チゴハヤブサの野生復帰(上)
Posted by zooyoshida on 2008年10月6日(月) 18:54
フリーフライトチームは、今回保護されたチゴハヤブサの子供を野生復帰させるこ
とになりました。 その為、トビのディークの調教が遅れることになりました。(以前に
いずれ理由を言うと書いたよね。)
本田鷹匠の見たところ、人間が刷り込まれる段階は過ぎたと見て、ゴーサインが出
されました。
めちゃ可愛いでしょう。
8月15日に2羽、石狩支庁より当園に搬入されました。 当園では早速鷹匠の技術
を使った訓練を開始しました。
口が小さいけど、こんな大きな肉片もペロッと食べちゃいます。
マウスの解体です。僕はネズミがあまり好きでないので、この解体が苦手です。特
に素手で内臓をきれいに取り除くのが・・・。 この肉をこの子達は上手そうに食べる
んだよ。 そして、骨と毛をあとでまとめて吐き出します。(ペリットと言います。)
訓練といっても今の段階では、たくさん食べて早く大きくなってもらうことです。なん
せ、十月の初めから中旬にかけて、中国南部に旅だたないといけません。
とにかく今はたくさん食べて大きくなってもらいます。
全長雄31cm、雌35cm。ハヤブサより小型であることが和名の由来だとされてい
ます。(稚児は子供や幼児の意) 平地から山地にかけての森林、草原、農耕地等
の比較的開けた場所に生息します。 日本では北海道や東北地方で繁殖を行う夏
鳥、本州以南では越冬のため飛来する冬鳥です。 5月から6月に2~3個の卵を産
み、主に雌が抱卵を行い、その間雄は狩りを行います。 抱卵日数は28日、巣立ち
までの日数は30日です。
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