札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『映画 ’09』カテゴリーの投稿一覧

映画 『3時10分、決断のとき』



1957年の西部劇 『決断の3時10分』 のリメイク版。

あまり得意なジャンルではないけれど、ラッセル・クロウと
クリスチャン・ベイルの演技派二大共演は見逃せないっ。

西部劇を観るのは久しぶりですが、見応えのある
渋カッコイイ映画でした。

生き方や性格が違う男同士の深い絆や男の美学にシビレまくり。  
男の意地と誇りを貫こうとする姿にグッときた。

ラッセル・クロウ演じるベン・ウェイドがとても魅力的。
冷酷な悪党でありながら、女性には優しく、頭がいい。
ラッセル・クロウの目の演技が◎
メタボな時もありましたが、やっぱりラッセルLOVE。

強盗団のナンバーツーを演じたベン・フォスターの好演が
光ったため、牧場主ダンを演じたクリスチャン・ベイルが
ダークナイト』『ターミネーター4』に続き、かすんじゃったかも。

それにしても、この作品が単館で1日二回上映は悲しいなぁ。

3時10分、決断のとき   「公式サイト」
妻と二人の息子と暮らす牧場主ダンは、地主から借りた金を返せずに土地からの
立ち退きを迫られていた。ある日、ダンは強盗団のボス、ベン・ウェイドが逮捕され、
刑務所があるユマ行き3時10分発の列車で護送を志願する。


原題:3:10 TO YUMA
監督:ジェームズ・マンゴールド
原作:エルモア・レナード 「決断の3時10分」
出演:ラッセル・クロウ/クリスチャン・ベイル/ピーター・フォンダ
    ベン・フォスター  ほか
上映時間:2時間2分

札幌シネマフロンティアにて上映中


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映画 『96時間』

taken

96時間
元秘密工作員ブライアンの娘キムが旅先のパリで何者かに誘拐された。彼女
との通話の音声から犯人一味がアルバニア系の人身売買組織で、過去の事例
から救出までの制限時間は96時間と判明。単身、娘の救出に向かう。


トランポーター3』 に引き続き、製作・脚本はリュック・ベッソン。
ベッソン作品は当たり外れがあるのですが...本作は大アタリ!

元秘密工作員の父親がたった一人で、誘拐された娘を
犯罪組織から助け出すという単純なストーリーなのですが、
命を懸けて娘を守る父親の「愛」が凄いのなんのって...。
無茶苦茶なんですが、お父さんカッコイイ~っ。

その父親を演じているのが、『シンドラーのリスト』の名優
リーアム・ニーソン。この意外な配役が新鮮で面白い。
マッチョなアクションスターが演じるとB級映画?に
なりかねない作品をリーアム・ニーソンが演じることで
重厚でスリリングなノンストップ・アクション映画に
仕上がっています。 上映時間が短いのも◎

人身売買や容赦ないアクションシーンはかなりヘビー
ですが、とにかく面白い! アクション好きには絶対おすすめっ。

原題:Taken
監督:ピエール・モレル 
製作・脚本:リュック・ベッソン 
出演:リーアム・ニーソン/ファムケ・ヤンセン/マギー・グレイス/リーランド・オーサ ほか
上映時間:1時間33分   <PG-12>
「公式サイト」

8月22日(土)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 


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映画 『トランスポーター3 アンリミテッド』



トランスポーター3 アンリミテッド
凶悪な男・ションソンから「赤い代物」の運搬を依頼された運び屋フランクだったが、
それを断ると、愛車から20メートル離れると爆死するという罠を手首に仕掛けられて
しまう。依頼品を運ばざるをえなくなったフランクは、同じ罠を仕掛けられた謎の美女
ヴァレンティーナと依頼品に隠された陰謀に挑む。


待望のシリーズ3作目。
アクションは期待以上の満足度。 単純に面白かった~っ。

特別ファンという訳でもないのに、『デス・レース』や『バンク・ジョブ』 など
何気にほとんど観ているジェイソン・ステイサム主演作品。
中でも 『トランスポーター』 のクールでストイックな「運び屋」
フランクはハマリ役。

ここで、「運び屋」の3つのルールをおさらい。
1.契約厳守  2.名前は聞かない  3.依頼品は開けない
そのいずれかを破った時は、死。

本作もお約束?のルール破りまくりっ。
冒頭からド派手な演出にドキドキワクワク。
キレのあるアクションや、大迫力のカーチェイスなど見どころ満載。

個人的なツボは、ジェイソンの肌蹴っぷり(笑)
スーツやワイシャツを使うストリップ?アクションに痺れた~っ。
ビッシと決めたブラックスーツ姿もカッコイイのですが、脱いだら
凄いんです。鍛え上げられた身体に惚れ惚れ。

ヒロインは、そばかすが印象的なナターリア・ルダコワ。
美人...とはいえないけれど、いかにもベッソン好みの新ミューズ。
それにしても首のタトゥー(漢字で「安」)はなんだったんだろう?

