札幌100マイル

さっぽろ麺くいブログ2

札幌周辺のおいしい麺を求めて徘徊中。

2008年08月 の投稿一覧

【富良野市】玉家

由季の旭川シリーズは富良野で最終回です。
(よく旭川には帰るけどね^ ^;)

友達から「ここの蕎麦を食べて、生まれて初めて蕎麦がおいしいと思ったから、ぜひ食べに行ってみて!」と言われ、そこまで言われちゃ行くしかないでしょ!と思ったわけです。

場所は?と聞くと、「北の峰のどんづまり
富良野スキー場のゴンドラ乗り場の手前だからすぐわかるって・・・

大丈夫か?と思いつつ、国道38号線より北の峰方向に入り、
ほんとに行き詰まりの手前2.3軒目といったところ。
ゴンドラ駅に向かって左手にある、純和風の建物です。
中は、外観の期待を裏切らない?民芸調。靴を脱いで上がります。





【とろろエビ天ぷらそば(冷) 1,200円】
とろろに天ぷらが添えられてる蕎麦って、意外に少ないので
ちょっと嬉しくなってしまいました。とろろ大魔神なので。(なんだそりゃ)

まず、えびの天ぷらが大きい!
その上ひと口食べると、熱い!正真正銘の揚げたてって感じです。
えびがプリプリで、いい具合の衣の厚さ。そしてサクサク!
これを食べて、天せいろにすればよかった・・・と軽く後悔。

隣の4人連れに、おかみが「添加物を全く使っていないから
蕎麦がのびやすいので、早めに食べてね
」と言っています。

それはそれは、と慌てて蕎麦をひと口(笑)

・・・「!!」
二八蕎麦とのことですが、香りが強い!
断面が少し平打ちっぽくて、食感も楽しい。
更科っぽい喉越しなのに、田舎蕎麦の香りと力強さがあります。
つゆは辛口で、程よい鰹の酸味と香りが麺と合います。

これは驚くわ~。結構蕎麦は食べ歩いてるつもりですが
久しぶりに新鮮な食感でした。

富良野はカレーや、北の国からの三日月食堂のラーメンのイメージが
強いですが、蕎麦の名店も多いようです。
ああ、しばらく富良野で蕎麦行脚をしたい気分です。。

そして今、我が妹・靭も旭川へ帰省中。
結局このブログは旭川周辺の話題が続きます(笑)


「玉家」
富良野市北の峰町
富良野スキー場・北の峰ゴンドラ山麓駅に向かう坂の手前左側にあります。


ここは丘の街★おまけ★
旭川から富良野の間には、美瑛という美しい街を必ず通るので、丘をブラブラとドライブするのが好きです。

この景色は、美瑛町五陵からの眺め。
私のお気に入りスポットのひとつです。
この写真じゃ、良さが半減してるけど(苦笑)すごく素敵な所で場所を教えたいのですが、かなり道が複雑で私も感覚で行ってます。。

【札幌市中央区】 らーめん寅乃虎

 こんにちは。妹:靭でございます。

皆様 お盆はいかがお過ごしでしたでしょうか?
アタシは稼ぎ時でしたので、仕事しっ放しでした。(泣)
姉も実家に帰省していたので、食生活も若干乱れ、
かなり夏バテモード全壊。[´Д`]

こんなアタシの救いのメニューは、 【スパイス】

故にカレーを貪りまくっていたのだが、麺でスパーシーなものはないのか?
と探して見つけたのが、このお店。

 【らーめん 寅乃虎】(とらのこ)

場所は円山の西25丁目通り沿い。
アタシの好きな『MARU:NI』さんや、パエリヤで有名の『EL CID』さんが並びにある。
なんて素敵な三つ巴。(爆)

ここのラーメンは、味噌・塩・白醤油という定番はもちろんの事、(白醤油は珍しいが)名物が、別名:『カレーラーメン』


その中でも人気なのが、『とらのこらーめん』の『一乃寅(コクうま)』なんだそうだが、店内に入り、それを頼もうとした途端、あたしの目に一枚の張り紙が!


