札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『シアター』タグの付いた投稿

キューバ映画祭 『カンガンバ』 『エル・ベニー』



1月31日~2月6日まで開催のキューバ映画祭inサッポロ2009

2日目は、1983年のアンゴラ戦争の様子を描いたカンガンバ
キューバの国民的歌手ベニー・モレの半生を描いたエル・ベニー
の日本初公開作品の2本を鑑賞。

カンガンバ』は、2008年のキューバで最も観客を集めた映画。
キューバの歴史を勉強していればもっと楽しめたのかなぁ...。

エル・ベニー』の方は、ベニー・モレを知らなくても音楽満載で十分楽しめた。
彼の偉大さを物語っている、ラストの盛大な葬儀の様子が印象的。

観賞後、ベニー・モレにハマってしまい映像などをチェックしまくってます。
ベニー・モレ映像(You Tube)はこちら

ディノスシネマにて上映 (※予告映像がないので、時間ピッタリに上映開始です) 
カンガンバ』 次回は、2月3日(火)18:15~2月5日(木)13:45~
エル・ベニー』 次回は、2月3日(火)11:40~2月5日(木)15:50~


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キューバ映画祭 『ビバ・キューバ』



ビバ・キューバ (1時間20分)
ハバナの小学校に通うマルーとホルヒートはケンカはするけど大の仲良し。
でも社会階級の異なる親同士は犬猿の仲。マルーの祖母が亡くなったのを機に、
ママは彼女を連れて、恋人がいる外国へ移住することを決意。キューバを
離れたくないマルーはなんとかママの計画を阻もうと、別居中で遠くに住む
パパに助けを求め、ホルヒートと2人 ハバナからバラコアまで長い旅に出る。


行ってきました キューバ映画祭inサッポロ2009
1本目は『ビバ・キューバ』を選んでみました。

子供たちがイキイキと描かれていて、キューバの風景と音楽も楽しめる
見応えのある作品でした。

キューバ版 『小さな恋のメロディー』 といった感じで、
小学生の男の子と女の子のロードムービーです。

マルー(女)の方が積極的で主導権を握っているのが微笑ましい。
キューバは女性が強いらしいですよ。(北海道の女性に似ているかも)

可愛い2人に見入っちゃいましたが、「社会階級」「移民」を描いている
あたり社会派キューバ映画ですね。

「Viva Cuba」フランス版公式サイト

ディノスシネマにて上映 次回は、2月4日(水)18:20~のみです。


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キューバ映画祭inサッポロ2009



楽しみにしていた『キューバ映画祭』が明日から開催されます。

大好きな『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』は合作映画だったので
生粋のキューバ映画を観るのは、10年以上前に観た
『苺とチョコレート』(映画祭でも上映されます)以来かも。

日本初公開の作品もあって、どれを観ようか迷う迷う。
地味に音楽や料理などキューバ好き。サルサはステップを少々(笑)

今年はキューバ革命50周年。
チェ・ゲバラの映画も2本公開され、なにかと寒い札幌でも、
キューバ映画が熱いです。

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キューバ映画祭inサッポロ2009
<会期> 1月31日(土)~2月6日(金)
<会場> ディノスシネマ
映画祭公式HP> 
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映画 『ベティの小さな秘密』



ベティの小さな秘密
周囲に田園が広がる大邸宅に住むベティは、お姉ちゃんが寄宿学校に入って
しまい孤独感に包まれる。パパとママは離婚寸前で、心を許せるのは犬檻に
囚われた犬のナッツだけ。ある日、パパが院長を務める精神科病院を抜け出した
青年イヴォンと出会い、庭の自転車小屋にかくまう。食事を運び、世話を焼くうちに、
ほのかな恋心が芽生えたベティだが...。


フランス映画で10歳の女の子が主役とくれば、観ずにはいられない。
『ミツバチのささやき』や『ポネット』などの少女映画は好みのジャンル。
(もちろん少年映画も大好き)

可愛い女の子の映画です。
まず、ベティのファッションに目が釘付け。
カーディガンのくるみボタンに刺繍が入ってる。赤いコートに赤い靴、
フランスらしくて本当にオシャレ。 姪っ子に着させたい。

物語は、10歳の女の子がちょっぴり大人になる成長期を繊細に描いています。
大切なものを守ろうとする少女の姿が健気でいとおしい。 ラストも◎。

映像は、田園風景の緑とベティの洋服の赤、2色のコントラスト鮮やかで美しい。

ベティを演じたアルバ=ガイアちゃんは意志の強そうな大きな瞳が印象的。
美少女だなぁと思っていたら、演技が上手くてびっくり。
このままいくと将来がかなり楽しみ。

「ベティの小さな秘密」公式サイト

シアターキノにてロードショー  上映時間:1時間30分


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映画 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 試写会



ベンジャミン・バトン 数奇な人生
1918年、ニューオリンズ。ある夫婦の間に男の子が生まれ、妻は出産後亡くなった。
その赤ん坊の顔はシワだらけで目は白内障、足腰も弱っていて老人のようだった。
ショックで父親は見知らぬ家の前に置き去りにしてしまう。「これも神の奇跡」と黒人女性の
クイニーは彼をベンジャミンと名付け育てることに。ベンジャミンは日に日に成長したが、
不思議とだんだんと若返っているように見えた。そんな折り、6歳の少女デイジーに出会う。


素晴らしい! 3時間近くスクリーンに釘付け。
長さを感じさせないくらい魅力的な作品でした。

80歳の外見で生まれ、だんだん若返っていく特別な人生を送った男の物語。
まず、この設定が興味深い。

老人姿の70代、60代、実年齢の40代、そして20代のベンジャミンを
みごとに演じたブラッド・ピット。
ベンジャミンの生涯の恋人・デイジー役にオスカー女優のケイト・ブランシェット。
監督は、『セブン』や『ファイト・クラブ』に続き、ブラピと3度目のコラボ
となるデヴィッド・フィンチャー。

第一次世界大戦から21世紀に至るまでの時代背景を織り交ぜながら
人生の喜びや悲しみを丁寧に描いている秀作。

純粋なベンジャミンと、彼を支えた人々との交流に心が温かくなり、
デイジーとの純愛は切なくて涙。
人との出会いを大切にしなくちゃとしみじみ感じました。

見所は、ブラピとケイトの美しさ。
ケイトのダンスシーンが美しくて、CG加工された若い肌がうらやましいくらいまぶしい。
20代のブラピは『リバー・ランズ・スルー・イット』時代を彷彿されるくらい美しい。
久しぶりの美しいブラピに見惚れちゃいました。

ブラピの見所テンコ盛りですが、ファンじゃなくても充分楽しめる作品です。
なんとブラピの実娘がちょこっと登場するのでお見逃しなく。

「ベンジャミン・バトン」公式サイト

2009年2月7日(土)より
スガイシネプレックス札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道で公開  上映時間:2時間47分


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