久しぶりに・・・
Posted by zoozakki on 2011年5月4日(水) 19:54
さて ご無沙汰していましたパーマです。
写真は三川飼育員の机の上にあったものです! 下の雑誌はもちろん自分のですが(笑)
負けてはいられないので更新しますね。
今回もかなり写真が貯まってきたので大量放出しますね(迷惑)お付き合いください。
では行きましょう。
今回のテーマは写真を見ての通り『水草』です!
え? 写真を見てもわからないですか? そんなんではまだまだ観察眼が足りないですよ!
よく見ると水に沈んでいるのがわかりますね。
この時点でなんの展示スペースかわかった方はすでに爬虫類館に侵入したと思われますね。
答えはしばらくおいといて話を進めますね。
今回なぜ水草を紹介するかと言えば 陸上の植物は本田さんが紹介していましたから自分は水草です!
そう水物と言えばパーマなのです。 なんせアクアリストですからね!
それでは水草の紹介に行きますよ。
はい まずはこちら右側の細長い葉っぱのやつですね。
これはバリスネリア・スピラリス 定番な水草ですね!(知らないって)
これは簡単!!
これはわかりますよね? 定番中の定番! アマゾンソードですね(だから知らないって)
お次は
写真中央奥の細いやつです。
シペルス・フェルフォリーですね。
次
これも奥にあるやつです。
ハイグロフィラ・ポリスペルマですね。 これはまだ水上葉と思われますね。
水上葉? となった方のためにお答えいたしましょう。
水草と言うのは乾季と雨季に葉が陸上に適すものと水中に適すものに変わるのです(水中にしかない水草もありますよ)
乾季になると川などの水位が減って水草は陸上に出ますね。 そうすると陸上の植物のような硬くて頑丈な葉っぱをつけるのです。
見た目も結構変わるものも多いんですよ。
そして雨季になると水中に入りますね。 そうすると今度は柔らかくて淡い感じの葉っぱをつけるんですね。
とまあこんな感じで水草は環境に合わせて葉っぱを変えることが多いのです!
話が案の定脱線してきてるので戻りますね。
もうひとつミクロソリウム・プテロプス別名ウォーターファンと呼ばれる
水生のシダですね。
シダと言えば爬虫類館の主もシダがお好きですね。
色々書いてきましたが水草は今のところ5種類ですね。
ロゼット型、有茎型、活着型などが入っています。
今回ある両生類の水草導入を任されたわけですが まず水草をポットに植えるところから始まりました。
なぜポットに植えているかと言うと今回水草を入れる水槽には溶岩砂利をひいているのですが溶岩砂利では水草が育つための栄養が足りないのです!
そこでポットに水草用のソイル(土などに栄養などをプラスして焼き固めたもの)を入れて水草を植えたのです。
いかんせん今回はロゼット型が多かったのでこの方法を取りました。
ロゼットだとどうなの? と思いの方も多いでしょうからお答えします(嫌だと言っても書きますよ!)
ロゼット型だと根から栄養を吸収します。 ? 植物だから当たり前だと思ったら大間違いですよ!
水草を取り巻く環境はほとんどが水! 水中苔などの活着型や有茎水草も葉っぱから栄養を吸収することが多いのです!!
と こんな感じでポットに植える理由はわかっていただけましたね?
どんどん行きますね。
こちらが植えて直後のあるお方の水槽です。 濁りは時間とともに消えます。
そしてついに新居へあの方をお招きします。
入りましたね。 そしてやってくれています。
この方ミツユビアンヒューマですね。 彼との付き合いは去年からです。
昆虫館の裏で飼育していた時から水物と言うことでお世話になっていましたがついにお客様の前にデビューですね(もうだいぶ前になりますが・・・)
そして 彼は意外とよく動きます なので水草は抜けて浮いていますね。
犠牲者はハイグロフィラですね。一番浮力が強かったので仕方ないです
水草が浮いている方が自然で かつアンヒューマを強力なメタハラの光から守ってくれるのでいいですね。
メタハラでいいなぁと思った方はアクアリスト!?ですね
メタハライドランプとは強力な光をだす高価なライトなのです!
これがあると水草などの植物の育成が楽になるんですよ。
パーマも欲しくてたまらない一品ですね!!
さて この写真でピンと来た方はさすがですね!
そうです! アマゾンソードとミクロソリウムがないんですね。
理由は生息地と違う植物だからですね。
ミクロソリウムはミドリニシキヘビの展示場にあるので要チェックですよ!
アマゾンソードはと言うと・・・
センターラボのミツヅノコノハガエルのオタマジャクシの下のパーマの趣味スペース!(間違え)の水草ストック水槽に入っています。
この水槽は昼過ぎにパーマが毎日水換えしているので皆さんご存知でしたかね?(知らない)
なぜ毎日水換えしているか? ですか?(聞いてないって)
それは水換えすることで水草が光合成するのに必要な二酸化炭素の追加とコケの発生を防止しているんですね。
そして時間帯も重要な点ですよ! 水草はライトがついてから2~3時間後ぐらいから光合成を盛んにするのでその時間に合わせて行っていたんですね。
とまあ こんな感じでとりあえず水草に関して書きたいことは書いた気がします。
それではまた来週! ・・・・
で終わるパーマではないのはわかっていますよね? はい 行きます。
最近にぎやかになってきているコオロギですね!
いやぁ 色々なサイズが居ますね!
上から順にヤドクガエル、カナヘビ&アマガエルet、カメレオン&アオホソオオトカゲなどの餌になるサイズですね。
前にもお話した通り爬虫類館では色々なサイズのコオロギが必要なのでこの通り・・・
毎日大量に卵を生んでいるのです!
シャーレに土を入れたものが産卵場になるんですね。
コオロギ部屋の電気は一番コオロギが殖える日照時間に調整されているのも円山コオロギ部屋の特徴です。
この卵も16日で孵化して赤ちゃんコオロギになるという速さです!
さてコオロギもとりあえず終わっていよいよ皆さんお待ちかねのメインです!!(まだあるの!!)
えぇ 今日のムネアカ様でございます。
そして今日も掘っています! 聞いた話だと働きアリの何割かはサボっているというアリですがうちのアリは働き者!!
おかげで子供たち(幼虫)も大きくなってきました!
繭になった幼虫もちらちら見えますね。
お! 気がつきましたか!! え? な人はまだまだ観察・・(省略)
その通り左から二番目のアリに注目です!
色が違いますよね? 先日幼虫からアリに昇格したばかりのムネアカアリですね。
このこもかなりな働き者で若さあふれる働きぶりですよ!
そして女王は・・
相も変わらず子供たちとは別居中ですね。 ただ常に働きアリが身の回りのお世話をしていますね。
早く巣穴が完成して皆が仲良く暮らすところが見たい今日この頃ですね。
さて気がついたらえらい長くなってる気もしますが(なってるよ!)
やっと終わりです。
最後にオマケ写真
いまわ無き多肉植物・・・
犯人は
本田さんにお世話されているトゲチャクワラさんですね。
オープン直後にはすでにほぼ完食されていた多肉たちでした。
そして本田さんの右手近くにいらっしゃるこれ
凶悪殺人植物(普通の植物ですから)アガレですね。
幾度となく本田さんとパーマを突き刺した凶悪な植物です さすがのチャクワラさんも食べませんね。
最後のとっておき
なかなか見ることがないのでは? コバルトヤドクガエルのお腹(裏側全体)
です。
お腹までコバルト色! 綺麗ですね。
それでは今回も長い間よく読んで頂きました これに懲りずにまた長い長いアリなどブログでお会いしましょう・・・・(明日も長い!って言われそう)
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