札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『邦画』タグの付いた投稿

映画 『Colorful カラフル』



直木賞作家・森絵都の同名小説を、大人が泣けると
話題を呼んだ 『クレヨンしんちゃん』 シリーズや
『河童のクゥと夏休み』 などで知られる原恵一監督が
アニメ映画化。

実は、原恵一監督作品を観るのは初めて。

原作のファンとしては、違和感を感じる点があったり、
想像以上に地味な印象を受けましたが、その地味さが
じんわり心にしみる素晴らしい作品でした。

ファンタジーでありながら、中学生の日常生活が非常にリアル。
丁寧に描かれた主人公と同級生の交流にほっこり。
家族で鍋をつつくシークエンスは涙が止まらない。

音楽の使い方も巧みで、「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」の
合唱や、miwaのカバー曲の尾崎豊「僕が僕であるために」、
THE BLUE HEARTSの「青空」は、選曲が絶妙。

人生は十人十色。 生きるヒントを与えてくれる作品です。
きっと何年経っても色あせることのない魅力をもった
作品だと思います。

Colorful カラフル   「公式サイト」
天上界と下界のはざ間でさまよっていた“ぼく”の魂は、プラプラという名の天使から
人生に再挑戦するチャンスを与えられ、自殺したばかりの内気な少年・小林真の
体に入り込む。真として生き返った“ぼく”の魂は自殺の理由を知るが、その真らしく
ない振る舞いで周囲の環境を少しずつ変えていく。


監督:原恵一
原作:森絵都 (カラフル)
声優:冨澤風斗/宮崎あおい/南明奈/まいける/入江甚儀
    中尾明慶/藤原啓治/麻生久美子/高橋克実 ほか
上映時間:2時間7分

■札幌シネマフロンティアほか全道でロードショー 


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映画 『SR サイタマノラッパー2 ~女子ラッパー☆傷だらけのライム~』



本作を観賞するにあたり、慌てて前作 『SR1』 をDVD観賞。
正直、ラスト以外はあまりピンとこなかったのですが、
続編には注目女優・安藤サクラちゃんが出演しているし、
入江悠監督の舞台挨拶があるということで、初日観賞。

続編は、群馬県を舞台に女子ラッパーが主役の爽快
ガールズムービー。
1より、ストーリーも音楽も上まっていて断然面白い!
 
夢と現実の狭間で苦悩葛藤するリアルな20代後半
女子の姿に感情移入!
思いを吐き出すストレートなラップが、ガツンと心に響く。

一番の見どころは、埼玉のラッパー VS 群馬の女子
ラッパーの川原でラップ対決をするシークエンス。

笑いあり、涙あり、ヒップホップ好きじゃないアラフォーも
ハマりました(笑)

シュッ、シュッ、シュ~ ♪ ゆる~いラップが頭から離れない(笑)



なんと次回は「栃木」らしい !? 北関東を攻め全国へ...。
監督にお伺いしたところ、10あたりで北海道を予定らしい。 
20年は先の話だよねぇ...気長に待ちましょう(笑)

それにしても、最近 若手監督が熱いなぁ。
本作の入江悠監督や 『さんかく』 の吉田恵輔監督は、ゆうばり
国際映画祭から旅立った「ゆうばりズム」なんて呼ばれているし、
川の底からこんにちは』 の石井裕也監督はPFFスカラシップ
受賞者でまだ20代!  ★未来の巨匠たちに期待しています!


SR サイタマノラッパー2 ~女子ラッパー☆傷だらけのライム~  
群馬で実家のこんにゃく工場を手伝いながら退屈な日々を送るアユム。高校時代は
女子だけで結成されたラップチームの一員だった。だが、たいして人気になることもなく、
ヒップホップに夢中だった仲間たちも卒業後は散り散りになってしまい、それぞれが生活に
悩みを抱える日々を送っていた。そんなある日、ある出来事をきっかけにアユムはかつての
仲間ミッツーらと共に、一夜限りのライブを行おうと思い立つが、現実の壁に直面し...。


監督・脚本:入江悠
音楽:岩崎太整
ラップ指導:上鈴木伯周/上鈴木タカヒロ
出演:山田真歩/安藤サクラ/桜井ふみ/増田久美子/加藤真弓
    駒木根隆介/水澤紳吾/岩松了  ほか
上映時間:1時間35分
「公式サイト」

■シアターキノ にて上映中

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映画 『ハナミズキ』 ガッキー&斗真くん舞台挨拶に登場!



