
YOSAKOIソーラン祭りの喧噪を抜け、『kino cafe』 さんで一休み。
やっぱり、ココは落ち着きます。

実は昨日までの限定メニューを滑り込みでをいただきました。


映画にちなんだメニュー 【夏時間の庭 プティフール ティーセット

3種(紅茶シフォン・ガトーショコラ・カボチャプリン)のプチケーキと
紅茶orコーヒーのセット。
kino cafe さんの手作りスイーツは美味しいなぁ。


週末は街中の人混みを避けて引きこもりたいところですが、
自宅の裏もヨサコイ会場なので、反響音がスゴイ...(泣)


映画 『夏時間の庭』

 

夏時間の庭
画家だった大叔父が遺した貴重な美術コレクションがあふれる一軒家。
その主である母を亡くしたフレデリックら3兄妹は、それぞれの事情を抱えながら、
思い出ある家や美術品をどうすべきかを話し合うことになった。


オルセー美術館開館20周年記念作品。
母が守ってきた家や美術品の相続で揺れる3兄妹とその家族の物語。

愛着があっても思い出だけじゃ生きられない厳しい現実が切ない。
淡々と描かれているが、世代を超えて受け継がれていくものを
教えてくれるラストがじんわり心に沁みる。

タイトル通り、オープンニングから美しい庭が映し出され心地よい。 
オルセー美術館が撮影に全面協力しているだけに、作品に
登場する美術品のほとんどが、美術館や個人所蔵から貸し
出された本物を使用している贅沢さ。 
日常生活で普段使いされている美術品は、美術館で見るものとは
また違った輝きを放っていたのが印象的。

ジュリエット・ビノシュや母親役をエディット・スコブが演じるなど、
豪華なキャストも見所のひとつ。 中でも、上海に赴任中の次男
ジェレミーを演じたジェレミー・レニエが『ある子供』や『ロルナの祈り
とは別人のようでビックリ。

家族と過ごした時間や思い出を大切にしたくなる映画でした。

原題:L'HEURE D'ETE
監督・脚本:オリヴィエ・アサイヤス
出演:シャルル・ベルリング/ジュリエット・ビノシュ /ジェレミー・レニエ
    エディット・スコブ/ドミニク・レイモン ほか
上映時間:1時間42分  PG-12
「公式サイト」

6月12日(金)までシアターキノにて上映


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