夏限定と書かれちゃあ、頼まん訳にはいかんがな。


と言うことで、路線変更!(安易)

【夏期限定 寅つけ麺 850円】
夏と言うことで、つけ麺シリーズ!!
姉に続いてのつけ麺をお送りいたします。

ここのスープは、日高昆布と煮干の和風だしに、香味野菜・豚骨・8種類のオリジナル香辛料をプラス。麺は 【森住製麺】。

実は、はじめて戴きに伺った時、店主から
『実は、平打ち麺が切れちゃったんだけど、普通の麺でもいいかい?』と言われてしまった。

イレギュラー麺アタシは同意し、出てきたのが横の画像の麺である。
確かに、札幌ラーメンの特徴的な艶やかな黄色いちぢれ麺。
これを見ると、我が父が夏になるといっつも食べていた冷やしラーメンを思い出す。
(松本家の冷やしラーメンは業務用のラーメンの麺を使用)

これはこれで味わい深い。


で・後日リベンジして食べた平打ち麺がこれ。←
以外と規模の小さい平打ち麺。量は1.5玉。
個人的に思ったのが、『カッ○ヌー○ルの麺みたい』。
もっと太くてもいいかも。
(山嵐のジャンクヌードルで慣れちゃったからかなあ?)







スープは、【一乃寅(コクうま)】ベース。
やはりつけ麺らしく、少々酸味が効いている。醤油ベースのこってりとした味わいに少しの酸味が食欲をそそられる。

実はこのスープ、具材が面白い。

具は メンマ・あさつき・桜海老・角切りチャーシュー。
桜海老が入っているのはオドロキ。
そして角切りチャーシューは、身が締まった赤肉部分と・脂身満点部分が別々に入っていて食感が楽しい。

割りスープは別に持ってきてくれます。
これは鶏ガラスープ。これを入れることによって、桜海老の風味がより増します。


カレーラーメン としてはスパイスが足りない感があるが、つけ麺としては なかなかない味だと思いました。
個人的に スパイスもっと入れてー щ(゚▽゚щ)な感がありますが。(笑)

つけ麺がブームとなっている札幌。
いまいちだるい方はお試しあれ。(季節限定もありますが)



【らーめん 寅乃虎】
札幌市中央区南5条西25丁目3-7 第17藤栄ビル1F
011-561-7955
定休日:水曜日

【東川町】北の住まい設計社Cafe


東京にいる幼なじみが実家に帰ってきていたので、ドライブがてら東川町へ。

旭山動物園の裏手にまわって東川町に入り、
「キトウシ」という地区をひたすら東に山に向かって走ります。
15分くらいかな・・・初めて行く方は不安になるほどの山道です。

そしてようやく見えてくるのが、このステ~キな建物!
旭川周辺は家具工場が多いのですが、ここはその中でも異彩?を放つ
北の住まい設計社」の本社ショールームです。
いつかここの家具を持ちたい!というのが、私の憧れなんです!!

札幌では「ma duce」さんで扱ってますね。
ma duceさんと、ショールームの感じは似ていますが
緑いっぱいの中にお庭があり、開放感がたまらなくて
つい実家に帰ったときは立ち寄ってしまう場所なのです~

ショールームを抜けると、別棟にcafeと食材の店があります。
見てるだけで、楽しくなっちゃう♪

【鶏肉の煮込みトマトソース 1,300円】
パスタが5種類ほどあり悩むも、やはり手打ちという言葉に弱く・・・
こちらは食材も結構吟味しているようで、トマトは最近札幌のオーガニックの店などで目にする旭川の谷口農場のトマトを使い、安心なまほろばの鶏肉、パスタは道産小麦「ハルユタカ」を使用されています。

トマトソースは比較的あっさり・まろやかで、麺は柔らかい感じ。
ちょっとムリして引っ張ると、切れてしまいそうな・・・枝豆の食感がいいアクセント。やさしい味わいです。




サラダとスープもついてきます。
スープはビシソワーズとミネストローネから選べて、
迷わずビシソワーズを。いも好きなので(^ ^);
ビシソワーズは、オリーブ油の味が濃かったな~
パンは天然酵母でしっかりとした旨みが。思わずおかわりしました。。


旭山動物園に車で行ったときの寄り道ドライブには、とってもいいと思いますよ~
素敵な北欧系の家具をみて、カフェでまったり。ってのも
楽しい過ごし方だと思います(^o^)

北の住まい設計社Cafe
上川郡東川町東7号北7線
Tel: 0166-82-4556
10:00am-18:00
オーダー開始(お飲物 10:30am~/お食事 11:30am~)
定休日:水曜日