一青窈さんの名曲 「ハナミズキ」 をモチーフに、10年
かけた本気の愛を描いた純愛映画を試写会で観てきました。

映画レポがたまっているのですが、主演のお二人が
舞台挨拶に登場するという嬉しいハプニングに恵まれ
テンション上がって、『ハナミズキ』 をお先にUP(笑)

9割以上女子で埋まった会場に、まさかの
新垣結衣ちゃん&生田斗真くん 登場。 
キャーっ、感激! 場内、大歓声(喜)

生・ガッキーカワイイ~! スラリとしたスタイルに清楚な感じがたまらん。
生・斗真くんは、TVで見る以上に端整な顔立ちでカッコイイ~!
声の通りも良く、トークが上手。 ワタシを含め、会場にいた
女性客のハートをがっちり掴んでましたよ。 

お2人とも爽やかで好感度大! 目の保養になり、蒸し暑い
札幌に爽やかな風が吹き抜けた幸せな一時でした。
 

さて、嬉し感激の舞台挨拶レポに続き、映画の感想をご紹介。

北海道・東京・NY・カナダ...美しい大自然と大都会を背景に
すれ違いながらもお互いを思い合うピュアなラブストーリーに
自然と涙がこぼれました。

特に高校時代の初々しい恋愛模様は胸キュンもの。

ちょっと詰め込みすぎて、後半急ぎ足な展開は気になりますが、
楽曲の歌詞を汲み取って描いている映画だと思います。

ガッキーは少女から大人の女性へ成長するヒロインを熱演。 
どんどん綺麗になっていくガッキーが印象的。

斗真くんの漁師役は無理があると思っていましたが、意外と
すんなり溶け込んでいて違和感なし。 たくましい姿にホレボレ。

脇を固めるキャストも魅力的で、母親役がハマっていた
薬師丸ひろ子さんや友人役の徳永えりちゃんが上手かった。
向井理くんがカッコ良くて、ガッキーが羨ましかったなぁ(笑) 
向井くん&斗真くんの指がキレーで、指フェチ・指萌え~。

道産子としては、ネイティブすぎる北海道弁が気になります。
頑張っているのは分かりますが、無理やり過ぎるでしょう。

エンドロールは、「ハナミズキ」を聞きながら余韻に浸れる
作りになっています。 エンドロール後の映像もお見逃しなく!



■8月21日(土)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティアほか全道でロードショー 

ハナミズキ   「公式サイト」
北海道で母・良子と2人で暮らす紗枝は、東京の大学に進学することを夢見る高校生。
若くして亡くなった父が紗枝へのメッセージとして庭に植えたハナミズキに見守られ
ながら受験勉強に励む紗枝は、ある日、漁師の跡取りで水産高校に通う康平に出会い、
互いに恋に落ちる。やがて紗枝が大学に合格し、遠距離恋愛が始まるが...。


監督:土井裕泰
主題歌:「ハナミズキ」一青 窈
出演:新垣結衣/生田斗真/蓮佛美沙子/ARATA/木村祐一/松重豊
    向井理/薬師丸ひろ子/小柳友/金井勇太/徳永えり ほか
上映時間:2時間8分


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映画 『川の底からこんにちは』

20100810-01.jpg

大好きな満島ひかりちゃん主演だし、インパクト大の
予告が頭から離れず(笑)、気になってしょうがなかった
作品 『川の底からこんにちは』。

いや~、期待以上に面白かった!
笑って、泣いて、元気になれる人生応援ムービー。

映画前半は、ひかりちゃんが演じる仕事も恋愛も妥協
して生きてきた無気力なヒロイン・佐和子や、ダメ男の彼氏、
しじみ工場のアクの強いオバチャン従業員たちに、面白さ
よりもイライラムカムカしながら観ていたワタシ...。

