2010年10月11日 の投稿一覧
【東京都千代田区・神田】眠庵
Posted by menblog2 on 2010年10月11日(月) 08:48
ファイターズ通りにある、愛する蕎麦屋・春のすけ夫妻が
「由季さん、東京で蕎麦を食べたりしませんか?」と聞いてきたので
「ちょうど行く予定なの。オススメある?」と答えたら
「じゃ、ぜひ眠庵に行ってみてください!!」
と言われたので、東京に着いて速攻で向かいました(笑)
JR神田駅と秋葉原駅の中間って感じで、東京メトロ神田駅6番出口の真裏です。
間口90cm、黒い門に赤い暖簾のみ。思いっきり一度通り過ぎました(爆)
細~い路地を歩いていくと、味のある佇まいのお家が。どうやら戦前の建物のようです。
靴を脱いであがります。レトロな雰囲気に、ちょっとテンションあがります(^ ^)
【杉錦 生酛純米中取り原酒 680円・おから/豆腐(自家製) 320円】
眠庵のご主人は静岡のご出身だそうで、お酒も静岡のものをラインナップされてます。
コップいっぱいにお酒が注がれて、ちょっと嬉しい(^o^)
最近、日本酒を勉強中。
「生酛」「原酒」というキーワードだけで選びました。
たぶんはずれないだろうと(苦笑)
非常にキレがあるお酒でしたね。酸味も程よい感じでした。
お通しのおからは、サービスです。とてもしっとりでした。
自家製の豆腐は、とっても濃厚で、ずっしりと重みがあります。
好みでお塩をかけてください、と言われましたが
これだけでも、豆の甘みがしっかり感じられてとってもおいしい!
【うるか 320円/きのこのすりながし 210円】
うるかって、聞いたことあるけど、何か知りませんでした(^ ^);
鮎の内臓を塩漬けにした、塩辛みたいな感じですね。
味は、濃厚なかに味噌を思わせました。
これをチビチビなめながら日本酒を飲むと、マジヤバイ(笑)
豆腐につけて食べるのもオススメ!!
きのこのすりながしは、その時の特別メニュー。
いろんなきのこをスープ状にした感じですね。
きのこの旨みが凝縮されてます。
優しい味で、ほっとする一杯でした。
【二種もり 1,160円 北海道倶知安産/宮城県産】
蕎麦は「もり」と「二種もり」の2種類のみ。
二種もりは、産地の違う蕎麦粉で打った蕎麦を出してくれます。
きちんと一枚ずつ出してくれるのがいいですね。
最初は「北海道産です」と言われ、
「北海道のどこですか?」とすかさず質問!
倶知安の蕎麦粉でした。普段食べ慣れた味ですね(笑)
十割で打っているとのことですが、ボソボソ感がなくて、喉越しがよかったです。
そして二枚目は、宮城県産。
比べてみると、違いは歴然!色は北海道産のほうが濃いですね。
味も北海道産は野趣あふれる感じですが、宮城の蕎麦は繊細。
ちょっと力強さには欠けるけれど、その代わり香りが強い!!
ま~、びっくりです。こんなに差が出るとは。
産地の差というだけでなく、粉の特徴をよく捉えた
ご主人のチョイスがすばらしいと思います。
蕎麦のおいしさを改めて再確認しました。
つゆはあまり辛くなく、だしは枕崎産の本枯節のみらしく
シンプルながらに旨みたっぷり。
北海道の甘いつゆがお好きな人でも、満足できると思いますよ。
静岡出身だからなのか、わさびにもこだわってるのでしょうか?
鮫肌でとてもなめらかにおろしているのが、印象的でした。
東京の蕎麦の名店って、やたら値段が高いイメージがありますが
こちらは料金もお手ごろですね。
都会にいるとは思えない、まったりとした空間でかなり居心地がよく、
1時半に入ったのに3時近くまで居座ってしまい
最後の客になってしまった(爆)おひとりさまなのに・・・
休みのお昼に、ゆるゆると蕎麦屋酒。
至福のひとときなのでした~
いい店を教えてくれた春のすけ夫妻、ありがとう!!
そして春のすけも、新そばを提供してます。
ますたぁの打つ蕎麦は、さらに腕をあげてますので、
ぜひ行ってみてください(^ ^)
「眠庵」
東京都千代田区神田須田町1-16-4
03-3251-5300
[月・水・金]
17:30-21:00
[火・木・土]
12:00-14:00
17:30-21:00
定休日:日曜日・祝日
夜は予約したほうがいいみたいです。
その後ちょっと時間があったので、行ってみましたよ。スカイツリー!
建設中を見られるのは、きっと最後だろうと思ったので。
もうほぼ完成じゃない?と思ったのですが、まだまだ。
完成は634mですが、この時点では470m。
これでもかなり大きいのに、さらに150m以上高くなるとは!
浅草・吾妻橋からの眺めもいい写真スポットです。
アサヒビールの特徴的な(う○○的ともww)オブジェ&
黄金の本社ビルの横に見えるんですよ~