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オランウータン飼育日記&円山四季だより

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2007年11月21日 の投稿一覧

冬の鳥観察。

 春先はいいですが、あっという間に葉が茂り、鳥さんたちが見えづらくなります。

その点、冬場は葉がついていなく、はっきり見えるので、僕のような人間にはうってつ

けです。





 これがゴジュウカラです。幹に縦にとまり、小刻みにはねて移動します。キツツキ

類やキバシリのように尾羽で体を支えはしません。これらの鳥の中で、頭を下にして

下ることののできるのはゴジュウカラだけです。樹皮の割れ目、地衣類の間などを探

って昆虫類やクモを捕らえたりしているから、見ればすぐに分かりますよ。色がけっ

こう目立つしね。

 最近では、ミヤマカケスが3羽クヌギ林に来ていました。その内の一羽がなんと、

猫の声の物まねをしていたのです。高い木の上からニャ~ニャ~!ビックリしました

よ。小学生の頃、ヤマブドウの木の上で昼寝をしていたら、目の前でカケスが猫の

声で鳴いたのを見たことがあるので、すぐにわかりました。



20071119-05.JPG

 これはナナカマドです。園内には鳥たちが喜ぶ実が、冬でもたくさん木に生ってい

ます。霜にあたる度に美味しくなるのかな。昔、ナナカマド酒が流行ったとき、街路樹

の実がみんな無くなり、鳥たちが困ったと言う話がありました。


本当は園内で見かける鳥たちを紹介したいところですが、

写真が無いのです。なかなか上手く撮れないのです。その代わりに木の実を紹介し

ます。(ちょっとね。)

20071119-06.JPG

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 ツルウメモドキです。これはタンチョウのところに植えていますが、園内いたるところ

にに生えています。大通公園の2丁目8丸井さん側)にも植樹されていて、とてもきれいですよ。





 これはアズキナシです。けっこう嗜好性がいいみたいです。あちらこちらに食べか

すが落ちていました。お酒に漬けたら美味しい果樹酒ができそうです。





 イボタやコリンゴなど、この他にもたくさんの実が生っています。

20071120-06.JPG

 海獣舎の横にある松の木は、よく鳥たちが休息したり、木の実を食べたりする時に

使っています。だから、この木の下は糞や食べかすでいっぱいです。園内にはこの

ような食事しやすく(止まりやすい)安心して食べることのできる木があります。探して

みよう。

20071120-07.JPG



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 この派手なのがツルウメモドキの実だね。(糞)


 園内ではこれから春にかけて、カケスの他、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ、シジュウカ

ラ、ヤマガラ等、たくさんの鳥たちがお目見えすることでしょう。今春の当たり年、ウソ

やマヒワの群れなどが見れるかも知れません(春)

 エゾリスも運がよければ見ることができますよ。
 
 
 森や林と違い園内では冬場でも安全で、寒くなったらレストハウスで休憩もできま

す。(温かいよ。)  食事もできるしトイレもあり快適です。


 とうとう雪が積もっちゃった。

 
 ぜひ、冬の動物園で野鳥観察をしてみませんか。
 

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