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映画 『ウォッチメン』
Posted by bluestar on 2009年3月26日(木) 22:59
【ウォッチメン】
1985年、ニクソン大統領が任期を引き延ばし、いまだに政権を握っり、ソ連と一触即発の
緊張状態にあるアメリカ。ニューヨーク、10月のある夜。高層マンションの一室から、一人の
男が突き落とされ殺された。殺された男の名は「コメディアン」ことエドワード・ブレイク。
かつて『ウォッチメン』と呼ばれていた者の一人であり、スマイルバッジは彼が胸に着けていた
トレードマークだった。 現場に現われた「顔のない男」ロールシャッハは、事件の背後に
陰謀の臭いを嗅ぎとり、すぐさま『ウォッチメン』と呼ばれたかつての仲間たちの周辺を独自に
調べ始めるのだが...。
『ウォッチメン(Watchmen)』 は、アラン・ムーア原作、デイヴ・ギボンズ
作画によるアメリカン・コミックの実写映画化。
そんなことも知らずに、面白かった『300<スリーハンドレッド>』の
ザック・スナイダー監督作品だということで期待して観たが、アメコミ?ミステリー?
SF?斬新すぎる壮大なストーリーに困惑し、後味の悪い映画となってしまいました。
予備知識が必要だったと後悔しつつ、再度観るのはちょっとしんどい...。
この映画の特徴は、スーパーヒーローが実在し、1980年代に入ってもニクソンが
大統領職にとどまっているなど、架空の米国史が背景となっているのが面白いし、
期待通りのスタイリッシュな映像と音楽は◎。
一番人間臭くて、ハードボイルドな「顔のない男」ロールシャッハが印象的。
なんちゃってバットマン?みたいなナイトオウル役は、『いつか眠りにつく前に』や
『リトル・チルドレン』でカッコイイなぁと思っていたパトリック・ウィルソン。
いつの間にか額が広くなっていて驚いた(笑)
R-15指定のエロ・グロ・バイオレンス満載なので、デートムービーには要注意。
原題:WATCHMEN
監督:ザック・スナイダー
原作:デイブ・ギボンズ
出演:ジャッキー・アール・ヘイリー、パトリック・ウィルソン、ビリー・クラダップ
マリン・アッカーマン、マシュー・グード、ジェフリー・ディーン・モーガン
上映時間:2時間43分 R-15
<公式サイト>
2009年3月28日(土)~ 札幌シネマフロンティア,ユナイテッド・シネマ札幌にて公開
過去の映画レポはこちら★
映画 『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』
Posted by bluestar on 2009年3月20日(金) 08:38
【マーリー 世界一おバカな犬は教えてくれたこと】
新聞のコラムニストをしている新婚夫婦のジョン(オーウェン・ウィルソン)とジェニー
(ジェニファー・アニストン)は、子どもを持つ自信をつけるため、犬を飼うことを決意。
しかし、やって来たラブラドール・レトリバーのマーリーは、手に負えないほどの
おバカな犬だった。
わんこがメインのオーウェン・ウィルソン&ジェニファー・アニストンの
ドタバタコメディかと思いきや、愛犬を通して家族の絆を描いた人間ドラマ。
前半は、やんちゃで元気いっぱいのマーリーがスクリーンを所狭しと
駆けめぐる。 子犬時代のマーリーは本当にカワイイ。
後半は、仕事や子育てに苦悩しながら、マーリーがかけがえのない
家族になっていくハートフルストーリー。
犬は老いていくのに、ジェニファー・アニストンが何年経っても若い(笑)
作品は悪くないけれど、マーリーとの交流シーンをもっと観たかった。
ラストは反則だなぁと思いつつも、やっぱり涙。
昔飼っていた犬のことを思い出しました。
犬を飼ったことがある人、犬好きにはたまらない映画だと思います。
※ちなみに一部、お子様向きじゃないシーンやセリフがありますのでご注意を。
