札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『試写会』タグの付いた投稿

映画 『あしたのジョー』



先週、試写会舞台挨拶をレポしましたが、改めてレビューをUP。

1960年代に大ヒットしたボクシング漫画「あしたのジョー」を
『ピンポン』 の曽利文彦監督が実写映画化。

コチラの映画を観たときも思ったのですが...
今なんで、「あしたのジョー」 なんだろう?と思いつつ
期待せず鑑賞。

山P伊勢谷くんの肉体改造ぶりは圧巻。
「あしたのジョー」に対するリスペクトが感じられて、
長い話を上手くまとめている印象を受けました。

殴られてもカッコイイ山Pが頑張っているのは充分
分かるのですが、矢吹丈の泥臭さや男臭さというか、
感情むき出しの熱いモノを感じられないのが残念っ。

その点、力石徹を演じた伊勢谷友介くんからは
ギラギラしたカリスマオーラを感じられた。
丹下段平役の香川照之さんは作り込みすぎかも。

■2月11日(金)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 
あしたのジョー
昭和40年代の東京の下町。殺ばつとした日々を過ごしていた矢吹は、ボクサー
としての才能を見出されるも、問題を起こして少年院へ送られる。そこで世界
チャンピオンに通用する実力をもったプロボクサー・力石と運命的な出会いを
果たし、永遠のライバルとなる。


監督:曽利文彦
原作:高森朝雄/ちばてつや
出演:山下智久/伊勢谷友介/香里奈/香川照之/勝矢
    モロ師岡/西田尚美/杉本哲太/倍賞美津子/津川雅彦 ほか
上映時間:2時間11分
「公式サイト」


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映画 『ザ・タウン』



ベン・アフレックの監督第2作目を試写会鑑賞。

強盗団のリーダーと人質女性の愛を軸に、
犯罪都市に生きる者たちの生きざまを描いた
クライム・サスペンス。

映画として普通に面白い作品ですが、アメリカで
ヒット&大絶賛するほどのモノじゃなかったなぁ。

強盗シーンはハラハラドキドキで楽しめたのですが
全体的にツッコミどころ満載で、どうも感情移入でき
ないし、キレイにまとめようとしたラストも締まりがない。

レベッカ・ホール演じるヒロインの設定がイマイチ
でしたが、「ゴシップ・ガール」でブレイクした
ブレイク・ライヴリーは存在感があって良かった。

ハート・ロッカー』 のジェレミー・レナーは上手いし、
イギリスの名優ピート・ポスルスウェイト氏がイイ。
最近では『インセプション』 にも出演していましたが、
2011年1月2日にガンでお亡くなりになられたそうです。
『父の祈りを』や『ブラス!』 など大好きでした。
64歳...早すぎます。 非常に残念です。
心からご冥福をお祈り申し上げます。

■2月5日(土)より、札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 
ザ・タウン
全米一、銀行強盗発生率の高い街ボストン・チャールズタウン。そこで育った
ダグは当然のように強盗を生業として暮らしていた。だがある日、強盗に入った
銀行の行員クレアに一目惚れをしてしまう。そんなダグにFBIの捜査の手が迫る。


原題:The Town
監督・脚本:ベン・アフレック
脚本::ピーター・クレイグ/アーロン・ストッカード
原作:チャック・ホーガン「強盗こそ、われらが宿命(さだめ)」
出演:ベン・アフレック/レベッカ・ホール/クリス・クーパー
    ジェレミー・レナー/ジョン・ハム/ブレイク・ライブリー ほか
上映時間:2時間3分
「公式サイト」


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『あしたのジョー』 試写会に山P、伊勢谷くん、香川さんが登場!



あしたのジョー』 の試写会に行って来ました。

するとなんと、山P、伊勢谷くん、香川さんが登場!

イイ男3人が勢揃いで、テンション上がりまくりっ。

キレイなお顔の山Pはクールな印象。
想像以上にナイスガイな伊勢谷君に、しっかり会場を
盛り上げてくれる香川さんもステキ!

