2011年03月30日 の投稿一覧
映画 『ソウル・キッチン』
Posted by bluestar on 2011年3月30日(水) 23:59
『愛より強く』 『そして、私たちは愛に帰る』 などの
ファティ・アキン監督による、ハンブルクの大衆
レストランを経営する弟と服役中の兄を中心に友情や
恋愛を描いた人生賛歌。
なんといっても音楽センスが抜群。
ノリとテンポが良く、ドイツ映画とは思えないファンキーな面白さ。
本作の共同脚本も手掛けた主演のアダム・ボウスドウコスは、
俳優の傍らレストランを経営するオーナーだとか。
さらに、兄のイリアスを 『ラン・ローラ・ラン』 『es(エス)』 の
モーリッツ・ブライブトロイが演じ、このダメダメ兄弟の
おバカなドタバタぶりが憎めなくて、ついつい応援したくなる(笑)
天才シェフを演じる 『愛より強く』 のビロル・ユーネルも
イイ味を出していますが、出番が少なすぎだし、もっと
いろいろな料理を観たかったなぁ。
キャストが魅力的で、愛と笑いに溢れるハッピーな作品。
エンドロールもカッコイイし、サントラは買いでしょっ。
【ソウル・キッチン】
レストラン「ソウル・キッチン」を経営するジノスは、恋人とは遠距離恋愛になり
腰を痛め、仮出所してきた兄のイリアスに頼られるなど、うまくいかない日々を
過ごしていた。そんなある日、新しく雇ったシェフの料理が評判を呼び、店は
大繁盛となる。そこでジノは、店を兄に任せて上海へ向かおうとするが...
原題:Soul Kitchen
監督・脚本・プロデューサー:ファティ・アキン
出演:アダム・ボウスドウコス/モーリッツ・ブライブトロイ
ビロル・ユーネル/アンナ・ベデルケ/フェリーネ・ロッガン
ルーカス・グレゴロビッチ/ドルカ・グリルシュ
ボータン・ビルケ・メーリング/デミール・ゲクゲル ほか
上映時間:1時間39分
「公式サイト」 http://www.bitters.co.jp/soulkitchen/
■シアターキノ にて上映中
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映画 『SP 革命篇』
Posted by bluestar on 2011年3月30日(水) 23:57
実は岡田准一くん主演のTVドラマ 「SP 警視庁警備部
警護課第四係」 にハマりまくったにもかかわらず、前作の
劇場版 『SP 野望篇』 は未見。
本作もスルーする予定でしたが、本作 『革命篇』 公開前に
放送されたスペシャルドラマを見たら、映画が気になっちゃって
即 シアターへGO(笑)
結果、観て正解! 面白かった~。
セットとは思えないほどリアルな国会議事堂・衆議院
本議会場を舞台に、スリリングかつ重厚なストーリー
展開は見応え十分。 『野望篇』 未見でも楽しめます。
岡田君のキレのあるアクションがカッコイイけれど
出番は控えめ。 本作の主役はやっぱり堤さん。
香川さんの設定はビックリだし、山本圭さんがイイ味
出してます。 テロ集団が地味な役者さんを起用して
いるのもリアルでポイント高い。
一応、TVドラマから引っ張りまくっていた真相が明らかに
なったものの、含みのある終わり方がスッキリしない...。
続編ありありの終わり方って、映画業界の悪いクセだと思う。
【SP 革命篇】
官房長官を狙ったテロ事件から2カ月。怪我も回復し通常業務に戻った井上ら
第4係のSPたちは、麻田内閣不信任案の採決が行われる国会議事堂での警備に
つく。一方、野望の実現に向けて動き出した尾形は、人生の全てを賭けた計画を
実行に移そうとしていた。
監督:波多野貴文
原案・脚本:金城一紀
出演:岡田准一/香川照之/真木よう子/松尾諭/神尾佑
山本圭/堤真一 ほか
上映時間:2時間8分
「公式サイト」 http://www.sp-movie.com/
■東宝プラザ,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道でロードショー
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映画 『塔の上のラプンツェル』
Posted by bluestar on 2011年3月30日(水) 23:53
グリム童話の 「ラプンツェル(髪長姫)」 を映画化した、
ウォルト・ディズニー・スタジオの長編アニメ第50作。
日本語吹き替え版を 「Dolby 3D」 で鑑賞。
美しい映像と、ハラハラドキドキ、夢溢れる王道の
プリンセス・ストーリーに大満足。
ディズニーはこうでなくっちゃっねっ♪
なんといっても、ヒロインのラプンツェルが可愛い!
