『ユナイテッド・シネマ札幌』タグの付いた投稿
映画 『消されたヘッドライン』
Posted by bluestar on 2009年5月16日(土) 08:45
【消されたヘッドライン】
ワシントン・グローブ紙の敏腕記者カルの旧友である国会議員コリンズの
不倫スキャンダルが発覚。この問題と同じ日に起きた別の殺人事件との
奇妙なつながりを発見したカルは、背後に潜む巨大な陰謀を突き止めていく。
イギリスBBCの人気テレビドラマシリーズをラッセル・クロウ主演で
『ラストキング・オブ・スコットランド』のケヴィン・マクドナルド監督が映画化。
あるスキャンダルをきっかけに、巨大な陰謀に巻き込まれていく
新聞記者たちの苦悩をリアルに描いた骨太サスペンス。
先の読めないスリリングな展開が見応えあり。これは面白かった。
ド派手な演出を控えているので、存在感ある役者陣の演技が見どころ。
新聞記者カルをパワフルに演じるラッセル・クロウはハマリ役。
長髪&メタボはいただけないが...それでもカッコイイ、ラッセル・クロウ。
カルの旧友で若手議員コリンズを演じるベン・アフレック、豪腕の
女編集長役のヘレン・ミレンも良かったし、新人記者デラ役を演じる
レイチェル・マクアダムスもキュートで良かったと思う。
個人的にうれしかったのは、コリンズの妻アン役を演じた、ショーン・ペンの
奥さんロビン・ライト・ペン。久しぶりに見たが相変わらず美しい。
真実の報道について考えさせられる作品。
日頃はWEBチェック派なのですが、ちゃんと新聞を読みたくなりました。
エンドクレジットにも注目です。
原題:STATE OF PLAY
監督:ケヴィン・マクドナルド
出演:ラッセル・クロウ/ベン・アフレック/ヘレン・ミレン/レイチェル・マクアダムス
ジェイソン・べイトマン/ロビン・ライト・ペン ほか
上映時間:2時間13分
「公式サイト」
5月22日(金)より、札幌シネマフロンティア,ユナイテッド・シネマ札幌
ほか全道でロードショー
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カテゴリー: 映画 '09|タグ: ケヴィン・マクドナルド, サスペンス, シアター, ヘレン・ミレン, ベン・アフレック, ユナイテッド・シネマ札幌, ラッセル・クロウ, 中央区, 映画, 札幌, 札幌シネマフロンティア, 消されたヘッドライン, 試写会
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映画 『おと・な・り』
Posted by bluestar on 2009年5月14日(木) 00:02
【おと・な・り】
自分の道を模索するカメラマンの聡と、フラワーデザイナーを目指す七緒は
ともに30歳。恋人なし。レトロなアパートに住む隣同士だが会ったことはない。
しかし、壁を通して聞こえる何気ない音にお互い心地よさを感じていた・・・。
岡田准一×麻生久美子が贈る、等身大のラブストーリー。
顔を合わせたことがないアパートの隣同士の男女が、
壁越しに聞こえてくる「音」を通じて、お互いに惹かれ合う
恋の行方を描いた恋愛ファンタジー。
多少のツッコミ所はあるものの、もどかしさやドキドキ感を
散りばめた瑞々しく心地よい作品。
16ミリフィルムのざらついた感じの映像もイイ感じ。
風景カメラマンへの転向を夢見て葛藤する智を演じる岡田くん。
カメラを持つ指が美しいっ。
麻生久美子ちゃんが演じる、仕事に一生懸命だけど恋は臆病に
なっている七緒の姿に女性は共感できるんじゃないかな。
頑張っていれば、岡田くんみたいなおとなりさんが...妄想でニタニタ(笑)。
主演のお二人の好感度の高い自然な演技も良いのですが、
谷村美月ちゃんと岡田義徳くんの存在感はスゴイ。
そして、映画のもう一つの主役が「音」。
七緒の鼻歌「風をあつめて」やフランス語をレッスンする声、
聡のコーヒー豆を挽く音やキーチェーンが揺れる音などの生活音。
音を通じて惹かれあうなんて、とってもロマンチック。
耳を澄ませて、エンドクレジットも要チェック!
