札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『舞台挨拶』タグの付いた投稿

映画 『プール』/舞台挨拶付先行特別上映会



先日、舞台挨拶付先行特別上映会に参加してきました。
張りきって前方端の席をキープしてみたら、すぐ側の通路から
小林聡美さん&もたいまさこさんが登場。
本物ホンモノ...あまりの近さに嬉しビックリ(笑)

スパンコール付の羽織物がキラキラまぶしく、マッシュルームヘアが
キュートな小林さんと、独特の雰囲気をかもし出すもたいさん。
「サワディーカー」とタイ語の挨拶で始まった舞台挨拶は、
お二人の仲の良さが伺える楽しいトークに終始ほのぼの。

うれし楽しい舞台挨拶でしたが、映画鑑賞にはスクリーン近すぎっ(泣)

 

さて映画ですが-
ファン待望、『かもめ食堂』『めがね』のスタッフによる新作。

タイ・チェンマイのゲストハウスを舞台に、様々な事情を抱えながら
小さなプールの周りに集まる5人の6日間の物語。

これまで同様、セリフが少なくシンプルに淡々と描かれています。
抜群のロケーションと役者さんの存在感や美味しそうな料理に
魅了され、最後まで飽きずに観ることができました。

先日観た『南極料理人』に引き続き、フードスタイリスト飯島奈美さんの
美味しそうな料理(タイ料理?)に釘付け。揚げバナナ食べたい!
アジアンなインテリアやさりげない小物、ファッションも魅力的。

キャストや設定が『めがね』とかぶっていたのは新鮮味に欠け
ますが、チェンマイのゆる~い空気感が心地良く、ふと自分の
生き方を見つめ直したくなる不思議な映画でした。

独特のゆる~い世界観が好きな人にはおすすめです。


プール 理由なんて、愛ひとつで充分だ。
さよは、4年前に自分と祖母の元を離れタイのチェンマイでの生活を選んだ母・京子の
もとを訪れる。母は小さなプールのあるゲストハウスで、オーナーの菊子や、仕事を
手伝う市尾、タイ人の少年ビーと楽しそうに過ごしていた。


監督・脚本:大森美香
原作:桜沢エリカ
出演:小林聡美/もたいまさこ/加瀬亮/伽奈 ほか
上映時間:1時間36分
「公式サイト」

■9月12日(土)より、札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー


過去の映画レポはこちら★

映画 『ハゲタカ』



ハゲタカ
徹底した合理主義で瀕死の日本企業を次々と買い叩き、「ハゲタカ」の異名を
とった鷲津政彦も、今では絶望的な日本のマーケットに見切りをつけ、海外生活を
送っていた。そんな鷲津のもとに、かつての盟友・芝野が訪ねてくる。彼が現在役員
を務める日本の名門自動車メーカー「アカマ自動車」を中国系巨大ファンドによる
買収危機から救って欲しいと頼みに来たのだった。


NHKドラマ「ハゲタカ」から4年後という設定。
大手自動車メーカー「アカマ自動車」をめぐる、鷲津と劉一華
率いる中国系巨大ファンドとの壮絶なバトルを描いた社会派ドラマ。

ドラマは未見で観賞。 
企業買収ビジネスをめぐる男たちの攻防が最大の見所。 
実在の会社を当てはめて想像すると更にスリリング...。

「企業買収」がテーマなだけに、ある程度の経済知識や
ドラマの予備知識が合った方がより楽しめる。

鷲津のライバル、「赤いハゲタカ」と呼ばれる劉一華を演じた
玉山鉄二くんの熱演に拍手。本作の主役は劉一華でしょう。

ラストと上映時間の長さは気になりますが、笑いは一切なしの
真面目な骨太映画をお楽しみ下さい。

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試写会上映前に、主演の大森南朋さんと訓覇プロデューサーが
舞台挨拶に登場。地味に?大森さんのファンなので感激っ。
大森さんは全身黒づくめのラフなスーツ姿がカッコイイ。
なんといっても「声」が渋くて素敵っ。気さくな感じで高感度大。
次回作、『USB』 『笑う警官』 も期待しています!
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監督:大友啓史
出演:大森南朋/柴田恭兵/玉山鉄二/栗山千明 ほか
上映時間:2時間15分
「公式サイト」

6月6日(土)より
札幌シネマフロンティア,札幌東宝プラザ,ユナイテッド・シネマ札幌
ほか全道でロードショー 


過去の映画レポはこちら★


映画 『ドロップ』 舞台挨拶付試写会



ドロップ
マンガみたいな不良にあこがれて、私立から公立狛江北中学校に転校したヒロシ。
赤い頭でボンタンを履いたヒロシは不良に目をつけられ、アイドルみたいな顔をして
極悪非道なカリスマ不良・達也と早速タイマンを張ることに。
結果、達也に気に入られ、彼が率いる不良グループとつるむことになる。


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「舞台挨拶あり」と試写状に告知してあったせいか、超満員。
入場口では、札幌よしもとの芸人さんがチラシを手渡してくれたり
ステージでネタを披露してくれました。(反応薄くてごめんなさいっ)
その後に品川ヒロシ監督と成宮寛貴くんが舞台挨拶で登場し
前列に陣取ったファンの皆さんの歓声がすごいスゴイ。
顔が小さくてやっぱりカッコイイ成宮くんと思った以上に男前な品川さん。
仲良しな二人のやりとりが楽しかったです。
※お2人のブログ(品川さん成宮くん)で知ったのですが、
同じ劇場内で観賞していたんですね。気が付いた人いるのかなぁ?
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肝心の映画は、それほど期待していなかったのですが、面白かったです。
笑って泣いて、熱い青春ムービーでした。

自伝的小説「ドロップ」を基に自ら監督・脚本を手がけた品川ヒロシさん。
分かりやすいストーリー展開なので、先が読めてしまいましたが
テンポが良くて、会話の間やツッコミが絶妙。
品川さんの映画センスにびっくり。

監督の分身でもある主人公・信濃川ヒロシに、成宮寛貴くん。
ヒロシがあこがれる不良・井口達也を、水嶋ヒロくん。美しい。
豪華なW主演はファン必見。 乱闘シーンなど体当たり演技に拍手。
ちなみに、全く中3には見えませんが、フィクションですから(笑)
80年代の昭和テイストやよしもと芸人さんもツボでしたが、
上地くんの好演が光りました。

※エンドロールも最後までしっかり観て下さいね。

「ドロップ」公式サイト

2009年3月20日(金)より、ユナイテッド・シネマ札幌で公開。(上映時間:2時間2分)

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