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自切・小さな頃の記憶。
Posted by zooyoshida on 2007年10月3日(水) 18:31
ニホントカゲの自切。
小学1~2年の頃だったかな。カナヘビを捕まえて飼育したことがありました。何匹
も捕まえたのですが、そのうちの数匹は尾が取れちゃいました。生き残った何匹かは
尾が生えてきましたが、「きれいに生えなかった」記憶がありました。今年の7月23
日にニホントカゲが3匹手に入りました。自切した個体が2匹と、していない個体が1
匹です。尾が伸びるまでの様子を確認したくて観察しようと思いましたが、なかなか
忙しくて観察できませんでした。
7月23日に自切しました。
54日後の9月15日現在、生えていました。思ったよりきれいな形でした。
同じく自切しました。
同じく生えてきました。色もきれいでした。
左にいるのが自切していない個体です。
真ん中にいるのは自切していない個体ですが、地味な色に変化してきました。
日本トカゲの幼体は、青い尾と黒地に白い縦のストライプをもつ、とても綺麗なトカゲ
です。成長するにつれて地味な茶色の体色に変化していきます。
小さなころ見たあの鮮やかな色は今でもまぶたに焼きついています。
尾の自切行動。物理的な刺激が加わるとすぐに切れてしまう。切れた尾は激しく動
くため、天敵は尾に注意を向け、その間に逃げのびることができるのです。
尾を押さえられると、押さえられた部分よりも根もとに近い個所であっさりと自切して
しまう。尾が筋節(きんせつ)と呼ばれる筋肉の節からできており、節と節との間が骨
も含めて非常にはずれやすい構造になっているのです。
小さな頃の記憶では、いびつな形になった尾が浮かんできます。以前、ウーパー
ルーパー(ゴールデン・アホロートル)の前足が、食いちぎられた時、再生してきまし
たが、かなりいびつな感じになったので、そういう記憶もごちゃ混ぜになっているので
しょうか?
本に2回目自切は出来ないことが多いと書いてありましたが、本当だとしたら次は
食べられるのかな。
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