【期間限定】大勝軒@札幌三越

旭川のストックネタもあるのですが、期間限定物を先に・・・

麺くい仲間である、酔ってけ!ススキノのふるさんから
メールが届いたんです。

「東池袋大勝軒の山岸さんが、札幌三越に来てますよ!」

東池袋大勝軒の山岸さんは、「つけ麺(もりそば)」を
一番最初に考案されたお方。昭和30年のことなのだそうです。
その後人気店となり、お弟子さんも100人以上いるとか。
仕事で無理をされて下肢静脈瘤の病気が悪化、
東池袋の再開発もあり、2007年3月に閉店。
この日、めざましテレビで生中継が入ったのを鮮明に覚えています。
一ラーメン店の閉店で中継が・・・
それだけ愛され、人気だったことが伺えます。

やはり復活を望む声が高まり、今年の1月に再オープンされたとのこと。

そんな歴史と人気のある大勝軒のもりそばが、札幌で食べれるなんて!
ふるさん、連絡ありがとう!!


柔らかい麺
【特製もりそば 800円】
これがつけ麺のルーツである、もりそばです。
つけ麺は「あつもり」にする、まつもと由季です。
通常麺は冷たく、スープは熱いのですが、スープがぬるくなるのがイヤなので
麺もあたたかくしてもらうのです。

まず、麺をひと口。すると・・・

『麺、やわっ!!』

札幌でつけ麺を幾度と食べておりますが、こんな柔らかい麺は初めてです。

山岸さんがもりそばを考案したのは
『ザルに残った麺を集めて器にとっておき、
湯のみ茶碗にスープと醤油を入れたものへ、ざるそばのように浸して食べる』
という賄い食が原点のようで、だから麺が柔らかいのかな?と思いました。

続いて、つけ汁に麺を浸して食べてみます。

柔らかい麺に、つけ汁が絡みます。
脂もしつこくなく、塩加減もちょうどよい感じ。

ここで、つけ汁をそのままひと口。
そのまま飲むとやはり塩辛く、酸味が際立ちます。
これだけ酸味があるのに、麺と合わせると酸味が一気に消え、まろやかに。
麺とつけ汁の絶妙な組み合わせと言っていいと思います。

もともとつけ汁の量が多く、スープ割りをお願いすると
丼いっぱいになりました。
いつもならスープも完飲する私が、残してしまった・・・

周囲を見回してみると、「あつもり」とか「スープ割り」とか
ウルサイ?ことを言っているのは、私だけでした(^ ^);
札幌では、つけ麺文化はこれからといったところでしょうか~


大勝軒は、札幌三越10階で行われている
「にっぽんの美味いもん・匠の技めぐり」のイートインで食べることができます。
8月25日(月)まで。
つけ麺のルーツを味わいたい方は、お急ぎくださいね(^o^)

【旭川市】らーめん玄

夏休みは、いつものように実家・旭川に帰省です。
しばらく旭川ネタが続きますので、ご勘弁を?(^ ^);

さて旭川といえば、やはりラーメン。
我が姉妹には更に下に弟というのがいて、弟の職場でおいしいと評判のラーメン店があると聞き、駆けつけたのがここ「らーめん 玄」。
旭川市東光という、まず観光客は立ち寄らない場所なのですが
店内に入ると結構な盛況ぶり。地元に愛されてるのね~

メニューでは、醤油・味噌・塩・辛味噌をベースに
ラーメン・お子様ラーメン・野菜ラーメン・チャーシューメン・
野菜チャーシュー・ねぎチャーシューが選べます。迷っちゃう!!





【味噌ねぎらーめん 900円/辛味噌ねぎらーめん 950円】
味噌ねぎらーめんは、姪がチョイス。辛味噌は弟がオーダー。
親子で似たようなものを・・・
少し食べさせてもらったのですが、スープの豚骨がまろやかで、
油はそんなに感じさせません。思ったよりもおだやかな味。
チャーシューも豚バラを使っていて、トロットロ!

辛味噌は色が真っ赤ですが、思ったよりも辛くありませんでした。
姪は小学6年生なのに激辛王で、味噌に一味唐辛子をふりかけまくり
父の辛味噌よりも辛くなってた(笑)



【塩ねぎらーめん 850円】
連れたちが味噌だったので、私は塩を。
しかしこの家族、みんな「ねぎらーめん」ですね。。w

山頭火の流れをくんでいる感じがします。
こちらも油がクドくなく、スープがすんなり入ります。
味噌を食べちゃうと物足りなさも感じるかも。
でもねぎがシャッキシャキでたくさん入っていて
麺も多めに感じました。おなかはいっぱいになる感じです!

