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映画 『守護天使』 100マイル試写会
Posted by bluestar on 2009年5月25日(月) 17:36
【守護天使】
薄給メタボで恐妻家の冴えないサラリーマン・須賀は、一目惚れした
美少女高校生を闇サイトの魔の手から救うべく、幼馴染のチンピラや
ヒキコモリのイケメン青年ら社会のはみ出し者と必死に奔走するのだが...。
数々の映画賞を受賞した傑作 『キサラギ』 の佐藤祐市監督の
最新作とくれば期待度大、観ない訳にはいきません。
お小遣いはワンコイン(500円)、薄給メタボで冴えない中年サラリーマンが
一目惚れした女子高生を、誰も頼んでいないのに勝手に守ろうとする姿を
コミカルに描いた純愛物語。
主人公・須賀役は、イメージぴったり?のお笑い芸人・カンニング竹山が
映画初主演。 主演にしてはビジュアル的に厳しい(ごめんなさい)ですが、
不器用で真面目なサラリーマンを好演。
個人的には某雑誌の撮影シーンがツボ。何気に伏線なので必見(笑)
雀荘暮らしのチンピラ・村岡を演じる佐々木蔵之介さんはオールバックがステキ。
ヒキコモリのイケメン・大和役の與真司郎くんは、『愛のむきだし』 西島隆弘くんに続く
AAAのメンバー。お目め直しに救われます。
須賀が一目惚れする女子高生役の忽那汐里ちゃんは、ポッキーの
CMで♪おしゃれ番長♪にノッて踊りまくっていた女の子。この子が、まさに
天使って感じでカワイイ~。さすが国民的美少女コンテスト出身。
『赤目四十八瀧心中未遂』や『ヴァイブレータ』の頃から主演作は
全て観ている寺島しのぶさんが、須賀の鬼嫁を怪演?熱演。
意外なハマリっぷりに驚きつつ、オイシイところを持っていく女優魂に拍手。
カッコ悪いけどカッコイイ、中年サラリーマンの姿に
笑いと勇気と希望がもらえるパワームービー。
男子は、須賀=カンニング竹山の一生懸命な姿に共感できるはず。
女子の皆さんは、温かい目で観賞しましょう(笑)
監督:佐藤祐市
原作:上村佑
脚本:橋本裕志
出演:カンニング竹山/佐々木蔵之介/與真司郎/忽那汐里/寺島しのぶ
柄本佑/日村勇紀/佐野史郎/大杉連 ほか
上映時間:1時間49分
「公式サイト」
6月20日(土)より
スガイシネプレックス札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌 ほか全道でロードショー
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映画 『スター・トレック』
Posted by bluestar on 2009年5月20日(水) 00:10
©2008 Paramount Pictures. Star Trek and Related Marks and
Logos are Trademarks of CBS Studio Inc. All Rights Reserved.
【スター・トレック】
未来。人類は地球以外の星とも交流を持ち、惑星連邦を組織していた。向こう見ずな
性格で地球出身のジェームス・T・カークは、彼の父親を知る、ある人物に出会ったことが
きっかけで連邦艦隊に志願する。士官候補生の中でもトラブルメーカーのカークは、
全ての感情を排除して育ったスポック、美しい通信士のウフーラら、若きクルーたちと、
緊急事態の収拾のためUSSエンタープライズでレスキューに向かうが...。
SFは苦手なジャンルなのですが、「LOST」や 『M:i:III』
『クローバーフィールド/HAKAISHA』のJ.J.エイブラムスが監督
ということで、札幌100マイル枠で試写会観賞。
実は期待していなかったのですが...予想外に面白くてビックリ。
本作は 『スター・トレック』シリーズの最新映画化ではなく、オリジナルの
TVシリーズをヒントにJ.J.エイブラムス監督が再構築したリ・イマジネーション
(再創造)作品のため、シリーズを見ていない私でもすんなり入りこめ
大迫力の宇宙冒険を体感できました。これはハマる。
懐かしかったのは、スポックのバルカン式の挨拶(中指と薬指の間を広げる)。
マネをした記憶が蘇りました。映画を観て久しぶりにやった人も多いのでは?