そんな魅力的なキャラクターの日本語吹き替えを
担当した中川翔子ちゃんが上手すぎる!
しょこたんの声だと分かっているにも関わらず、本人
だと気が付かないくらいウマイ。 これは本当にびっくり。
他のキャラクターでは、キュートなカメレオンのパスカルや、
正義感のある警備隊長の馬・マキシマスもお気に入り。
一番の見どころは、ラプンツェルの誕生日に夜空に
浮かぶ神秘的な「灯り」のシークエンス。
圧巻の映像と、「灯り」に乗せたみんなの想いに涙...。
※こんな楽しい映画を少しでも早く被災地の人たちにも
観てあげたいなぁ。
【塔の上のラプンツェル】
逃亡中の盗賊フリン・ライダーは、山奥の谷にそびえ立つ高い塔を見つける。
好奇心から塔に入ったフリンは、髪が驚くほど長い不思議な少女ラプンツェルと
出会う。彼女は18年間、塔の中だけで生活してきたがフリンとともに外の世界へ
冒険の旅に出ることになる。
原題:Tangled
監督:バイロン・ハワード/ネイサン・グレノ
原作:ヤーコプ・グリム、ビルヘルム・グリム
声の出演:マンディ・ムーア/ザカリー・リーバイ/ロン・パールマン
リチャード・キール/ドナ・マーフィ ほか
日本語吹き替え版:中川翔子/
上映時間:1時間41分
「公式サイト」 http://tounoue.jp/
■東宝プラザ,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道でロードショー
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映画 『アレクサンドリア』
Posted by bluestar on 2011年3月30日(水) 23:45
世紀のエジプトを舞台に、ローマ帝国末期の
混乱に翻弄された女性天文学者ヒュパティアの
数奇な運命を描く歴史ドラマ。
『オープン・ユア・アイズ』『アザーズ』『海を飛ぶ夢』
のアレハンドロ・アメナーバル監督が久しぶりに
メガホンを取るということで期待して鑑賞したのですが、
2時間超えの上映時間が長く感じられてキツかった。
古代アレクサンドリアの街並みや風景を再現した
舞台美術は素晴らしく、女性天文学者・ヒュパティアが
当時まだ証明されていなかった地動説や楕円軌道を
唱えるシーンは興味深いのですが、物語のメインと
なる宗教上の争いは無宗教の人間には理解が難しい。
凛とした美貌のオスカー女優 レイチェル・ワイズは、
コスチュームものが本当にお似合い。
圧倒的な在感で主人公を演じ、物語をドラマティック
に盛り上げている。
残酷なラストに人間の愚かさを感じた。
【アレクサンドリア】
4世紀、エジプトのアレクサンドリア。明せきな頭脳をもった美しい女性天文学者
ヒュパティアは、身分や立場にとらわれることなく、多くの弟子たちに熱心な講義を
行っていた。しかし、科学を否定するキリスト教徒と学者たちの間で激しい対立が
起こり、やがてその問題の矛先はヒュパティアに向けられてしまう。
原題:Agora
監督・脚本:アレハンドロ・アメナーバル
脚本:マテオ・ヒル
出演:レイチェル・ワイズ/マックス・ミンゲラ/オスカー・アイザック
アシュラフ・バルフム/マイケル・ロンズデール/ルパート・エバンス
ホマユン・エルシャディ/サミ・サミール/オシュリ・コーエン ほか
上映時間:2時間7分
「公式サイト」 http://alexandria.gaga.ne.jp/札幌シネマフロンティア,ディノスシネマズ札幌白石 にて上映
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