麺は旭川の佐藤製麺。
札幌で言うと「五丈原」が使ってますね。
思ったより加水率が高いかも。普段の旭川麺よりモチっと感がありました。


ここは丼ものも充実しています。プラス200円で
ちゃーしゅーむすび・ちゃーしゅー丼・ねぎマヨチャーシュー丼
豚丼・辛子明太ごはん・辛子高菜ごはんの中から選べますよ~


思わぬ収穫アリのこのラーメン。今度は味噌をしっかり食べたいな(^o^)
そして旭川周辺の麺くいはまだ続きます・・・



「らーめん 玄」
旭川市東光6条3丁目
0166-32-6633
11:00-21:00(LO 20:45)
定休日:火曜日(祝日営業)

【札幌市中央区】イル メルカート@円山歩記

すっかりご無沙汰しておりました、姉:由季です。
妹の麺くいペースについていけなくなってます(苦笑)

さて皆さん、100マイルの『円山歩記2008』参加されてますか?
遅ればせながらようやく重い腰をあげ?私も参加してみることに。

まず、ここしばらくパスタを食べてなかったので、今回は気楽なイタリアンの
「イル メルカート」さんへ。まるやま市場のそばにあります。
私が通っている美容室のそばでもあり、ずっと気になってたんですよ~
カジュアルで入りやすい感じの入り口を通ると、すぐ2階に上がる階段が。
メインの客席は2階のようですが満席で、我々は1階のカウンターに通されました。




【前菜3種盛り/フォカッチャ・イカ墨味のパン】
パスタランチは、パスタ・フォカッチャ・ドリンク・デザートがつき、前菜を追加すると+300円になります。
もちろんつけましたよ、前菜も!

いかにもイタリアらしい、野菜のマリネ・生ハム・オムレツです。
どれも程よい塩加減と、おいしいオリーブオイルの味がしました。

フォカッチャ・パンはなんとおかわり自由!
そしてその上おいしい!!
フォカッチャはローズマリーの香りが食欲をそそり、
イカ墨はパン生地に練りこんであるのに、しっかりと風味があります。
おかわりし損ね、ちょっと悔しいワタシ。。



【貝あさりとフレッシュトマト・アスパラの塩味パスタ 1,155円】
【青なんばんと豚肉のラグーソースのパスタ 1,050円】


わが姉妹の法則として、あっさり味:姉担当 こってり味:妹担当 デス(^ ^);
で、私は貝あさりのほうを。貝から旨みがでていて、底に残っていたスープも
おもわず皿を持ち上げて、飲み込んでしまったほど・・(苦笑)
麺も程よい固さで、シンプルで飽きのこない味でした。

そして妹担当の豚肉のラグーソース。
こちらは結構な辛さ!朝鮮人と呼ばれるほど激辛好きの私でも
汗が流れ落ちました・・・でもね~、とっても好みな味(^o^)
黒胡椒と粉チーズも絶妙。豚肉もミンチと塊がほどよくブレンドされた感じ。
意外にも貝あさりより細麺で、肉と食べても口のなかでもたつきませんでした。

【桃のシャーベット】
正直いって、このお値段でデザートまで
期待してませんでした。なんて良心的なんでしょう!!

それも今が旬の桃のシャーベット。量は少ないにしても
シャーベットの上に桃のジュレ?と果肉ものってるし。
女子的に、桃って惹かれますよね~
ほんと驚きました。


コスパが高いお店なので、人気でしょうね~
ピザも充実しているので、二人で来たときにはパスタ&ピザの楽しみ方もありますね。
夜も一度訪れたい店です(^o^)

そしてお会計のときに円山歩記の「かざしてスタンプ」で
ケータイをかざしてピッとスタンプを。
なんだかすごい世の中になりましたよねぇ。
どこのスタンプカードもこれならラクなのに・・・
さて、次はどの店に行こうかな?



イタリア食道 イル メルカート
札幌市中央区北1条西23丁目1-11
011-616-6880
11:30-15:00(14:30LO)
18:00-23:00(22:00LO)
定休日:火曜日

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