ド迫力のVFX映像に加え、人間味あふれる個性豊かなキャラクーも見所。
ジェームス・T・カーク役のクリス・パインは、アクションもこなし
魅力的に演じているのですが、「ポスト・ブラピ」は微妙...。
『ホット・ファズ』を観てから注目のサイモン・ペッグが、スコット役で後半から
登場してイイ味だしてます。相棒?のクリーチャーも可愛い。
スポックの母役でお久しぶりのウィノナ・ライダーがチラリと登場。
悪役ネロを演じた『ハルク』『ミュンヘン』『ブーリン家の姉妹』の
エリック・バナを楽しみにしていたのですが、特殊メイクのせいで
誰だか分からないし、見せ場がイマイチだったのがちょっと残念。
※ファンにはたまらないアノ人がアノ役で登場するのでお楽しみに。
コアな「スター・トレック」ファンはもちろんこと、ビギナーにも充分楽しめる
映画なので、音響の良い大画面スクリーンで観賞することをおすすめします。
監督:J.J.エイブラムス
出演:クリス・パイン/ゾーイ・サルダナ/ザッカリー・クイント/カール・アーバン
エリック・バナ/ウィノナ・ライダー/サイモン・ペッグ/アントン・イェルチン 他
上映時間:2時間6分
「映画公式サイト」
クリス・パイン ★公式ブログ★
5月29日(金)より、札幌シネマフロンティア,ユナイテッド・シネマ札幌 ほか全道で公開
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カテゴリー: 映画 '09|タグ: J.J.エイブラムス, SF, クリス・パイン, シアター, スター・トレック, ユナイテッド・シネマ札幌, 中央区, 映画, 札幌, 札幌シネマフロンティア, 洋画, 試写会, J.J.エイブラムス
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映画 『消されたヘッドライン』
Posted by bluestar on 2009年5月16日(土) 08:45
【消されたヘッドライン】
ワシントン・グローブ紙の敏腕記者カルの旧友である国会議員コリンズの
不倫スキャンダルが発覚。この問題と同じ日に起きた別の殺人事件との
奇妙なつながりを発見したカルは、背後に潜む巨大な陰謀を突き止めていく。
イギリスBBCの人気テレビドラマシリーズをラッセル・クロウ主演で
『ラストキング・オブ・スコットランド』のケヴィン・マクドナルド監督が映画化。
あるスキャンダルをきっかけに、巨大な陰謀に巻き込まれていく
新聞記者たちの苦悩をリアルに描いた骨太サスペンス。
先の読めないスリリングな展開が見応えあり。これは面白かった。
ド派手な演出を控えているので、存在感ある役者陣の演技が見どころ。
新聞記者カルをパワフルに演じるラッセル・クロウはハマリ役。
長髪&メタボはいただけないが...それでもカッコイイ、ラッセル・クロウ。
カルの旧友で若手議員コリンズを演じるベン・アフレック、豪腕の
女編集長役のヘレン・ミレンも良かったし、新人記者デラ役を演じる
レイチェル・マクアダムスもキュートで良かったと思う。
個人的にうれしかったのは、コリンズの妻アン役を演じた、ショーン・ペンの
奥さんロビン・ライト・ペン。久しぶりに見たが相変わらず美しい。
真実の報道について考えさせられる作品。
日頃はWEBチェック派なのですが、ちゃんと新聞を読みたくなりました。
エンドクレジットにも注目です。
原題:STATE OF PLAY
監督:ケヴィン・マクドナルド
出演:ラッセル・クロウ/ベン・アフレック/ヘレン・ミレン/レイチェル・マクアダムス
ジェイソン・べイトマン/ロビン・ライト・ペン ほか
上映時間:2時間13分
「公式サイト」
5月22日(金)より、札幌シネマフロンティア,ユナイテッド・シネマ札幌
ほか全道でロードショー
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カテゴリー: 映画 '09|タグ: ケヴィン・マクドナルド, サスペンス, シアター, ヘレン・ミレン, ベン・アフレック, ユナイテッド・シネマ札幌, ラッセル・クロウ, 中央区, 映画, 札幌, 札幌シネマフロンティア, 消されたヘッドライン, 試写会