山Pは雪のため飛行機の中で3時間カンヅメだったそうで
無事舞台挨拶に間に合って良かった良かった。

3人に満足していたら、『あしたのジョー』 札幌★応援団長に
就任した福島千里さんが登場。 (キャンペーンの一環で 札幌、東京、
大阪、名古屋、福岡5都市を代表するアスリートが応援団長なんですって)
ホンワカおっとり系の福島さんが伊勢谷くんのボディーブローを
受けたりして可愛かった。 

撮影裏話や減量や腹筋といった肉体改造のお話が聞けて
楽しかったし、フォー・ショットのマスコミ写真撮影も見られて
満足満足。

映画レビューは、また後日にUP予定です。

映画 『ソーシャル・ネットワーク』

20110115-01.jpg

楽しみにしていたコトイチ注目作を試写会で鑑賞。

鬼才デビッド・フィンチャーが、世界最大のソーシャル
ネットワーキング・サービス(SNS)「Facebook」誕生の
裏側を描いた人間ドラマ。

いや~面白かった!
サクセス・ストーリーの表裏を赤裸々に描いた
スピード感のある会話劇に惹き込まれたって感じ。
コレは繰り返し観たい秀作。

フィンチャー監督らしく映像と音楽のセンスが抜群で、
脚本家のアーロン・ソーキンが書き下ろした主人公
マーク・ザッカーバーグのキャラクターが面白い。

冒頭から早口なマシンガントークに圧倒され、彼女に
振られてからの行動力と天才オタクっぷりに脱帽。
嫌なヤツなんだけど、どこか憎めないんだなぁ、これが。

そんなマークを見事に演じるジェシー・アイゼンバーグ
天才オタクがハマリ役。 
マークの親友エドゥアルド役に 『BOY A』 の頃から大注目
していたアンドリュー・ガーフィールド。 
今年は 『わたしを離さないで』 の公開や新スパイダーマンに
抜擢され、大ブレイクの予感。 
さらにアーティストのジャスティン・ティンバーレイク
ひとりで双子のウィンクルボス兄弟を演じたアーミー・ハマー
イケメン注目株が勢揃い。

インターネットで世界をつなげた「Facebook」の創立者が、
現実世界では人とうまく繋がることが出来ないなんて...
なんとも皮肉。

■2011年1月15日(土)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー

ソーシャル・ネットワーク
2003年、ハーバード大学に通う19歳のマークは、親友のエドゥアルドとともに
学内の友人を増やすためのサイトを立ち上げる。サイトは瞬く間に学生たちの間
に広がり、ナップスター創設者ショーン・パーカーとの出会いを経て、社会現象を
巻き起こすほど巨大に成長していくが...


原題:The Social Network
監督:デヴィッド・フィンチャー
原作:ベン・メズリック
脚本:アーロン・ソーキン
出演:ジェシー・アイゼンバーグ/アンドリュー・ガーフィールド/
    ジャスティン・ティンバーレイク/ジョセフ・マッゼロ/
    ルーニー・マーラ/アーミー・ハマー/マックス・ミンゲラ  ほか
上映時間:2時間     <PG12>
「公式サイト」

 
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映画 『ノルウェイの森』



『青いパパイヤの香り』『夏至』などのトラン・アン・ユン監督が
村上春樹氏の世界的ベストセラー「ノルウェイの森」を映画化。

W村上なんて呼ばれていた時代、村上龍氏派でしたが
赤と緑の装丁が印象的な原作本を読み、涙した一人です。

映画化に不安を抱えつつ、試写会で鑑賞。

映画は トラン・アン・ユン監督らしく映像が美しい。 
日本で撮影しているのに、ほかのアジア映画を観ている
ような不思議な雰囲気が印象的なのですが、どうも自分が
イメージしていたものとは違いすぎる...。
原作に忠実なセリフは、文字で読むからこそイイのかなぁ。

ワタナベを演じる松山ケンイチくんは上手かったし、
心配していた直子役の菊池凛子ちゃんも悪くなかった。 
一番魅力的だったのは緑を演じた水原希子ちゃん。
演技はイマイチですが、可愛くてハマってます。
それに比べて、レイコさんの設定は残念すぎ。

とはいえ、エンディングに流れるビートルズの
♪ノルウェーの森♪ は心にしみます。

ノルウェイの森
ワタナベは唯一の親友であるキズキを自殺で失い、知り合いの誰もいない東京で
大学生活を始める。そんなある日、キズキの恋人だった直子と再会。二人は頻繁に
会うようになるが、心を病んだ直子は京都の病院に入院してしまう。そして、ワタナベ
は大学で出会った緑にも惹かれていく。


監督・脚本:トラン・アン・ユン
原作:村上春樹 『ノルウェイの森』(講談社刊)
音楽:ジョニー・グリーンウッド
主題歌:ザ・ビートルズ「ノルウェーの森」
出演:松山ケンイチ/菊地凛子/水原希子/高良健吾/玉山鉄二
    霧島れいか ほか
上映時間:2時間13分    <PG-12>
「公式サイト」

■12月11日(土)より、札幌東宝プラザ,ユナイテッド・シネマ札幌,
札幌シネマフロンティアほか全道でロードショー 


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