札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『アクション』タグの付いた投稿

映画 『トランスポーター3 アンリミテッド』



トランスポーター3 アンリミテッド
凶悪な男・ションソンから「赤い代物」の運搬を依頼された運び屋フランクだったが、
それを断ると、愛車から20メートル離れると爆死するという罠を手首に仕掛けられて
しまう。依頼品を運ばざるをえなくなったフランクは、同じ罠を仕掛けられた謎の美女
ヴァレンティーナと依頼品に隠された陰謀に挑む。


待望のシリーズ3作目。
アクションは期待以上の満足度。 単純に面白かった~っ。

特別ファンという訳でもないのに、『デス・レース』や『バンク・ジョブ』 など
何気にほとんど観ているジェイソン・ステイサム主演作品。
中でも 『トランスポーター』 のクールでストイックな「運び屋」
フランクはハマリ役。

ここで、「運び屋」の3つのルールをおさらい。
1.契約厳守  2.名前は聞かない  3.依頼品は開けない
そのいずれかを破った時は、死。

本作もお約束?のルール破りまくりっ。
冒頭からド派手な演出にドキドキワクワク。
キレのあるアクションや、大迫力のカーチェイスなど見どころ満載。

個人的なツボは、ジェイソンの肌蹴っぷり(笑)
スーツやワイシャツを使うストリップ?アクションに痺れた~っ。
ビッシと決めたブラックスーツ姿もカッコイイのですが、脱いだら
凄いんです。鍛え上げられた身体に惚れ惚れ。

ヒロインは、そばかすが印象的なナターリア・ルダコワ。
美人...とはいえないけれど、いかにもベッソン好みの新ミューズ。
それにしても首のタトゥー(漢字で「安」)はなんだったんだろう?

原題:Transporter 3
監督:オリビエ・メガトン 
製作・脚本:リュック・ベッソン 
出演:ジェイソン・ステイサム/ナターリア・ルダコワ/フランソワ・ベルレアン
    ロバート・ネッパー ほか
上映時間:1時間43分
「公式サイト」

ユナイテッド・シネマ札幌 ほか全道で公開中


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映画 『チョコレート・ファイター』



チョコレート・ファイター
日本人ヤクザ・マサシとタイ人女性ジンを両親に持つゼン。母に引き取られたゼンは
自閉症だが、アクション映画のビデオを見ただけでその技を習得できる並外れた
身体能力を持っていた。そんなある日、母が癌に侵されていることが発覚。ゼンは
母を救うため、母から全てを奪ったマフィアとの抗争に挑む。


もう、すんごい映画。 予想以上に面白かった。 
ノーCG、ノーワイヤー、ノースタント!
アクション好きなら絶対ハマル、生身の本物アクション映画。

監督は、トニー・ジャー主演の『マッハ!』『トム・ヤン・クン!』などで
知られるプラッチャヤー・ピンゲーオ。
 
ハッキリいってストーリーは二の次...。 
見所は、ヒロイン・ゼンを演じたジャージャーちゃんのアクション!
華奢で可愛い顔して、めっぽう強い。 久しぶりに痺れたねっ。
彼女は、元テコンドーの選手で4年間猛特訓したという。
華麗で迫力ある生身のアクションは必見。  

なぜか日本人ヤクザの父親役で出演の阿部ちゃん。
出番は少ないですが、あんな姿まで披露しちゃってます。

※エンドロールの痛~いNG集もお見逃しなく。

原題:CHOCOLATE
監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
出演:“ジージャー”・ヤーニン・ウィサミタナン/阿部寛
    ポンパット・ワチラバンジョン/“ソム”・アラシー・シリポン ほか
上映時間:1時間39分  PG-12
「公式サイト」

6月12日(金)まで、札幌シネマフロンティア にてロードショー

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映画 『ウォーロード/男たちの誓い』



ウォーロード/男たちの誓い
19世紀の中国で太平天国の乱が勃発。自分の部隊を全滅に追いやられた清朝軍将軍パンは、
盗賊団を仕切るアルフとウーヤンと出会う。三人は義兄弟の契りを結び、太平軍を次々と撃破、
西太后の信頼を得るようになるが、次第にパンとアルフの間に溝が深まっていく。


ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武のアジアスター豪華共演というだけで
観ないわけにはいきません。 ワクワクしながら試写会へ。
ちょっと展開は早いけれど、戦闘シーンや三人三様の演技は見応え充分。

清朝末期に起きた実在の事件をベースにし、義兄弟の契りを結んだ
三人の男たちの絆と裏切りを描いた歴史大作。

未来のために戦う パン (ジェット・リー
愛のために戦う アルフ (アンディ・ラウ
友のために戦う ウーヤン (金城武

楽しみにしていたアクションは控えめですが、野心家のパンを演じ、
悪役の一面を魅せるジェット・リー。 ラブシーンにもう少し色気があれば◎
アレフを演じるアンディ・ラウの義理堅く仲間を思う演技に感動。
パンとアルフの間で板挟みになる純粋で忠誠心に厚いウーヤンを演じる
金城武。華やかでカッコイイ孔明から一転、泥臭いウーヤン役はお見事。
金城くんがここまでやるとは...クライマックスに役者魂を感じました。 
ナレーションの声もステキです。

