『コメディ』タグの付いた投稿
映画 『悪夢のエレベーター』 100マイル試写会
Posted by bluestar on 2009年9月30日(水) 12:31
突然ですが、この映画のタイトルって間違いやすいと思いませんか?
「悪夢」を「悪魔のエレベーター」と思い込んでいました...。
ワタシだけ?と思っていたら、ググるとヒットするんですねぇ、これが。
(※製作サイドの皆様ごめんなさい。)
余計な話はさて置き、
累計50万部突破の木下半太氏の「悪夢」シリーズの第一作を
放送作家と役者の顔を持つ堀部圭亮氏が長編映画初監督。
エレベーターという密室に閉じ込められたワケありの
男女4人が繰り広げる笑いと恐怖のサスペンス・コメディ。
書きたいことはいろいろあるのですが、伏線張りまくりの
作品なので、ネタバレ厳禁!! 口コミも難し~いっ。
大ドンデンありの良く出来たストーリーにグイグイ
引きこまれました。
ナニが真実でナニが嘘なのか?
騙されているのか?いないのか? 翻弄されまくり。
面白いので騙されたと思って、とりあえず観て!(笑)
演技派の内野聖陽さんを筆頭に、モデル出身のイケメン
斎藤工くんやモト冬樹さんなど個性的な俳優陣が頑張って
いる中で、存在感バツグンだったのが佐津川愛美ちゃん。
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』でも存在感があった彼女。
本作ではゴスロリファッションのインパクトもさることながら
主役の内野さんを食っちゃってますから...末恐ろしい女優さんだわ。
個人的ツボは、マンションの管理人・望月を演じた大堀こういちさん。
一度見たら忘れられない...夢に出そう...。
映画観賞後、続きが気になったらコチラへ★
【悪夢のエレベーター】 <公式サイト>
エレベーターに閉じ込められてしまった、何だかワケあり気な男女4人。
助けを呼ぶこともままならない非常事態、なぜかお互いの秘密を暴露
しあっていくハメに…。それぞれが不信感を抱く中、ついに事件は起こる
監督:堀部圭亮
原作:木下半太 「悪夢のエレベーター」
出演:内野聖陽/斎藤工/佐津川愛美/モト冬樹/大堀こういち
芦名星/本上まなみ ほか
上映時間:1時間45分
■10月10日(土)より、スガイシネプレックス札幌劇場 にてロードショー
過去の映画レポはこちら★
映画 『南極料理人』
Posted by bluestar on 2009年8月28日(金) 21:03
美味しそうな食べ物がでてくる映画は、個人的に大好き
なので本作は、もろ好み。 いや~面白かったっ!
でもって、無性にお腹が減ったよぉ(笑)
西村淳さん原作のエッセー「面白南極料理人」を映画化。
ペンギンも、ウイルスさえ存在しない南極で一番過酷な
「南極ドームふじ基地」に派遣された8人の男達の日常を
「食」を通して描いた心あたたまる物語。
『かもめ食堂』『めがね』のフードスタイリスト飯島奈美さんと
榑谷孝子さんが作り出す料理の数々は、食欲をそそる
美味しそうなものばかり。
料理人を演じる堺雅人さんの包丁裁きは美しく、
その料理を美味しい顔で食べる、個性的キャラを
演じた役者陣がこれまたとってもイイ。
きたろうさんのウルウル顔や、美味しいところを持っていく
豊原功補さんなど...ほのぼのエピソードにクスクス笑いっぱなし。
特別なことは起こらないシンプルな映画だけれど、
美味しいものを食べれば幸せな気分になるし元気が出る!
さぁて、今日は何を食べようか?
【南極料理人】 「公式サイト」
西村は南極の昭和基地からも遠く離れた陸の孤島、南極ドームふじ基地に
料理人として派遣される。妻と娘を置いての単身赴任生活で、彼は8人の
男性南極越冬隊員たちの胃袋を満たすという大役を任される。
監督・脚本:沖田修一
原作:西村淳
出演:堺雅人/生瀬勝久/きたろう/高良健吾/豊原功補 ほか
上映時間:2時間5分
■ユナイテッド・シネマ札幌 にて上映中
過去の映画レポはこちら★
映画 『ウェディング・ベルを鳴らせ!』 100マイル試写会
Posted by bluestar on 2009年6月11日(木) 00:14
【ウェディング・ベルを鳴らせ!】
セルビアの山奥で祖父と暮らす少年ツァーネ。ある日、祖父から「3つの約束」を
果たしに街へ行くように言われ、牛のツヴェトカを連れて旅立つ。そこでツァーネは、
可憐な美女ヤスナに一目ぼれし、あらゆる手で彼女を振り向かせようとするのだが...。
名作『アンダーグラウンド』の鬼才エミール・クストリッツァ
監督によるパワフルな婚活ドタバタコメディ。
ストーリーはタイトルそのままで、いたって単純。
ベタなギャグは好き嫌いが分かれるところですが、
クストリッツァ監督だから許されちゃうかな...。
チャーミングで個性的な登場人物たちに生命力を感じ、
管弦楽器の軽快な音楽にのせて、グイグイ引き込まれる
ハイテンションなハッピームービー。
クストリッツァ映画といえば独特の音楽。
本作の音楽を担当しているのは、凸凹コンビの大きい方
トプズを演じるストリボール・クストリッツァ。実は監督の息子さん。
♪バルカン・サウンド♪の虜に鳴ること間違いなし。
キュートで可愛い顔をした主人公ツァーネ役の
ウロシュ・ミロバノビッチくんが、どことなく「ラッセル・クロウ」に
似ていると思うのは私だけ?
