札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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2010年07月05日 の投稿一覧

映画 『必死剣 鳥刺し』



藤沢周平の短編小説 「隠し剣」 シリーズの一編を
豊川悦司さんの主演で映画化した 『必死剣鳥刺し』。

原作は未読。 予備知識なしで観賞。

まず、「鳥刺し」って美味しそうなタイトルだなぁと
考えてしまった根っからの食いしん坊です(笑)

今年は 「まげメン(まげをつけたイケメン)」ブーム
らしいので、トヨエツ様の大人まげメンぶりを拝見と
ばかりに試写会へ。 (年齢層&オジサン率、高っ。)

スクリーンでトヨエツ様のまげ姿を見るのは、
『椿三十郎』 以来かなぁ?(痛い作品だったっけ )

物語は、いきなり トヨエツ扮する兼見が、藩主の
側室・連子(関めぐみちゃん)を刺し殺す、シリアスな
場面からスタート。 そこからクライマックスまでの
淡々とした流れが正直タルい。

クライマックスの殺陣シーンが最大の見せ場ですが、
そこに至るまでの主人公の心情や背景が見えて
こないため感情移入できず...。

今ひとつ物足りなさが残りました。

必死剣 鳥刺し   「公式サイト」
江戸時代、海坂藩の近習頭取・兼見三左ェ門(豊川悦司)は、藩主・右京太夫(村上淳)の
失政の元凶である愛妾(あいしょう)・連子(関めぐみ)を3年前に城中で刺し殺すものの、
寛大な処分によって再び藩主に仕えることに。亡妻・睦江(戸田菜穂)のめいであり、
身の周りの世話をしてくれる里尾(池脇千鶴)との日々の中で生きる力を取り戻が...。


監督:平山秀幸
原作:藤沢周平
出演:豊川悦司/池脇千鶴/戸田菜穂/吉川晃司/小日向文世
    村上淳/関めぐみ/岸部一徳 ほか
上映時間:1時間54分

■7月10日(土)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 


過去の映画レポはこちら★

映画 『ザ・ウォーカー』



久しぶりに悪役を演じるゲイリー・オールドマン 目当てで観賞。

世界が崩壊して30年後の世界を舞台に、一冊の本を
抱えて西に向かう一人の男(デンゼル・ワシントン)の物語。

セピア調のスタイリッシュな映像や、ムチャクチャ強くて、
座頭市ばりの殺陣を披露するデンゼルがとにかくカッコイイ。 

期待しないで観たので、予想外のオチに驚かされたり、
それなりに楽しめたのですが、「本」の意味は日本人には
理解しがたいかと...。

ジェニファー・ビールスを久しぶりにスクリーンで
観られたのはうれしかったし、 ヒロインのミラ・クニスちゃんが
魅力的。 第2のアンジーと呼び声が高いだけに今後が楽しみ。

やっぱりゲイリーは悪役がお似合い。
できればもっとキレてほしかったなぁ。

ゲイリーといえば、『レオン』 のインパクトが一番!
と思っていたら、『シド・アンド・ナンシー』 で
シド・ビシャスを演じていたなんて...最近知りました(笑)

10代後半に初めて入った映画館 「ジャッブ70ホール」で、
初めて観た映画が『シド・アンド・ナンシー』 なのに...
強烈な作品だったことは覚えているのですが、キャストまでは
チェックしていませんでした。 いや~ビックリ。


ザ・ウォーカー   「公式サイト」
あらゆる文明が崩壊した近未来の地球。イーライと名乗る男は、世界でたった
1冊残る本を運び、30年間、ただひたすら西へ向かって旅をしていた。そんな
彼の前に、その1冊の本を探し続ける独裁者・カーネギーが現れる。


原題:The Book of Eli
監督:アルバート・ヒューズ/アレン・ヒューズ
出演:デンゼル・ワシントン/ゲイリー・オールドマン/ミラ・クニス
    レイ・スティーブンソン/ジェニファー・ビールス/エバン・ジョーンズ
    ジョー・ピング/フランシス・デ・ラ・トゥーア/マイケル・ガンボン
    トム・ウェイツ/マルコム・マクダウェル ほか
上映時間:1時間58分   <PG-12>
  
■ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道にてにて上映中


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