メロンパンと美味しいコーヒーが飲みたくなる、ほっこりムービー。
ミニシア系好きにおすすめです。
監督:熊澤尚人
出演:岡田准一/麻生久美子/谷村美月/岡田義徳/池内博之
市川実日子/とよた真帆/平田満/森本レオ ほか
上映時間:1時間59分
「公式サイト」
5月30日(土)~ユナイテッド・シネマ札幌 にてロードショー
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映画 『チェイサー』
Posted by bluestar on 2009年5月12日(火) 21:33
【チェイサー】
元刑事のジュンホはデリヘル嬢の斡旋業に身を落としていた。最近、斡旋した
女性が相次いで行方不明になり、そのうち一人の女性の携帯電話の着信履歴
から不審な男を見つける。彼は女性たちの居場所を聞き出そうと単独で調べるが、
この男、ヨンミンこそ殺人鬼だった。
韓国で起きた連続殺人事件(ユ・ヨンチョル事件)をベースにした
クライムサスペンス。 実在の事件をベースにした韓国映画といえば
『殺人の追憶』 を思い浮かべる人も多いはず。
『殺人の~』の方は、犯人が姿を見せないのに対して、『チェイサー』は
早い段階で観客に犯人の姿を見せる。 ネタバレと思いきや、なかなか
犯人にたどり着けないスリリングな展開と緊張感に終始圧倒されっぱなし。
韓国らしい生々しさや、救いようのないラストに愕然としつつ、
もう、スゴイ映画なんですっ!
見所は主演の二人の圧倒的な演技力。
たった一人で殺人鬼を追うデリヘル斡旋業を営む元刑事ジュンホ役は
『ヨコヅナ・マドンナ』のキム・ユンソク。
ダメおやじが、後半カッコ良く見えてくるから不思議。
殺人鬼・ヨンミン役を『ブレス』のハ・ジョンウ。
どこにでもいそうな青年の狂気に満ちたリアルな演技から目が離せない。
『殺人の追憶』や『オールドボーイ』がニガテな方にはおすすめできませんが、
人間心理を鋭くえぐる、もの凄い映画です。
レオナルド・ディカプリオがリメイクすることで話題ですが、『インファナル・アフェア』
の二の舞にならないことを祈るばかり...。
英題:THE CHASER
監督・脚本:ナ・ホンジン
出演:キム・ユンソク/ハ・ジョンウ/ソ・ヨンヒ/キム・ユジョン
チョン・インギ/チェ・ジョンウ
上映時間:2時間5分 R-15
「公式サイト」
ユナイテッド・シネマ札幌 にて公開中
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映画 『MILK ミルク』
Posted by bluestar on 2009年5月1日(金) 17:55
【MILK ミルク】
1972年のニューヨーク。ハーヴェイ・ミルクは、20歳年下のスコットと出会い、恋に落ちる。
二人は新天地を求めてサンフランシスコに移り住み、小さなカメラ店を開店。そこで
同性愛者に対する平等な権利と機会を求め、市民権運動の活動家として行動を起こす。
1970年代のアメリカで、ゲイであることをカミングアウトして、初めて
公職に就いた政治家ハーヴェイ・ミルクの生き様をリアル描いた秀作。
実は、この作品を観るまで「ハーヴェイ・ミルク」の名前を知らなかった。
同性愛者であるというだけで、職を解雇されたり逮捕されていた時代に、
同性愛者や全てのマイノリティの人々の権利を守るため、ミルクが
立ち上がったことはとても勇気のある行動だと思う。
スクリーンの演説を聞いているだけでそのパワーに引き込まれた。
ラストは涙...。
監督は『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『エレファント』のガス・ヴァン・サント。
ミルクを魅力的に演じるのは、オスカー俳優ショーン・ペン。
こんな顔ができるんだと感心した、恋人に甘える顔やリーダーとしての顔など、
ゲイ?と疑ってしまうくらい、細かい仕草や雰囲気まで完璧な役作りに拍手。
ショーン・ペンもイイですが、若手実力派俳優の熱演も見所のひとつ。
ミルクの恋人スコットを『スパイダーマン』シリーズのジェームズ・フランコ。
こんなにカッコ良かったけ?と観方が変わったかも(笑)
ショーン・ペン監督 『イントゥ・ザ・ワイルド』の好演が記憶に新しいエミール・ハーシュ。
作品ごとに別人のような演技を見せるエミール。今後も楽しみっ。
クセのあるジャックを演じたディエゴ・ルナ(『天国の口、終わりの楽園』)も上手かった。
ドキュメンタリータッチで淡々と描いていますが、グイグイ引きこまれました。
勇気と希望に満ちた素晴らしい作品をたくさんの人に観てもらいたいです。
5/9(土)~15(金)
ドキュメンタリー映画
『ハーヴェイ・ミルク』 が
シアターキノで1日1回上映されます。
これは必見!