エンターテイメントムービー『レッド・クリフ』 もイイですが
『ウォーロード』の方が見応えあり。 クライマックスの人間ドラマに涙。

原題:投名状(THE WARLORDS)
監督・製作:ピーター・チャン
出演:ジェット・リー/アンディ・ラウ/金城武/シュー・ジンレイ 他
上映時間:1時間53分  PG-12
「公式サイト」

5月8日(金)より、札幌シネマフロンティア にてロードショー  


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映画 『ウォッチメン』



ウォッチメン 
1985年、ニクソン大統領が任期を引き延ばし、いまだに政権を握っり、ソ連と一触即発の
緊張状態にあるアメリカ。ニューヨーク、10月のある夜。高層マンションの一室から、一人の
男が突き落とされ殺された。殺された男の名は「コメディアン」ことエドワード・ブレイク。
かつて『ウォッチメン』と呼ばれていた者の一人であり、スマイルバッジは彼が胸に着けていた
トレードマークだった。 現場に現われた「顔のない男」ロールシャッハは、事件の背後に
陰謀の臭いを嗅ぎとり、すぐさま『ウォッチメン』と呼ばれたかつての仲間たちの周辺を独自に
調べ始めるのだが...。


『ウォッチメン(Watchmen)』 は、アラン・ムーア原作、デイヴ・ギボンズ
作画によるアメリカン・コミックの実写映画化。
そんなことも知らずに、面白かった『300<スリーハンドレッド>』の
ザック・スナイダー監督作品だということで期待して観たが、アメコミ?ミステリー?
SF?斬新すぎる壮大なストーリーに困惑し、後味の悪い映画となってしまいました。
予備知識が必要だったと後悔しつつ、再度観るのはちょっとしんどい...。

この映画の特徴は、スーパーヒーローが実在し、1980年代に入ってもニクソンが
大統領職にとどまっているなど、架空の米国史が背景となっているのが面白いし、
期待通りのスタイリッシュな映像と音楽は◎。 

一番人間臭くて、ハードボイルドな「顔のない男」ロールシャッハが印象的。
なんちゃってバットマン?みたいなナイトオウル役は、『いつか眠りにつく前に』や
『リトル・チルドレン』でカッコイイなぁと思っていたパトリック・ウィルソン。
いつの間にか額が広くなっていて驚いた(笑)

R-15指定のエロ・グロ・バイオレンス満載なので、デートムービーには要注意。

原題:WATCHMEN
監督:ザック・スナイダー
原作:デイブ・ギボンズ
出演:ジャッキー・アール・ヘイリー、パトリック・ウィルソン、ビリー・クラダップ
   マリン・アッカーマン、マシュー・グード、ジェフリー・ディーン・モーガン
上映時間:2時間43分  R-15
<公式サイト>
2009年3月28日(土)~ 札幌シネマフロンティア,ユナイテッド・シネマ札幌にて公開


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映画 『バンコック・デンジャラス』 100マイル試写会



バンコック・デンジャラス
世界を股にかけるプロの暗殺者ジョーは、自身で決めたルールを徹底し100パーセントの
成功率を誇っていた。プラハでひと仕事を終えた彼はその本能で引退の時期を悟り、
最後の仕事場所としてタイの首都バンコクを選ぶ。4件の暗殺を成功させるため彼は
現地のアシスタントにコンを選ぶ。


ニコラス・ケイジ主演のアクション映画。
ダニー&オキサイド・パン兄弟監督のタイ映画『レイン』のセルフリメイク。

オリジナルは、耳の聞こえない殺し屋が主役で香港ノワールを思わせる
スタイリッシュな作品だったはずが、大胆なハリウッド・リメイクで予想通り
の別物になっている。

テンポ良く仕上がっていて、タイのエキゾチックな街並みや水上マーケットなど
楽しめるシーンもあるが、ジョー役のニコラス・ケイジが世界をまたにかける
クールな暗殺者に見えないし、作品自体もデンジャラス感がうすい。
アクション映画として観るとオリジナルより面白いかも知れないが、
ニコラス・ケイジが特別出演したVシネマといった感じでもったいない。
 
このところアタリがないニコラス・ケイジ...いつからこうなっちゃったんだろう。
『リービング・ラスベガス』が懐かしい。

監督:オキサイド・パン/ダニー・パン ( 『the EYE』 『レイン』 )
出演:ニコラス・ケイジ/チャーリー・ヤン/シャクリット・ヤムナーム

「バンコック・デンジャラス」公式サイト

2009年5月9日(土)より、ユナイテッド・シネマ札幌 ほか全道で公開。
上映時間:1時間40分

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