札幌100マイル

さっぽろ麺くいブログ2

札幌周辺のおいしい麺を求めて徘徊中。

2010年04月 の投稿一覧

【札幌市北区】国民食堂2

すっかりご無沙汰しておりました。姉:由季です。
ここ2週間ほど、あわただしい日々を送っておりまして、
この撮影のあと、翌日には実家から母がやってきました。
母に「何が食べたい?」と聞いたところ

「おいしいラーメンが食べたい。」

さすが麺くい娘たちの母親(笑)
というか、父をなくしてから、外に出かける機会が減っていて
特にラーメンを食べることがなくなったそう。
そういえば、妹が実家に帰ったときもラーメン食べてたね。


このとき、発寒イオンにいましたので、おいしいラーメン店として頭に浮かんだのは、
丸鶏庵さんと、国民食堂さん。
ルート的に、丸鶏庵さんがいいかと車を走らせると・・・・

「店主・一身上の理由で本日定休日とさせていただきます」

・・・orz

この界隈にもおいしいお店はいろいろあるのですが、
もう脳裏には国民食堂さんしかよぎりません。
山の手から、新川まで車を走らせます~~



【潮らーめん 650円】
こちらは母がオーダー。
こちらの店主さん、見た目はがっちりした印象なのですが(失礼)
とっても繊細な方なのでは、と思います。
この盛りつけ、ほんと美しいですね~
澄んだスープに、三つ葉がアーティスティックに配置されてます。
そして玉子まで入って、650円という価格設定。ニクいです!

スープは、鶏ベースに魚介系の風味がふんわり。
どちらが勝つわけでもなく、とても融合された旨みが広がりますね。

麺は札幌製麺さんの、白っぽいストレート麺。
旭川の低加水率の細麺っぽい感じがします。
スープの繊細さと相性がいいですね。


いわゆる札幌麺
【味噌らーめん 700円】
こちらは私オーダー。
鶏と魚介のスープ・ネオ正油とかなり迷いましたが、
国民食堂の「こってり」も食べてみたいと思ったのです。

やはりこちらも、目で楽しませてくれますね~
糸唐辛子があると、高級感を感じるのは私だけでしょうか(^ ^)
「おいしいよ」って訴えかけてくるようなビジュアルです。
スープを一口飲んでみると、スープの繊細さに
味噌のコクと野菜の甘さが溶け込んでますね。
うまさの中に、キレを感じます。

炒め野菜は、玉ねぎと白菜が。いい甘み出してます!
だいたいキャベツが入りそうなものですが、この繊細スープには、白菜もあいます。
ネット上ではキャベツというのもあったので、そのときの野菜の状況で変わるのかも。
今、野菜高いですからね。。

チャーシューは肉質は一見柔らかくなさそうなのに、ホロっとくずれます。
細めのメンマも、スープとの調和を考えたように思えます。

そして、麺。
こちらはいわゆる「札幌麺」。黄色い加水率の高い麺ですね。
「札幌の味噌ラーメン」を国民食堂流にしたのではと思います。
麺にコシと弾力がしっかりあります。
これはこれでおいしいのですが、
私は、潮らーめんの麺で食べたかったな~と思いました。
やはりこの繊細スープには細麺がいいかな、と・・・
あくまで個人的な感想ですので、このへんは好みになりますね。

ネットをみると「加藤麺」(旭川の製麺所)を選べるようですが
今回は見つけられなかったのです。(お昼だから?)
このスープ、旭川の低加水率の麺に合うと思う!
加藤麺で食べてみたいな~~


母も大満足の、おいしいラーメンでした。
最近濃い目のラーメンはハードルが高いのですが(汗
国民食堂さんは、全メニュー、コンプリートしたいほど
すっきりとして、味わい深いラーメンです。
次は、定番の正油をいただきたいです!!


国民食堂
札幌市北区新川3条11丁目10-21 タケナカビル1F
090-2053-9510
11:00-15:00/18:00-20:00
定休日:水曜日

【札幌市豊平区】 麺eiji 5(濃厚つけ麺祭り)

 日曜日の開店時間に『麺 eiji』さんに並ぶ松本兄弟。

我が兄弟の前には既に4名のお客様待ち。
久しぶりにeijiにお邪魔したら、相変わらずの人気ぶりに顎に手を置くほど。
(中尾彬風に→えらそう?)