監督:デヴィッド・フランケル「プラダを着た悪魔」
出演:オーウェン・ウィルソン/ジェニファー・アニストン
エリック・デイン/アラン・アーキン
「マーリー」公式サイト
2009年3月27日(金)より、札幌シネマフロンティア,ユナイテッド・シネマ札幌
東宝プラザ ほか全道で公開。(上映時間:1時間58分)
カテゴリー: 映画 '09|タグ: シアター, マーリー, マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと, ユナイテッド・シネマ札幌, 中央区, 家族, 映画, 札幌, 札幌シネマフロンティア, 東宝プラザ, 犬, 試写会
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映画 『バンコック・デンジャラス』 100マイル試写会
Posted by bluestar on 2009年3月19日(木) 12:16
【バンコック・デンジャラス】
世界を股にかけるプロの暗殺者ジョーは、自身で決めたルールを徹底し100パーセントの
成功率を誇っていた。プラハでひと仕事を終えた彼はその本能で引退の時期を悟り、
最後の仕事場所としてタイの首都バンコクを選ぶ。4件の暗殺を成功させるため彼は
現地のアシスタントにコンを選ぶ。
ニコラス・ケイジ主演のアクション映画。
ダニー&オキサイド・パン兄弟監督のタイ映画『レイン』のセルフリメイク。
オリジナルは、耳の聞こえない殺し屋が主役で香港ノワールを思わせる
スタイリッシュな作品だったはずが、大胆なハリウッド・リメイクで予想通り
の別物になっている。
テンポ良く仕上がっていて、タイのエキゾチックな街並みや水上マーケットなど
楽しめるシーンもあるが、ジョー役のニコラス・ケイジが世界をまたにかける
クールな暗殺者に見えないし、作品自体もデンジャラス感がうすい。
アクション映画として観るとオリジナルより面白いかも知れないが、
ニコラス・ケイジが特別出演したVシネマといった感じでもったいない。
このところアタリがないニコラス・ケイジ...いつからこうなっちゃったんだろう。
『リービング・ラスベガス』が懐かしい。
監督:オキサイド・パン/ダニー・パン ( 『the EYE』 『レイン』 )
出演:ニコラス・ケイジ/チャーリー・ヤン/シャクリット・ヤムナーム
「バンコック・デンジャラス」公式サイト
2009年5月9日(土)より、ユナイテッド・シネマ札幌 ほか全道で公開。
上映時間:1時間40分
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カテゴリー: 映画 '09|タグ: 100マイル, アクション, シアター, タイ, ニコラス・ケイジ, バンコック・デンジャラス, ユナイテッド・シネマ札幌, リメイク, レイン, 中央区, 映画, 札幌, 試写会
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映画 『路上のソリスト』 100マイル試写会
Posted by bluestar on 2009年3月16日(月) 19:20
【路上のソリスト】
L.Aタイムズ紙コラムニストのロペスは、べートーヴェンの銅像のある公園で2本しか
弦のないヴァイオリンを弾くホームレス、ナサニエル・エアーズに出会う。彼の演奏する
音楽に魅了されたロペスは、コラムのネタに取材をはじめる。そして彼がかつて将来を
嘱望されたチェロ奏者で、ジュリアード音楽院の学生だった事を知る。
全米公開が延びに延びて4月24日に決まった作品を、「100マイル試写会」
で一足お先に観賞。
L.Aタイムズの有名コラムニスト、スティーヴ・ロペスが書いた実話を
ロバート・ダウニー・Jrとジェイミー・フォックス、演技派2人の共演で
『プライドと偏見』『つぐない』のジョー・ライト監督が映画化。
なぜ天才的チェリストが、路上生活者になったのか?