深く考えず、クストリッツァワールドを楽しみましょう。
原題:Promets Moi
監督:エミール・クストリッツァ
出演:ウロシュ・ミロバノビッチ/マリヤ・ペトロニイェヴィッチ
アレクサンダル・ベルチェック/ミキ・マノイロヴィッチ ほか
上映時間:2時間7分
「公式サイト」
6月13日(土)より、シアターキノにてロードショー
過去の映画レポはこちら★
カテゴリー: 映画 '09|タグ: ウェディング・ベルを鳴らせ!, エミール・クストリッツァ, コメディ, シアターキノ, セルビア, ラブコメ, 中央区, 映画, 札幌, 試写会
コメントorトラックバックはまだありません
コメントorトラックバックはまだありません
映画 『バーン・アフター・リーディング』
Posted by bluestar on 2009年4月27日(月) 00:05
【バーン・アフター・リーディング】
アル中が原因でCIAを辞めさせられたオズボーンは、意趣返しにと暴露本を執筆中。
その妻ケイティは、財務省連邦保安官ハリーと不倫中。一方、スポーツジムで働く
リンダとチャドは更衣室で1枚のCD-ROMを拾う。
楽しみにしていたジョエル&イーサン・コーエン兄弟新作は
豪華5大スター共演のクライム・ブラック・コメディ。
オスカー受賞の前作『ノーカントリー』のシリアス作品から一転、
肩の力が抜けたブラック・コメディがコーエン兄弟らしい本作。
1枚のディスクを巡る先の読めないドタバタ劇を、B級の雰囲気たっぷりに
キャスト&スタッフみんなで楽しんで作り上げた感じ。
面白いしキライじゃないけど、あっけなかった...。
ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジョン・マルコヴィッチなど豪華
キャストが演じる登場人物が、揃いも揃っておバカさんなのが一番の
見どころであり、笑いどころ。
中でも、そんな姿を見せちゃっていいの?と心配になるくらい、ipodと
スポーツドリンクを手放さない筋肉バカを演じたブラピが一番笑える。
ある意味『ベンジャミン・バトン』より良い演技(笑)
深く考えず、豪華キャストのおバカな演技をお楽しみ下さい。
原題:Burn After Reading
監督・脚本:ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン
出演:ジョージ・クルーニー/ブラッド・ピット/フランシス・マクドーマンド
ジョン・マルコヴィッチ/ティルダ・スウィントン
上映時間:1時間36分 PG-12
「公式サイト」
札幌シネマフロンティア,ユナイテッド・シネマ札幌 ほか全道で公開中
過去の映画レポはこちら★
カテゴリー: 映画 '09|タグ: コメディ, コーエン兄弟, シアター, ジョン・マルコヴィッチ, ジョージ・クルーニー, ティルダ・スウィントン, バーン・アフター・リーディング, フランシス・マクドーマンド, ブラッド・ピット, ユナイテッド・シネマ札幌, 中央区, 映画, 札幌, 札幌シネマフロンティア
コメントorトラックバックはまだありません
コメントorトラックバックはまだありません
映画 『デュプリシティ』 100マイル試写会
Posted by bluestar on 2009年4月2日(木) 01:30
【デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~】
トイレタリー業界トップのB&R社・CEOハワードと新鋭のエクイックロム社・CEOディックは
ライバル同士で常に互いの企業の動きに注目していた。そんなある日、エクイックロム社は
B&Rが驚異の新商品を開発したとの情報を入手。両社はそれぞれ腕利きの産業スパイを
雇い対立する。
『フィクサー』『ボーン・アイデンティティー』シリーズのトニー・ギルロイ監督が、
ジュリア・ロバーツ&クライヴ・オーウェンとタッグを組んだ、クライム・コメディ。
対立する二大企業に産業スパイとして潜入する男女をスタイリッシュに描く。
スパイ映画といえば、ドンパチ激しいアクションを想像するところですが...
ライバル企業で犬猿の仲のCEOが「画期的な新製品」をかけて繰り広げる
仁義なき戦いと、騙し騙されながらも離れられない男女がお互いの企業に
産業スパイとして潜入するスリリングなやりとりが見どころ。
久々にスクリーン登場、「ラブ・コメの女王」ジュリア・ロバーツ。
CIAから産業スパイへ転身したクールビューティー・クレアを格好良く演じている。
ジュリアのファッションにも注目。
対するは、元MI6で軟派なレイを『グリーンフィンガーズ』の頃から注目している
クライヴ・オーウェンが好演。
口が達者な二人の腹の探り合いと、小粋なセリフが面白い。
2人の合図として登場する「コルク」がツボ(笑)
オープニングから熱い絡み?をみせる、ライバル会社のCEO二人。
業界トップのB&R社・CEOハワードの趣味は盆栽...渋い。
『フル・モンティ』や『イン・ザ・ベッドルーム』、近作『ワルキューレ』でも大活躍の
トム・ウィルキンソンと『サイドウェイ』『シンデレラマン』のポール・ジアマッティ。
実力派俳優二人の演技が光ります。
二転三転するストーリー、最後まで目が離せません。
原題:DUPLICITY
監督:脚本:トニー・ギルロイ
出演:ジュリア・ロバーツ/クライブ・オーウェン/トム・ウィルキンソン/ポール・ジアマッティ
上映時間:2時間5分
「デュプリシティ」公式サイト
2009年5月1日(金)より、東宝プラザ にて公開
過去の映画レポはこちら★