札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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2009年04月16日 の投稿一覧

【ma douce】 閉店セール



先月、惜しまれつつ閉店した『ma douce(マデュース)』 さん
のセールが始まりました。

週末は予定があるので、初日の昼休みに参戦。
駐車場は、激コミで路駐車もいっぱい。やっぱり混んでるなぁと思っていたら
入口には「入場終了」の張り紙が貼られ、ドアは閉められていました。
ショーック、なんてこったい! 他のお客様も呆然...。

どうしたものかと突っ立ていたらスタッフの方が現れて、朝から行列ができていた
ことやお店の中はお客様がいっぱいでレジも長蛇の列だということ、電話は
留守電にしているなど、ご説明をいただきました。どうもお疲れ様です。

私の目的は、大好きな「ル・パレデテ」の紅茶だったのですが、
「明日のご来店をお待ちしております」と言われても、行けないし、もう無いよね(T_T)

私は運がありませんでしたが、タイミングがよければ入店できるかもしれないので
ma douceファンの方は頑張って行ってみて下さい。
※支払は現金オンリーです!

ma douceセール期間】 4月16日(木)~19日(日)
札幌市豊平区西岡4条4丁目2
営業時間 10:00~18:00

映画 『キャラメル』

caramel

キャラメル 
ベイルートにあるエステサロンに集う女性5人は、触れられたくない痛みを抱えて生きていた。
不倫の恋に悩むラヤール、フィアンセに過去を隠すニスリン、美しい女性に心惹かれるリマ、
若さに執着する女優志望のジャマル、人生を諦める初老のローズ。ニスリンの結婚式を
前にそれぞれの人生が動き出す。


レバノン特有の宗教や文化を背景に、ベイルートのエステサロンに集う、
不倫、結婚、同性愛、老いなどの悩みを抱えた女性たちの日常を
ユーモアたっぷりにサラリと描いた物語。

「レバノン映画」初鑑賞です。
中東のレバノンといえば紛争国家の印象が強かったのですが、一転したかも。
女性の悩みは世界共通なんだなぁと共感しまくり、期待以上の作品。
SATC』にペドロ・アルモドバル監督テイストをプラスしたかんじでしょうか? 
これは観て良かった。

監督・脚本・主演を務めたナディーン・ラバキーは「世界で最もパワフルな
アラブ人100人」の女性としてはトップの5位に選ばれた、美人で才女。
なんと彼女以外の出演者は「素人」だというから、これまたビックリ。

女性監督らしく、ガールズトーク満載、繊細に可愛らしく描かれた女性達が
とても魅力的。 姉の介護に追われる初老ローズのエピソードは切なくて涙。
ラストの黒髪を切った女性の笑顔が印象的。

物語の象徴となっている「キャラメル」の利用法が面白い。
音楽も良く、華やかな小物や衣装も見所。
甘く切なく、あたたかい気持ちになれる女子におすすめの映画です。

原題:Caramel
監督:ナディーン・ラバキー
出演:ナディーン・ラバキー/ヤスミーン・アル=マスリー/ジョアンナ・ムカルゼル
    ジゼル・アウワード/アーデル・カラム/シハーム・ハッダード
    アジーザ・セマアーン
上映時間:1時間36分
<公式サイト>  シアターキノ にて公開中  


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