原題:Milk
監督:ガス・バン・サント
脚本:ダスティン・ランス・ブラック
出演:ショーン・ペン/ジェームズ・フランコ/エミール・ハーシュ/ディエゴ・ルナ
ジョシュ・ブローリン/アリソン・ピル/ヴィクター・ガーバー/デニス・オヘア 他
上映時間:2時間8分
「公式サイト」
スガイシネプレックス札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌 ほか全道で公開中
カテゴリー: 映画 '09|タグ: MILK, アカデミー賞, エミール・ハーシュ, オスカー, ガス・ヴァン・サント, シアター, ショーン・ペン, ジェームズ・フランコ, スガイシネプレックス札幌劇場, ディエゴ・ルナ, ハーヴェイ・ミルク, ミルク, ユナイテッド・シネマ札幌, 中央区, 実話, 札幌, MILK
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映画 『バーン・アフター・リーディング』
Posted by bluestar on 2009年4月27日(月) 00:05
【バーン・アフター・リーディング】
アル中が原因でCIAを辞めさせられたオズボーンは、意趣返しにと暴露本を執筆中。
その妻ケイティは、財務省連邦保安官ハリーと不倫中。一方、スポーツジムで働く
リンダとチャドは更衣室で1枚のCD-ROMを拾う。
楽しみにしていたジョエル&イーサン・コーエン兄弟新作は
豪華5大スター共演のクライム・ブラック・コメディ。
オスカー受賞の前作『ノーカントリー』のシリアス作品から一転、
肩の力が抜けたブラック・コメディがコーエン兄弟らしい本作。
1枚のディスクを巡る先の読めないドタバタ劇を、B級の雰囲気たっぷりに
キャスト&スタッフみんなで楽しんで作り上げた感じ。
面白いしキライじゃないけど、あっけなかった...。
ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジョン・マルコヴィッチなど豪華
キャストが演じる登場人物が、揃いも揃っておバカさんなのが一番の
見どころであり、笑いどころ。
中でも、そんな姿を見せちゃっていいの?と心配になるくらい、ipodと
スポーツドリンクを手放さない筋肉バカを演じたブラピが一番笑える。
ある意味『ベンジャミン・バトン』より良い演技(笑)
深く考えず、豪華キャストのおバカな演技をお楽しみ下さい。
原題:Burn After Reading
監督・脚本:ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン
出演:ジョージ・クルーニー/ブラッド・ピット/フランシス・マクドーマンド
ジョン・マルコヴィッチ/ティルダ・スウィントン
上映時間:1時間36分 PG-12
「公式サイト」
札幌シネマフロンティア,ユナイテッド・シネマ札幌 ほか全道で公開中
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カテゴリー: 映画 '09|タグ: コメディ, コーエン兄弟, シアター, ジョン・マルコヴィッチ, ジョージ・クルーニー, ティルダ・スウィントン, バーン・アフター・リーディング, フランシス・マクドーマンド, ブラッド・ピット, ユナイテッド・シネマ札幌, 中央区, 映画, 札幌, 札幌シネマフロンティア
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