仕事に情熱を失いかけていたロペスがナサニエルと出会い、彼の
過去を取材しコラムを綴る。 そこから見えてきた路上生活者に関する
社会問題を軸に、音楽の素晴らしさを再認識させてくれる秀作。
ベートーヴェンの交響曲に心が揺さぶられた。
ロバート・ダウニー・Jrがコラムニストのロペスを好演。
『アイアンマン』で復活し、作品は面白かったけれどグロさに絶えられなかった
『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』でアカデミー賞の助演男優賞に
ノミネートされた演技派。 これまでの一癖も二癖もありそうな濃いイメージが、
スッキリシャープに変身していることに、まず驚くはず。
チェリストで統合失調症という難役・ナサニエルを、自らもジュリアード音楽院で
ピアノを学んでいたジェイミー・フォックスがみごとに演じている。
『Ray/レイ』でも素晴らしい歌とピアノ演奏を披露したJ・フォックスが
猛特訓を積んだというバイオリンやチェロの腕前はスクリーンで。
美しい曲線からチェロは女性に例えられることが多いですが、本作でも
ナサニエルがチェロを「彼女」と呼び、やさしく扱っていたのが印象的。
チェロのコスプレ?も必見(笑)。
原題:The Soloist
監督:ジョー・ライト
脚本:スザンナ・グラント
出演:ロバート・ダウニー・Jr/ジェイミー・フォックス
キャサリン・キーナー
【上映時間 1時間57分】
2009年5月~ ロードショー
「THE SOLOIST アメリカ公式サイト
カテゴリー: 映画 '09|タグ: THE SOLOIST, ジェイミー・フォックス, スザンナ・グラント, チェロ, ベートーヴェン, ロバート・ダウニー・Jr, 中央区, 実話, 映画, 札幌, 試写会, 路上のソリスト
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映画 『ドロップ』 舞台挨拶付試写会
Posted by bluestar on 2009年3月13日(金) 00:39
【ドロップ】
マンガみたいな不良にあこがれて、私立から公立狛江北中学校に転校したヒロシ。
赤い頭でボンタンを履いたヒロシは不良に目をつけられ、アイドルみたいな顔をして
極悪非道なカリスマ不良・達也と早速タイマンを張ることに。
結果、達也に気に入られ、彼が率いる不良グループとつるむことになる。
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「舞台挨拶あり」と試写状に告知してあったせいか、超満員。
入場口では、札幌よしもとの芸人さんがチラシを手渡してくれたり
ステージでネタを披露してくれました。(反応薄くてごめんなさいっ)
その後に品川ヒロシ監督と成宮寛貴くんが舞台挨拶で登場し
前列に陣取ったファンの皆さんの歓声がすごいスゴイ。
顔が小さくてやっぱりカッコイイ成宮くんと思った以上に男前な品川さん。
仲良しな二人のやりとりが楽しかったです。
※お2人のブログ(品川さん・成宮くん)で知ったのですが、
同じ劇場内で観賞していたんですね。気が付いた人いるのかなぁ?
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肝心の映画は、それほど期待していなかったのですが、面白かったです。
笑って泣いて、熱い青春ムービーでした。
自伝的小説「ドロップ」を基に自ら監督・脚本を手がけた品川ヒロシさん。
分かりやすいストーリー展開なので、先が読めてしまいましたが
テンポが良くて、会話の間やツッコミが絶妙。
品川さんの映画センスにびっくり。
監督の分身でもある主人公・信濃川ヒロシに、成宮寛貴くん。
ヒロシがあこがれる不良・井口達也を、水嶋ヒロくん。美しい。
豪華なW主演はファン必見。 乱闘シーンなど体当たり演技に拍手。
ちなみに、全く中3には見えませんが、フィクションですから(笑)
80年代の昭和テイストやよしもと芸人さんもツボでしたが、
上地くんの好演が光りました。
※エンドロールも最後までしっかり観て下さいね。
「ドロップ」公式サイト
2009年3月20日(金)より、ユナイテッド・シネマ札幌で公開。(上映時間:2時間2分)