原題:Transporter 3
監督:オリビエ・メガトン 
製作・脚本:リュック・ベッソン 
出演:ジェイソン・ステイサム/ナターリア・ルダコワ/フランソワ・ベルレアン
    ロバート・ネッパー ほか
上映時間:1時間43分
「公式サイト」

ユナイテッド・シネマ札幌 ほか全道で公開中


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映画 『宇宙(そら)へ。』 100マイル試写会



『ディープ・ブルー』 『アース』を手がけたイギリスのBBCが
NASAの壮絶な歴史を秘蔵映像でたどるネイチャー・ドキュメンタリー
宇宙(そら)へ。

今年2009年は、NASA開局50周年、人類の月面着陸から
40年という記念の年。 NASAの貴重なフィルムをもとに、
圧倒的な宇宙の美しさと、これまで公にされることのなかった
宇宙開発に携わる人々の栄光の裏に隠された幾多の挫折と
悲劇も映し出される。真実の映像は必見。

この映画を観た後だけに、宇宙飛行士の若田光一さんが
無事に帰還したときは、本当に良かったと思った。

日本版は、エンドクレジットを観るまで誰だか分からなかった
意外な?人物のナレーション...。上手くて驚きっ。

アストロノーツ・スヌーピー展』を見ていたので、アポロ10号の
月着陸船に「スヌーピー」、司令船に「チャーリー・ブラウン」と
コードネームで呼び合うシーンにニヤリ。

正直なところ、今年1月に観た 『ザ・ムーン』 が良かっただけに
NASAのPV的な 『宇宙へ。』 は少々単調。 見比べるのも面白い。

IHI 「ワンコイン」キャンペーン! (宇宙開発事業を進めるIHIが特別協賛)
8/21(金)・22(土)は、『宇宙へ。』全上映館で一律 500 円でご鑑賞できます!

この機会に、人類が宇宙に挑戦する夢と感動をお子様にも観てもらいたいと思います。

原題:Rocket Men
監督・脚本・製作総指揮:リチャード・デイル
出演:エドワード・H・ホワイト/ニール・A・アームストロング  ほか
日本語版ナレーション:宮迫博之
上映時間:1時間38分
「公式サイト」

8月21日(金)より、ユナイテッド・シネマ札幌 ほか全道でロードショー


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映画 『人生に乾杯!』

konyec

人生に乾杯!
運命的に出会い身分の差を乗り越えて結婚し、今や81歳になったエミルと70歳の
ヘディの老夫婦。社会も時代も変わって、年金だけでは暮らせずに借金取りに
追われる日々。ヘディのダイヤのイヤリングまでも借金のカタに取られ、ついに怒り
を覚えたエミルは強盗を繰り返すようになり、ヘディも彼と行動を共にすることに。


年金生活者の老夫婦が生活苦のあげく、拳銃を手に愛車を走らせ
銀行強盗をはたらきながら逃避行を繰り広げるハンガリー映画。

じんわり、ほっこり、期待通りの良い作品に大満足っ。

日本でも深刻な「年金問題」を明るくユーモラスに描き、
老夫婦にパワーがもらえる物語。

幸せになるために立ち上がった老夫婦の姿は
シニア版 『俺たちに明日はない』 のよう(笑)

とにかく老夫婦のエミル&ヘディがチャーミング。そしてカッコイイ。
レトロな車(カチャカ)や小物、ヘディのファッションも見どころの一つ。
若い刑事カップルとの対比も面白く、逃亡するにつれ深まる愛が◎
長年亭主関白だったエミルのサプライズシーンがお気に入り。
若かりし頃に戻ったかのようなふたりの顔が忘れられない。
ふたりのような夫婦に憧れる...。

それにしても、ラストはやられた。 
終盤でウルウルしていたら...気持ち良くやられた~っ!
愛すべきエミル&ヘディに完敗?乾杯!

原題: KONYEC
監督:ガーボル・ロホニ
出演:エミル・ケレシュ,テリ・フェルディ/ユーディト・シェル
    ゾルターン・シュミエド/ジョコ・ロシック ほか
上映時間:1時間47分
「公式サイト」

シアターキノにて上映中


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