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映画 『おと・な・り』
Posted by bluestar on 2009年5月14日(木) 00:02
【おと・な・り】
自分の道を模索するカメラマンの聡と、フラワーデザイナーを目指す七緒は
ともに30歳。恋人なし。レトロなアパートに住む隣同士だが会ったことはない。
しかし、壁を通して聞こえる何気ない音にお互い心地よさを感じていた・・・。
岡田准一×麻生久美子が贈る、等身大のラブストーリー。
顔を合わせたことがないアパートの隣同士の男女が、
壁越しに聞こえてくる「音」を通じて、お互いに惹かれ合う
恋の行方を描いた恋愛ファンタジー。
多少のツッコミ所はあるものの、もどかしさやドキドキ感を
散りばめた瑞々しく心地よい作品。
16ミリフィルムのざらついた感じの映像もイイ感じ。
風景カメラマンへの転向を夢見て葛藤する智を演じる岡田くん。
カメラを持つ指が美しいっ。
麻生久美子ちゃんが演じる、仕事に一生懸命だけど恋は臆病に
なっている七緒の姿に女性は共感できるんじゃないかな。
頑張っていれば、岡田くんみたいなおとなりさんが...妄想でニタニタ(笑)。
主演のお二人の好感度の高い自然な演技も良いのですが、
谷村美月ちゃんと岡田義徳くんの存在感はスゴイ。
そして、映画のもう一つの主役が「音」。
七緒の鼻歌「風をあつめて」やフランス語をレッスンする声、
聡のコーヒー豆を挽く音やキーチェーンが揺れる音などの生活音。
音を通じて惹かれあうなんて、とってもロマンチック。
耳を澄ませて、エンドクレジットも要チェック!
メロンパンと美味しいコーヒーが飲みたくなる、ほっこりムービー。
ミニシア系好きにおすすめです。
監督:熊澤尚人
出演:岡田准一/麻生久美子/谷村美月/岡田義徳/池内博之
市川実日子/とよた真帆/平田満/森本レオ ほか
上映時間:1時間59分
「公式サイト」
5月30日(土)~ユナイテッド・シネマ札幌 にてロードショー
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映画 『ウォーロード/男たちの誓い』
Posted by bluestar on 2009年5月6日(水) 20:36
【ウォーロード/男たちの誓い】
19世紀の中国で太平天国の乱が勃発。自分の部隊を全滅に追いやられた清朝軍将軍パンは、
盗賊団を仕切るアルフとウーヤンと出会う。三人は義兄弟の契りを結び、太平軍を次々と撃破、
西太后の信頼を得るようになるが、次第にパンとアルフの間に溝が深まっていく。
ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武のアジアスター豪華共演というだけで
観ないわけにはいきません。 ワクワクしながら試写会へ。
ちょっと展開は早いけれど、戦闘シーンや三人三様の演技は見応え充分。
清朝末期に起きた実在の事件をベースにし、義兄弟の契りを結んだ
三人の男たちの絆と裏切りを描いた歴史大作。
未来のために戦う パン (ジェット・リー)
愛のために戦う アルフ (アンディ・ラウ)
友のために戦う ウーヤン (金城武)
楽しみにしていたアクションは控えめですが、野心家のパンを演じ、
悪役の一面を魅せるジェット・リー。 ラブシーンにもう少し色気があれば◎
アレフを演じるアンディ・ラウの義理堅く仲間を思う演技に感動。
パンとアルフの間で板挟みになる純粋で忠誠心に厚いウーヤンを演じる
金城武。華やかでカッコイイ孔明から一転、泥臭いウーヤン役はお見事。
金城くんがここまでやるとは...クライマックスに役者魂を感じました。
ナレーションの声もステキです。
エンターテイメントムービー『レッド・クリフ』 もイイですが
『ウォーロード』の方が見応えあり。 クライマックスの人間ドラマに涙。
原題:投名状(THE WARLORDS)
監督・製作:ピーター・チャン
出演:ジェット・リー/アンディ・ラウ/金城武/シュー・ジンレイ 他
上映時間:1時間53分 PG-12
「公式サイト」
5月8日(金)より、札幌シネマフロンティア にてロードショー
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