姉:由季は1年振り。アタシ:靭は半年振りとまさしく『ごぶさた』
しておりました。

その間にeijiに食券機を置くようになり、営業日も若干変わっておりました。
食券を買う際は、やはりすぐに決まるように事前にメニューを把握した方がいいといつも思ってしまいます。(いつも食券の前で悩んでしまうので)
オーダー時にいつも心が揺れ動く靭でございます。(欲張っちゃうので)

カウンターにはやはり限定メニューの告知が。
今回の姉のお目当てはこれでして。

姉がこれを選ぶと分かっているので、アタシも新メニューのどれから選ぼうか迷う訳です。
ソルトン・辛いラーメン・辛いつけBUTO・濃豚つけBUTOのおじやモード・・・

開店し、食券を買おうと並ぶ間に様々な思いが駆け巡ります。(笑)



つけNIBO麺つけNIBOスープ
【濃豚つけNIBO (麺300g) 750円】
姉:由季オーダー。やはり麺は300g。
本日初の食事が300gの麺とはハードですねえ。(笑)

ドロドロ濃厚な豚骨スープに超太麺を絡ませる珠玉の濃い味のつけ麺。
その濃さにまたこれも濃い煮干しのアクセントと共に味わえるのが、姉オーダーの【濃豚つけNIBO】。

麺の上に乗っているのは、チャーシュー・茹でたキャベツ・メンマ。
茹でたキャベツの上には生姜が乗ってます。
スープはまさしく煮干しががっつり利いております。

そして濃厚な豚骨スープ。
つけNIBOのスタンダード版:濃豚つけBUTOも魚粉が使われておりますが、
このつけNIBOはかなり魚粉率高いっす。
でも喧嘩しないんだなあ・不思議なバランス。

←こちらが原型である
【濃豚つけBUTO(麺300g) 800円 】
(2008年撮影)
麺は通常・全粒粉入りの濃い色をした麺を使用しておりますが、
つけNIBOの麺は澄んだ色。
この麺の断面がちょっと複雑になっており、そのおかげで濃厚スープが麺に絡まりやすい。
麺・スープ どれも計算されておるのが分かります。
さすがeijiですなあ。美味い。



【辛いつけBUTO (300g) 800円】
靭オーダー。考えた結果これになりました。(汗)

eijiさんで辛いラーメンを出すのは初めて。
普通のラーメンか・つけ麺にするかかなり迷いましたが、
今日は 【松本兄弟つけ麺三昧】 と言うことで。
(どういうことだ?)

スタイルはやはり『濃豚つけBUTO』と同じで、スープの中に角切りチャーシューとメンマ・小口切りのネギが。

麺はやはり全粒粉入り。
麺の上には白髪ネギがトッピングされてます。

2008年の時より麺の色ちょっと薄い?
全粒粉入りなのに、麺がツルッつる。美肌の麺に絡まるスープが堪りません。
やはり今回の麺はちょっと断面がすこししっかりしている気がします。
噛み応えがある麺に濃厚なスープ。
スープにダイブしているメンマやごろごろ角切りチャーシューとの食感がまたイイ。

起き抜けにこの麺の量に濃厚スープ。
効くね~(爆)

以外とあっさりなスープ実はこのスープ。
濃厚は濃厚なんだが、辛さはそんなに辛くない。
これは万人受けする辛さ。
(姉にしたら物足りないかな?)

程ほどな辛さが逆に、スープを軽くさせている気がします。
以外とさっぱり食べられました。
勿論・つけ麺の醍醐味:割りスープも熱せられた茄子型の石を入れて美味しく頂きましたよ。
スープ割すると更にさっぱり。また違う美味しさが生まれます。
eijiさんの濃厚さを知ってからこの『辛いつけBUTO』を食して頂きたいなあ。(eijiの常連向け?)


eijiの駐車場案内食べている間もひっきりなしにお客様がやってくる。
さすがはeiji。いくら日曜・昼時とはいえね。
やはりeijiは鉄板(間違いない)ラーメン店ですね。
食券製にしたと聞いた時は、ちょっと「うーん」と思いましたが、ここまで繁盛店になったeijiさんではこのシステムの方がラクなんだと改めて思いました。

営業時間と定休日が若干変わっています。
eijiさんは働きすぎる勘が伺えてしまうので、身体大事にして美味しいラーメンを作っていただきたいものです。

地方の物産展に御呼ばれされたりするので、臨時休業のときもありますが、今度こそ・夜の部に参戦したいと思います。



『麺 eiji』 (めん エイジ)
札幌市豊平区平岸3条9丁目9-18 (平岸街道沿い)
011-813-7233
11:00~15:00 / 18:00~20:30
定休日:水曜日・第3火曜日(スープが無くなり次第終了)
駐車場:5台 




余談ですが、
本日:4月20日の北海道ローカル番組『イチオシ』で、
姉:まつもと由季が 調査隊のコーナーに出ます!

麺くいブログじゃなくて、姉のお弁当ブログでの話なのですが。(笑)
柳田調査員に料理を教えます。是非ご覧下さい。
(急すぎる告知)

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