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【島根県出雲市】荒木屋
Posted by menblog2 on 2011年2月19日(土) 00:34
先週の3連休で、島根県出雲-益田-広島県竹原市に行ってきました姉:由季です。
メインは酒蔵めぐりでしたが、そのときの様子は
100マイルでおなじみ??瓶燗王子が詳しく書いてますので
その1
その2
その3
そちらを見て頂くことにして、
出雲にきたら、出雲大社に行って出雲そば食べないと!!!と
騒いだワタクシ(爆)
こちらは縁結びの神様と呼ばれる、出雲大社です。
今はちょうど遷宮の時期にぶつかり本殿を見られないのが残念ですが
仮の本殿(拝殿)の注連縄は、本当に大きかった!!
10月には全国から神様が集まるという、出雲大社。
10月は漢字で「神無月」と書きますが、出雲だけは「神在月」になるんですよ~
やっぱりパワーがある場所だと感じましたね。
この写真から、皆様にもいい縁結びのパワーが伝わりますように!!
このとき、写真にはわからないけど結構な雪が降りまして、
北海道の寒さとは質が違いますね。風が身にしみます。
かなり寒かった・・・・
そしてやってきました、出雲そばの店・荒木屋さんです。
地元の酒蔵Eさんに出雲大社周辺で出雲そばのオススメをきいたところ、
こちらと近くの店の名前が出てきました。
実は行く前に、出雲観光協会がやっているツイッターのアプリ
「縁むすびったー」をチェックしていまして
自分のIDを入れると、縁が深い出雲の観光スポットを教えてくれるのです。
そして私はココ・荒木屋さんだったんです。・・・やっぱり麺なのね(笑)
ってことで、速攻で荒木屋さんに決定。観光客に人気があるんですね。
1F/2Fと広い席がありました。
Eさん、出雲大社と穴場スポットを案内してくださって
たぶん我々ではこんなに満喫できませんでした。
本当にありがとうございます!
出雲蕎麦といえば、割子そばです。
小さめの器に重ねて出てきます。
3枚から5枚まであるんですね。そして、1枚ごとに追加できます。
【天ぷら盛り合わせ 800円】
あまりにも寒くて、温かいものが食べたい!と
まず天ぷらをオーダー。
かぼちゃ・なす・ししとう・えび2本。もうちょっとあったかな?
えび2本はうれしい!
写真は見えずらいですが、抹茶塩がついてます。
衣はカリっとしていて、抹茶塩はかなりまろやかでした。
【釜あげそば 620円】
割子そばの前に、釜あげそばです。だって、めっちゃ寒かったんですから!!
釜からそのまま丼にうつし、だしを少々加えた出雲流の「かけそば」です。
だしの味が薄いので、そばの旨みをそのまま感じますね。
味がうすいと感じれば、卓上につゆが急須のようなものに入ってますので
それを加えます。
麺は細めですね。かなり柔らかいです。
蕎麦は挽きぐるみを使っているため、蕎麦の風味は強いですね。
【割子四代そば 1,380円】
待ってました、割子そば!!
何段食べるか、かなり迷ったのですが
釜あげも食べていたので、4段を二人でわけました。
普通の割子そばは、3段重ねで海苔・ねぎ・もみじおろしの薬味。
四代そばは、なめこおろし・有精卵・とろろがつきます。
そば湯が同時に出てきて、それも湯飲みに入って出てくるのが新鮮!
これが薬味をのせたところ。
つゆを上から「のの字」にかけると説明書きにありますが、
かなり勢いあまって渦巻状にかかった気が(笑)
普段食べているそばより、ちょっと柔らかいですね。
コシを求めている人には、物足りないかも。
だけど蕎麦の風味は強い!挽きぐるみだからでしょうね。
音威子府の黒い蕎麦を思い出しました。
つゆは、今まで食べたことない風味がありまして
何かな~と思ってたのですが、ネットで調べたらウルメイワシのようです。
ウルメイワシは熱帯・温帯の魚なので、北海道では夏場くらいしか群れがこないよう。
だからなじみがないのかな?
酸味も少ないし、独特の旨みがあって地域性が出てるな~と思いました。
器に残ったつゆは、次に食べる割子の器に入れて
最後にそば湯と共に飲み干すスタイル。
この器だったら、そば湯は湯のみくらいでいいのかも~
この他にも、お酒にあうおいしいグルメを頂いたので、ちょっとご紹介。
【島根県出雲市・こん吉堂】
出雲でおいしくてこだわった日本酒が頂ける店、こん吉堂。
入り口の暖簾が、「夏子の酒」作者:尾瀬あきら先生の似顔絵!
もうここから、日本酒フリークにはたまらないんでしょうね~
料理は粉ものがメインのお店で、明石焼きが看板メニュー。
明石焼きはたこ焼きのような卵焼き。だしをつけて頂きます。
私はたこ焼きのソースが苦手で、昔から明石焼きが好きだったので
とってもうれしかった!フワフワ・トロトロです。
そしてほんと驚いたのが、もち米と黒米に包まれたシュウマイ!
ふわモチっとして、旨みも閉じ込められています。
これ、お弁当に使える!!
右はしじみの佃煮。すみません、すでに酔っ払って写真まっ黒・・
このしじみは出雲近くの神西湖でとれたもの。
しじみと言えば島根の宍道湖が有名ですが、地元では
神西湖のものが特に美味しいといわれているようです。
しじみの小さい実のなかに、うまみぎっしり!
天穏のイケメン杜氏、札幌出身の全日本酒プロレス代表・ならさんほか
蔵人さんたちと楽しい時間を過ごすことができました。
【島根県益田市 かすり】
地元では本当に人気があるらしく、店内かなり激混み。
お魚と日本全国から集められた日本酒の豊富さにビックリです!!
そして待ってました、刺身!!魚は刺身が一番好きなんです!!
それに山陰のお魚っておいしそうじゃないですか。北海道とは獲れる魚も違うし。
身もしっかりしていて、脂も乗っていておいしかったな~
そして驚いたのが、さばの粕漬けをあぶったもの。
見たことなかったです!塩がしっかり効いているので
日本酒をチビチビ愉しみながら、つまむのは至福です(^o^)
そして、一度食べてみたかったノドグロ!(アカムツともいうそうです)
高級魚といわれていますね。福島以南にしかいないので
北海道ではあまりお目にかかりません!
私が煮つけか、塩焼きか悩み、オススメを・・・と言ったら
扶桑鶴の大畑専務、どちらも頼んでくれたじゃないですか!
身は厚くて、ふんわり。脂が身に混ざりこんでるらしく
旨みもしっかりありますね。・・・ああ、また食べたい。。。
かなりの弾丸ツアーだったのですが、
出会った酒蔵の皆様のおかげで
楽しい出会いと、おいしい食事でかなり充実した旅でした。
また行きたいです!!!
最後に、なぜ瓶燗王子と一緒に?と思われたアナタ。
ご興味があれば、こちらの下のほうに詳細が。