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映画 『その街のこども 劇場版』
Posted by bluestar on 2011年1月20日(木) 23:08
阪神・淡路大震災15年特別企画として、2010年1月17日に
放送されたNHKドラマに未公開シーンを加え再編集した
劇場版を(ドラマ未見で)鑑賞。
阪神・淡路大震災という重いテーマを斬新な切り口で
描いた素晴らしい作品でした。
物語は、子どもの頃に震災を体験した若い男女が偶然
知り合い、15年後の神戸を歩きながら、それまで口に
できなかった思いを語り合うというロードムービー仕立て。
心に響く渡辺あやさんの脚本と、実際に震災を体験
している主役の森山未來くんと佐藤江梨子ちゃんが
素晴らしく、ドキュメンタリーを観ているような自然でリアルな
演技に惹き込まれ、薄れゆく震災の記憶が蘇りました。
今もどこかで悲しみや苦しみを乗り越えようとしている
「その街」の人々のことを知ることができてよかった。
震災を風化させない為にも多くの人に観て頂きたい作品
ですが、(札幌は)1日1回の上映なのが悲しい...。
【その街のこども 劇場版】
子どものころに震災を体験し、現在は東京で暮らす勇治と美夏。2人は「追悼の
つどい」が行われる前日に神戸で偶然知り合い、15年目の朝を迎えるまで時間を
ともにすることに。復興を遂げた真夜中の神戸で、これまで語ることのできなかった
2人の思いがあふれ出す。
監督:井上剛
脚本:渡辺あや
出演:森山未來/佐藤江梨子/津田寛治 ほか
上映時間:1時間23分
「公式サイト」
■ディノスシネマズ札幌劇場 にて上映中
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映画 『フィッシュストーリー』
Posted by bluestar on 2009年3月21日(土) 22:10
【フィッシュストーリー】
2012年。彗星の衝突まであと5時間と迫った地球。世界の終わりを目前にいつもと変わらぬ
様子のレコード店。そこに流れていた曲は『FISH STORY』。それは1975年あまりにも早すぎた
ばかりに全く売れぬまま姿を消していったパンクバンド「逆鱗」がレコーディングした最後の
1曲だった。そして遡ること1982年、車の中で同じ曲を聴いている3人の男がいた。
『アヒルと鴨のコインロッカー』の原作・伊坂幸太郎と監督・中村義洋が
タッグを組んだ第2弾。 けっして魚の話ではありません...。
1975年、売れないパンクバンドが解散直前に放った1曲「FISH STORY」が
時空を越え、それぞれの時代に生きる人々を繋ぎ、37年後に世界を救うほどの
奇跡を起こすという伊坂ワールド全開の痛快ストーリー。
キャスティングが素晴らしく、伊藤淳史くんがパンクバンド「逆鱗」のリーダーを好演。
『アヒ鴨』を彷彿させる気弱な大学生の濱田岳くんは重要な役所だし、泣き虫
女子高生の多部未華子ちゃんはほんわかカワイイし、正義の味方に憧れる
森山未來くんの華麗な動きに大注目です。個人的には江口のりこさんが◎。
斉藤和義さんがプロデュースを手掛けたテーマソング「FISH STORY」が耳から
離れません。 逆鱗の「長崎は今日も雨だった」のパンクアレンジもツボ。
『アヒ鴨』もお気に入りなのですが、人と人との「つながり」をキーワードに
希望に満ちた作品に仕上がっている本作も期待を裏切りません!
ラストはすっきり爽快ですよ。
監督:中村義洋 『ジャージの二人』『ジェネラル・ルージュの凱旋』
原作:伊坂幸太郎
出演:伊藤淳史、高良健吾、多部未華子、濱田岳、森山未來、大森南朋、石丸謙二郎ほか
上映時間:1時間52分
公式サイト:http://fishstory-movie.jp/
■ユナイテッドシネマ札幌にて公開中■
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カテゴリー: 映画 '09|タグ: FISH STORY, シアター, パンク, フィッシュストーリー, ユナイテッドシネマ札幌, 中央区, 中村義洋, 伊坂幸太郎, 伊藤淳史, 多部未華子, 斉藤和義, 映画, 札幌, 森山未來, 濱田岳, 逆鱗, 邦画, 高良健吾
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