そんなフラスコレーションが蓄積したところで、佐和子の
開き直りパワーが炸裂し、物語が一転...(爆)。
この爽快感は、石井裕也監督にまんまとしてやられたり。

佐和子のスイッチの切替をリアリティのある演技で
魅せてくれた満島ひかりちゃんはやっぱり素晴しい。 
毎回そこまでやっていいの?と思ってしまうくらい
むきだし演技を魅せてくれるけど、いったいどこまで
やってくれるんだろう? 次回作 『悪人』 も楽しみだわっ。

敵にまわすと怖いけど、味方につけちゃうと最強の
工場のオバチャン達もかなりツボですが、岩松了さん、
志賀廣太郎さんの安定感のある演技が良かった(笑)

このご時世に生きて行く勇気が湧いてくる映画です。
「しょうがない」の意味もネガティブなイメージから
ポジティブな清々しさを感じました。
しょうがないから頑張るしかないんだよねっ。

映画を観ると、♪木村水産社歌♪ が頭から離れませ~んっ!

上がる上がるよ消費税 金持ちの友達一人もいない
来るなら来てみろ大不況 その時ゃ 政府を倒すまで 倒せ倒せ政府
シジミのパック詰め シジミのパック詰め 川の底からこんにちは

一度や二度の失敗と 駆け落ちぐらいは屁の河童
駄目な男を捨てられない 仕事は基本つまらない
中の下の生活 所詮みんな中の下 楽しいな 楽しいな
シジミのパック詰め シジミのパック詰め 川の底からこんにちは



川の底からこんにちは   「公式サイト」
上京して5年目のOL佐和子は、目標もない自堕落な生活を送っていた。ある日、
父親が末期がんのため余命わずかだという知らせが入り、一人娘の佐和子が
実家のしじみ工場の跡を継ぐことになる。しかし工場は倒産寸前で、労働者の
中年女性たちからはいびられる毎日。追い込まれた佐和子は、生まれて初めて
自分の人生を見つめ直すことになる。


監督・脚本:石井裕也
出演:満島ひかり/遠藤雅/相原綺羅/志賀廣太郎/岩松了  ほか
上映時間:1時間52分

■シアターキノ にて上映中

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映画 『ちょんまげぷりん』



早速、観てきたでござる(笑)

シアターキノさんではあまりお見かけしないような、
若い女の子が多かったなぁ。
やはり、まげメン・錦戸くんファンなのかしら?

そんなことはさておき...映画は、面白かった~!
ゆる~い感じのハートフルストーリーにほっこり。
先入観なしで観てちょんまげ(笑) 

180年前の江戸から現代にタイムスリップしたお侍さんと、
母子のトークのギャップが楽しくて、テンポの良いコミカルな
掛け合いにクスクス笑いっぱなし。

美味しそうなスイーツにニンマリ、誠実で男らしい
安兵衛さんに惚れボレ(笑) 「サムライ男子」 イイわ~っ!

キャスティングが絶妙で、意外とすんなりお侍さんに
見えてくる木島安兵衛役の錦戸亮くんに、遊佐ひろ子役は、
母親役がピッタリのともさかりえちゃん。
働く女性は、感情移入できるのではないでしょうか?

一番の見どころは、息子・友也役・鈴木福くんの名演技。
泣き顔もキュートで、お持ち帰りしたいくらいカワイイ!

エンディング曲、忌野清志郎さんの「REMENBER YOU」が
心に残ります...。

映画に満足した後は、「ちょんまげぷりんで食べ歩き」 するでござる!



ちょんまげぷりん   「公式サイト」
忙しい日々をおくるシングルマザーのひろ子(ともさかりえ)は、江戸時代から
タイムスリップしてきた侍・安兵衛と出会い、なりゆきから家に居候させることに。
安兵衛は家事のすべてを引き受け、やがてプリンをきっかけにお菓子作りに目覚めていく。


監督・脚本:中村義洋
原作:荒木源 「不思議の国の安兵衛」(小学館文庫刊)
出演:錦戸亮/ともさかりえ/今野浩喜/佐藤仁美/鈴木福
    怱那汐里/堀部圭亮/中村有志/井上順 ほか
上映時間:1時間48分

■シアターキノ にて上映中

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