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オーガニック・ドライ・白イチジク、黒イチ ジク。(1)
Posted by zooyoshida on 2012年2月23日(木) 18:05
19日にお客さんから「オーガニック・ドライ・白イチジクとクロイチジク」の寄附があ
りました。 各一キロです。 ありがとうございます。 量があるので一部冷凍保存を
して小出ししながら使おうと思います。 もしかしたら夏までもつかも知れないなぁ。
イチジクはオランウータンには無くてはならない果物です。 イチジクは森の「非常
食」だからです。 ボルネオでは3~5年に一度「一斉開花」があり、島中の木々が
一度にたくさんの花を咲かせ、大豊作になります。 ところが、一斉開花の後には、
果物がとても少なくなります。 オランウータンは、木やツルの若葉や樹皮を食べ、体
にため込んだ脂肪を少しづつ消費しながら飢えをしのぎます。 この時期、オランウ
ータンの食生活を支えてくれる大事な果物があります。 それがイチジクなのです。
イチジクの木は一斉開花に関係なく、いつでも実をつけています。
凍らしたイチジクを与えました。
大切に大切に少しづつ食べています。
途中からイチジクを消防ホースの中に入れて、そして、また出して食べています。
ホースの奥に入ったイチジクを触ってどこに有るのか確認しています。
大好きな物をいつもホースの中に入れているからレンボーはただ、僕の真似をして
いるのだろうか? ただ、食べ物を使って遊んでいるのか、楽しんでいるのか。
ハヤトも安全な所で、少しづつ味わって食べています。
イチジクの中にはたくさんの小さな種が入っています。 オランウータンは種に反応
するので、きっとハヤトも小さな種を見ているんだろうな。
早く食べた方がいいと思うんだけどね。
ほらね、レンボーが布を使ってハヤトの白イチジクを狙っています。
どうしてそんな所に行くのかな? 取られちゃうのにさ。
ほらっ、取られた。
しかたないなぁ~。
ほらっ、今度は黒イチジクだよ。
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